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Linuxファウンデーション : 既にマイクロソフトへの反撃を準備

今回のもとネタはこちら
『Linux基金会:已做好反击微软准备』

【翻訳文】
3月1日のニュース、Linuxファウンデーション(the Linux Foundation)は改めて、もしマイクロソフトがオランダのカーナビゲーションシステム開発ベンダーのTomTom社に対し起こしている訴訟がLinuxカーネルに関連するなら、当ファウンデーションはマイクロソフトといつでも”開戦する”つもりであると宣言した。

海外メディアの報道によると、マイクロソフトは水曜日に、同社は米国のある地域連邦法院と米国国際貿易委員会に訴訟を提出し、TomTom社はマイクロソフトの特許を8項目侵害し、そのうち5項目はカーナビゲーション関連で、残りの3つはファイル管理技術であると発表した。TomTom社のGPSデバイスが採用しているのはLinuxシステムで、マイクロソフトは長年に渡りLinuxは同社の特許を侵害していると言いつづけてきたが、この件がマイクロソフトがLinuxが(同社の特許を)侵害しているとみなした初めてのケースだ。

2007年、マイクロソフトはLinuxがマイクロソフトの特許を235件も侵害していると公表した。その後、マイクロソフトはいくつかの特許契約を結んだが、もっとも有名なのはNovellとのもので、特許訴訟からユーザーを保護するものだ。マイクロソフトは一年前も個別の開発者に対して訴訟を起こすことはありえないと宣言したが、Linuxを利用している企業に対しては訴訟を未だ保留している。

Linuxファウンデーションのエグゼクティブディレクター ジム・ゼムリン(Jim Zemlin)氏は関係者に”冷静を保つ”よう呼びかけた。この前に、マイクロソフトの次席法務顧問は、マイクロソフトの特許侵害訴訟はTomTom社のGPSグラフィックソフトウェアのみに向けられたもので、Linuxにむけられたものではないと語った。

しかしゼムリン氏はオープンソースコミュニティに向けて、Linuxファウンデーションとオープンソースイノベーションネットワーク(Open Invention* Network)は十分な資金を保持しており、必要に応じてLinuxの利益を保護するため積極的に対応することを約束した。TomTom社のGPSグラフィックソフトウェアはLinuxカーネルを採用しており、以下はゼムリン氏のBlogの原文である。


冷静を保とう

目下のマイクロソフトとTomTom社の訴訟は両社間のGPSグラフィックソフトウェアにおける特許権の発生に関する相違に限られており、まだこの訴訟がLinux関連技術に影響を及ぼすかの結論は時期も早く難しいので、皆冷静を保つ必要がある。如何なる特許訴訟でも特許が侵害されたと言う声明でも、最終的に特許が有効なのか否かおよび侵害の事実が成立するか否かが最終的に明かになるが、これは一般的に長い期間が必要である。いずれにせよ、この訴訟がLinuxに及んだとしても(実際は、マイクロソフト知的財産副社長兼次席法務顧問のHoracio Gutierrez氏)は既に、Linuxは訴訟対象ではないと語っている)、Linux関連団体は訴訟に応じる十分なリソースを持っていると信じてほしい。

最善の結果

我々は真摯にマイクロソフトが、同様な訴訟はソフトウェア産業全体の負担にしかならず、双方の顧客の最大利益には合致しないということを理解してほしいと思っている。顧客は終わりのない訴訟を見たいと思っておらず、彼らの最大の願望は、ソフトウェア企業が革新的な製品の開発に専念することであると信じている。

最悪のシナリオ

Linuxファウンデーションとそのパートナーであるオープンイノベーションネットワークは密接に連携して、すべてのメンバーがLinuxを保護するため訴訟に応じる準備を積極的に行っており、自身の能力には自信を持っている。実際、同様な訴訟は我々のビジネスモデルと法体系の不備などによる副産物だ。注意深く見守り、いつでも反撃の準備をしておくことにする。

木曜日、オープンソース業界のリーダーたちは続々と、マイクロソフトの一連の行動はオープンソースへの挑発であると発言した。ソフトウェアフリーダム法律センター(SFLC)責任者アーベン・モグレン(Eben Moglen)氏は次のように語った : ”マイクロソフトの行動は威嚇行為であり、人々はソフトウェアの自由を提唱し奮起と自衛をすべきで、我々の組織は対応措置を取るために、状況を評価しだした。”モグレン氏は今回のマイクロソフトの軽率な行動はここ数年のオープンソース業界との関係強化の努力を相殺してしまうもので、それはずっと唱えてきた”平和的手段とオープンソース業界との協力の努力”に疑問を持たれてしまうだろうと考えている。

著名なオープンソース団体のSambaのリーダーであるジェレミーアリソン(Jeremy Allison)氏も電子メールで次のように語った : ”これは本当に意外なことだったが、マイクロソフトは依然としてこの様な状況下であっても、フリー/オープンソースソフトウェア開発業界と良好な関係を維持したいと考えているに違いなく、現在はマイクロソフトに対する反撃という強行手段はビロードの手袋の下にしまっておこう。”


【書評】
マイクロソフトが蘭TomTom社を特許侵害で訴えた件に対するOSS業界の反応である。特許侵害の発表原文はこちらで確認できる。彼らのGPSシステムがLinuxをベースに作られていたと言うことで、ここで書かれているとおりLinuxそのものに問題がある、と言う提訴ではない。また、CNETのUSサイトが上記2件の訴状をPDFであげているが(関連リンク1関連リンク2)、Linuxに言及している部分はない。以前、Linuxがマイクロソフトの特許を235件も侵害していると言う発言の時には、FUDであるとの意見が相次いだ(関連記事)名残りの反応だろうが、今は冷静を保ち事態を見守るのが最適であろう。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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