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巨人が世に帰る -- Red HatがデスクトップLinuxに戻ってくる

今回のもとネタはこちら
『巨人回归江湖---红帽重返桌面Linux』

【翻訳文】
Linux大手 -- Red Hatはかつてデスクトップ市場での勢力が大きく、非常に多くのユーザーに人気を博したLinuxディストリビューションをリリースしていたが、その勢いが過ぎたあと、Red Hatはその勢いが無限にある分野から離れることを選択してしまった。Red HatのCEO JimWhitehurst氏はその原因を次のとおりに説明している : ”あるLinuxベンダーは100個の製品を販売することで100万米ドルの収入を得ているが、あるベンダーは相反して、数百万の製品を販売しているにも関わらず100米ドルの収益しかあげていない。Red Hatがどちらに属すべきかわかるのではないだろうか?”

しかし、少し前に、Red Hatは新たな仮想化技術を発表した。これはすなわちXenからKVMへの仮想化の方針転換を表していて、仮想化の方針転換の一環として、Red HatはKVMだけを利用するのではなく、それにはSolidICE/SPICE(独立したコンピュータの簡易プロトコル)デスクトップ仮想化と管理ソフトも含めた、新たなサーバーベースのデスクトップ仮想化システムを出してきた。

これはかつて無限の勢いを持つLinuxデスクトップ業界に帰ってくるということを意味するのだろうか?業界のこれらの疑問に直面した際、Red Hat CTOのBrian Stevens氏はこの疑問に対し次のように肯定的な回答をし、次のように語った : ”そうです、Red Hatは確かにLinuxデスクトップ市場に戻った。”

それでは、結局何がRed Hatにデスクトップ市場に対し再度大きな熱意を芽生えさせたのか?その理由はSolidICE/SPICEと仮想デスクトップ管理スイートがデスクトップ市場を面白いものに変えさせたことだ。その他に、Stevens氏は補足して、これはLinuxデスクトップに良い報せをもたらすだけではないと語った。”このオープンソースソフトウェアはWindowsまたはLinuxのデスクトップの管理上の問題を解決する製品だ。なぜなら、仮想化プラットフォーム上のRed Hatデスクトップで開発環境を1つ運用するのも大変意義のあることだが、我々はWindowsとLinuxを一緒に仮想化させることもできる。ユーザにとって良いのは、我々の仮想化技術はWindowsの仮想化かLinuxの仮想化かという頭の痛い問題を取り除くことができるので、同時に2者を利用可能にできることだ。”

具体的には、新しいRed Hat仮想デスクトップ(Red Hat Desktop)はRed Hat Enterpirseデスクトップ仮想化マネージャ(Red Hat Enterprise Virtualization Manager for Desktops)の配下に位置する。Red Hatによると、このデスクトップ仮想化管理システムはWindowsデスクトップまたはLinuxデスクトップの費用対効果を3から5倍に高めることができるとのことだ。

またWindowsまたはLinuxデスクトップはRed Hat Enterprise仮想化管理プラットフォーム(Red Hat Enterprise Virtualization Hypervisor)上で運用される。SolidICEとSPICEのリモートシェーディング技術を利用すると、仮想化されたRed Hat Desktopはシンクライアント方式にはできない。これは機能が非常に完成されたデスクトップで、高精細のビデオ処理やビデオ会議ですらも何の問題もない。強力なサーバーで十分な高速ネットワークの環境では、Red HatはWindowsもしくはLinuxデスクトップでユーザーに完璧なデスクトップ体験をもたらすことが期待されており、性能あるいは機能のトレードオフの問題は気にする必要がない。

Red Hatは現在Linuxデスクトップの技術では経験も継続性も下降している。Red HatはかつてLinuxデスクトップビジネスを放棄したが、その原因は正規版Linuxデスクトップ製品を利用してお金を稼ぐ有効な計画を見つけられなかったからだ。

しかし、デスクトップビジネスを放棄したと言うのはデスクトップ技術を放棄したと言う意味にはならない。相反して、Red HatはずっとLinuxデスクトップシステムの改善に力を入れてきて、例えばPulseAudioとPackageKitを例とすると、前者はLinuxのオーディオ再生を大幅に改善し、後者もソフトウェアのインストールと管理を非常に容易にした。ただしRed Hat Personal Desktopの中には、これらの改善は見られない。しかし、それらはFedora 10とRed Hatコミュニティ版Linuxに収録されている。

今は、すべてに変化がおこってており、Red Hatは企業の業務発展の計画の中でLinuxデスクトップビジネスを以下に有効的に整合するかを発見し、かつてのLinuxデスクトップの王Red Hatは正式に帰ってきた。今年の夏の終わりに十分ありえることは、RHEL 5.4リリースの後久しぶりに熟練されたRed Hat Linuxが戻ってきたことを見られるだろう。


【書評】
Red Hat社はLinuxデスクトップへの取り組みに関しては二転三転している。2003年9月を最後に”Red Hat xx”と言う廉価なバージョンを止め、その開発をFedora Projectに権限委譲した。その後、2004年にRed Hat Desktopを発表したが(関連記事)、あまり本腰を入れているようには思えなかった。その後2008年4月にはコンシューマ向けデスクトップの開発を一切打ちきると発表した(関連記事)。今回のデスクトップ戦略は先にも取り上げた(参照記事)新たな仮想化戦略に基づくもので、Linuxデスクトップの新たな戦略と言う風にはとらえられない。
ただ、仮想デスクトップへの取り組み自体は、XenDesktopも引き合いが増えていると聞くし、大量のまたは増えていくクライアントをどう効率よく管理していくかの解決策として、今後も要注目である。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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