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携帯電話OSが続々とオープンソースに オープン標準が未来の主流になる

今回のもとネタはこちら
『手机操作系统陆续开源 开放标准将成未来主流』

【翻訳文】
1)オープン形式OS Android数多くの業界支持を獲得
2008年9月23日、 T-mobileは初のGoogle携帯電話であるT-Mobile G1を発表し、これはGoogleのAndroid OS が市場に参入したことを示していた。

AndroidはGoogleがモバイルデバイス開発のプラットフォームおよびOSとして所有しているもので、OS, ミドルウェア, 使いやすいユーザーインターフェースおよび各種アプリケーションソフトウェアが含まれている。2007年11月5日、Googleが提案したオープンモバイルアライアンス(Open Handset Alliance)が設立され、インテル, モトローラ, クアルコム, HTC, LG, ソニーエリクソン, ARMなど30社以上が参加、Androidのサポートを表明した。

キャリアも続々とAndroidサポートを表明した。日本のNTT Docomoも今後はAndroid携帯電話の開発に重点を置き、あわせて自身のi-modeサービスも適用していくと表明した。台湾のキャリア中華電信も2008年末にAndroid携帯電話を台湾市場に投入することを検討していた。T-Mobile, Sprint Nextel, 中国移動, Vodafoneもオープンモバイルアライアンスに参加している。

携帯電話製造メーカーもGoogle Android携帯電話に大きな期待をしている。08年10月29日、ASUSは来年第一四半期にAndroid携帯電話を出す計画であると発表し、HTCと市場で争っている ; レノボも来年中国移動と連携して中国市場向けのAndroid携帯電話を出していくと発表していた ; 2008年10月、経済危機および経営困難に直面し端末メーカーのモトローラも、携帯電話事業の未来の発展は完全にGoogleのAndroid OS にかかていると表明していた。

2) 競争への対応、ノキアSymbianを買収しオープンソース化を発表
2008年6月24日、ノキアは2.64億ユーロを費やしSymbian社の52%分の株を買い取り、買収後全額出資の会社となった。同時に、ノキアはソニーエリクソン, モトローラ, NTT, AT&T, LG 電子, サムスン電子, STMicroelectronics, テキサスインスツルメンツ, Vodafoneと連携し、Symbianアライアンスの設立を共同発表し、統一ソフトウェアプラットフォームの影響力拡大をねらった。

ノキアはSymbianアライアンスに無償でSymbian OS を公開したが、これはSymbianが非営利団体になる手助けとなり、先進的な携帯電話製造メーカー, キャリア, チップ製造メーカーを団結させ、汎用性あるオープン形式のプラットフォームを作り上げた。

2008年6月以来、合計52ヶ国で同組織に加入する予定であると発表されたが、その中には全て大手携帯電話製造メーカーが含まれていた。英国のチップ製造ベンダーARM, クレジットカードのVisa, 華為など10社がソフトウェアを無償で入手するために非営利組織である”Symbianファウンデーション”に加入する予定である。米国通信キャリアのAT&Tも12月初めに、Javaでの開発を見送り、Symbian OS を利用した端末を出していくと発表した。

その他、ノキアのオープンプラットフォームSymbianも、チップメーカーの歓迎を多く受けており、携帯電話チップメーカーのSTMicroelectronics(ST)は、ノキアがSymbianプラットフォームを統一しオープンソース化した動きは多くの携帯電話製造メーカーがサポートするために有益なものとなったと語った。

コメント :

Googleはモバイル端末分野の後発者として、Androidでオープンソース方式を用い迅速に市場を占有しようと試みており、同キャリアの積極的な協力と同時に、中小ベンダーがAndroid OS を採用することも受け入れている。しかもAndroidは現在中国移動, HTC, インテル, eBay, NTT Docomo, クアルコム, モトローラなどを含むキャリア, 端末メーカー, チップメーカーの大きな支持を得ている。その後NokiaもSymbianをオープンソースにすると発表し競争圧力をかけたので、OS のオープンソース化の傾向は逆戻りできないものになった。

オープンソースOS はスマートフォンの発展を更に一歩推進させた。第一に、OS の公開はチップベンダーにソフトウェアに対するハードウェアの設計を更に合理的にし、ソフトウェアを利用しハードウェアの優位性の発揮に最大の効能があった ; 第二に、OS の公開はサードパーティソフトウェア企業がターゲットとするソフトウェア開発の手助けとなり、さらに多くのサードパーティ製アプリケーションが提供された ; 第三に、OS の公開は携帯電話メーカーの生産コストを削減し、消費者の購買を促進した。このため、まちがいなく端末メーカー, チップメーカー、キャリアもすべて”オープンソース”のOS に目標を定め、これがスマートフォン発展の大きな要因となった。

モバイルインターネットの時代を迎え、オープンソースは携帯電話OS の主流となっているが、キャリアにとっては機会と挑戦が共存しているとも言える : オープンソースは携帯電話のコスト削減をもたらし、キャリアは容易にアプリケーションを開発でき、携帯端末は急速に普及し、これはキャリアにとって良いことである ; しかしもたらされた挑戦も巨大なものであり、キャリアの事業開発モデルとビジネスモデルには劇的な変化が発生する可能性があるのと、ユーザー端末のセキュリティ管理に更に力を入れる必要があるが、これはキャリアが積極的に取り組んでいかねばならないことである。


【書評】
現在、世界最大級のモバイル関連イベント『Mobile World Congress』がスペインで開催されている影響もあってか、携帯電話およびモバイル向けの記事が目立つ。中国市場においては(非公式販売ながら)iPhone、Symbian、Androidがやはり話題の中心である。中でもSymbian、Androidは2009年は中国市場において、旋風を巻き起こすであろうし、関連ビジネスが活況を呈することだろう。ここにLiMo陣営がどのように絡んでくるかも含め、興味は尽きない。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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