スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Red Hat 09年の仮想化戦略と将来の主要な計画を発表

今回のもとネタはこちら
『红帽发布09虚拟化策略和未来主要计划』

【翻訳文】
2月24日、Red Hat社は北京で記者会見を開き、2009年の仮想化戦略と将来の主要な計画を発表した。

仮想化はまさに企業におけるIT資産の導入及び管理の方法を変革しつつあり、これは既に業界の共通認識となっている。しかし注目に値することは、現在仮想化技術の応用は日増しに増加しており、大きな投資へのリターンを生み出してはいるが、多くの顧客は企業および業務のキーとなる環境には仮想化を採用していない -- 第三者の統計によると、仮想マシンは依然としてデータセンターのサーバーの20%未満しか占有しておらず、同時に現在のx86仮想化ソリューションは通常キーではない業務部分かあるいは開発およびテスト環境で導入されている。

IDCの分析によると、これは主に仮想化の推進に多くのボトルネックが存在するのが原因で、その中でも最も主要な原因は多くの人が仮想化とは何かということを理解していないこと、および仮想化ソフトウェアの価格が高価なこともある。

このような状況下での、Red Hat社2009年仮想化戦略の発表はまさにタイムリーであった。本日の発表会でRed Hat中国地域総裁の胡柏林氏は、企業は高性能, 高セキュリティ, 管理性に富んだ基礎フレームワークを提供し、それをデータセンターの内外の間をクラウド環境に跨がせるので、運用範囲の幅広さが企業の負担となっていると認識している。彼は同時に、製品価格はある程度現在の価格より安くなっていくとも語った。

グローバルなオープンソースソリューションのリーダーとして、Red Hatは仮想化分野で優位な立場に位置している。その歴史は2006年4月に正式発表した”仮想化統合”戦略に遡ることができ、2008年9月Red HatはKVM、SolidICE/SPICEと管理技術を含めQumranet社を買収し、これは次世代の仮想化の基礎基盤を提供した。最近Red Hatはライバルであるマイクロソフトと仮想化の相互運用性強化で初の提携を行った。

わかっているのは、その他の仮想化ソリューションと比較して、Red Hatは専門ソフトウェアが提供できない優位性を提供していることだ : オープンスタンダード, 真のマルチベンダーサポート及び導入と運用における高度な柔軟性。今回の発表会でも4つの主要コンポーネントを含んだRed Hatのエンタープライズ仮想化製品群を紹介していた。

Red Hat Enterprise Linux : Red Hatの仮想化製品群の将来の研究開発の方向性はKVMをベースにしており、これはRed HatをLinux Osの一部分として仮想化技術の研究開発を行っている唯一のベンダーにならしめている。現在Xenベースの仮想化はRed Hat Enterprise Linux 5の製品サポート期間内は継続してサポートしている。Red Hatもさまざまなツールやサービス提供し多くのユーザーをRed Hat Enterprise Linux 5のXen技術からKVMに移行させている。

Red Hatエンタープライズサーバー仮想化管理 : 強大な仮想化を管理する新しい機能を持ったソリューションで、それは業界初の完全な仮想サーバーの統合と仮想デスクトップを管理するオープンソースの製品だ。その機能にはライブマイグレーション, 高可用性, システムスケジューリング, 電力管理, 画像管理, スナップショット, 監視, 報告などが含まれる。Red Hatエンタープライズサーバーの仮想化管理ソリューションはRed Hat Enterprise Server 5およびRed Hatエンタープライズ仮想化のHypervisorを管理可能である。

Red Hatエンタープライズデスクトップ仮想化管理 : 新しい仮想デスクトップ管理システムは、QumranetのSolidICEをベースにしSPICEリモート技術はLinuxとWindowsのデスクトップに業界トップクラスの費用対効果の高いVDIを提供している。

Red Hatエンタープライズ仮想化Hypervisor : 新しい独立したhypervisor、その設計理念はRed Hatのパートナーと顧客が仮想マシンで軽量, 高性能な仮想化のフレームワークを作れるかということに基づいている。

Red Hatは次の3~18ヶ月の間に続々とRed Hatエンタープライズ仮想化パッケージ製品を出していく方針で、最初の出荷は2009年半ば頃とのことだ。

Intelの仮想化技術の先進性とRed Hatエンタープライズ仮想化製品群の組み合わせると、IntelとRed Hatはユーザーに卓越した拡張性と俊敏なソリューションを提供可能になる。Intelのソフトウェア&サービスグループ副社長兼システムソフトウェア部門事業部長のDoug Fisher氏は次のように語る : ”ユーザーがまさに望んでいることは容易に導入と管理ができる先進的な仮想化ソリューションで、Intelはハードウェアの性能アップなどの支援のため技術を提供しKVMとXenのようなオープンソース仮想化プロジェクトに貢献している。Intelの仮想化技術により、Intel Xeonチップ搭載サーバをベースにオープンソースの革新とRed Hatエンタープライズ仮想化製品シリーズとの強力な組み合わせは革新的な仮想化ソリューションを提供し業界のニーズを満たしていける。”

Red Hatグローバル副社長兼製品および技術総裁のPaul Cormierは次のように語る : ”本日のRed Hat社の戦略と仮想化ロードマップの発表は、完全な仮想化ソリューションとして、我々の強大なOSを統合し、次世代の仮想化技術と高品質でスケーラブルな管理ツールで、Red Hatはユニークなポジションを占めていく。この仮想化ソリューションのセットで、Red Hatは壁を取り除き、仮想化とクラウドコンピューティングは今日の企業に普及していくであろう。”

IBM Linux戦略ディレクター、Inna Kuznetsova氏は次のように語る : ”Linuxの仮想化は急速にそれがエンタープライズクラスの強大で高い拡張性をもった技術であることを証明しており、Red Hat Enterprise Linuxは既にIBM POWERシステムとSystem Zメインフレームプラットフォームでの仮想化機能の動作をサポートしている。我々はKVM hypervisor及びRed Hat Enterprise Linuxとの統合が我々System Xの顧客がオープンソースソリューションがもたらす経済的で柔軟的な利点を享受できるよう期待している。IBMは顧客のために業界トップクラスの仮想化ソリューションを提供しており、我々はRed Hatに力を借りLinuxの仮想化と我々のSystem X, POWER, System Zプラットフォームとで恩恵と成功体験をもたらしていく”


【書評】
Red Hatは当然XenもサポートしているがLinux Kernelに取り込まれているKVMを仮想化の中心に置いている。KVMの特徴は『KVMによる仮想化環境では、仮想マシンを単なるユーザー・プロセスとして扱えるので、従来のLinux管理ノウハウを生かすことができる』と言うところにある。
仮想化技術はVMwareが先行しXenが追いかけその後をSunのxVM Virtual Boxが2,3歩遅れて追従、と言う感が中国でもあるが、Red Hatが本腰をいれればKVMが一気に台頭、と言うシナリオも出てくるかもしれない。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

コメント

非公開コメント

記事配信サイト
当ブログの記事は下記サイトにも配信されています。

あなたの中国力をUP


アジアへの扉、サーチナ。"
Twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Translate these articles.
最新記事
Google Translate
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

熊猫

Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

リンク
RSSリンクの表示
人気ランキング
皆さんのクリックがモチベーションです(^^;)
検索フォーム
FC2カウンター
最新コメント
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。