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アウトソーシング企業はオープンソースコミュニティで何が学べるか?

今回のもとネタはこちら
『外包企业可以向开源社区学什么?』

【翻訳文】
一見すると、アウトソーシングとオープンソース開発の間には何の関係もないように思える。しかし、注意深く観察してみると、発見ができ、アウトソーシングを通じて自身のプログラミングで企業の要求を満たすことについてオープンソースコミュニティの中での管理と工程などの方法から学ぶことができる。

非同期型開発とコミュニケーションの良いところ

Postgre SQLのコアグループメンバー兼Sun社オープンソースデータベースチームメンバーのJosh Berkus氏は、アウトソーシング企業はオープンソース開発コミュニティの中から学べる重要な教訓は、”オープンソースコミュニティは電話,チャット,会議などコミュニケーションによる非同期方式をことさら強調している - Eメール, Bug追跡, フォーラム, VCS(バージョン管理システム)更新, など非同期型方式 -”と指摘する。Berkus氏によると、非同期型開発の利点には次のようなものが含まれるとのことだ : 1.Eメールをコミュニケーション方式に採用した場合、受信者のタイムゾーンを気にしなくても良い。同期型の方法は往々にして人々を朝6時から夜の11時まで電話応対することを余儀なくさせ、これは全体的な作業効率と満足度を減らしてしまう。

2.非同期型方式は自身のインデックス審査を含む。Eメール, Bug追跡, これに類するツールは活動の記録を自動生成できる ; 同期して作業をしていない人も閲覧およびタイムリーに”流れ”をつかむことができる。Berkus氏は次のように言う : ”この種の追跡機能は議論の重複を軽減でき、マネージャーは更にスタッフの作業状況を把握できることになる”

3.効率アップ。Berkus氏は、コミュニケーションの同期型方式は非常に低効率であるが、会議は全ての人が会場にくるのを待ちその後始まるが、これは通常会議の半分の時間を占有してしまう。

4.非同期コミュニケーションはコミュニケーションにおける言語の障壁を解決する。The 451 GroupオープンソースアナリストのJay Layman氏は、開発サイクルの中で言語の違いは世界的に依然として明白な事柄である、と語る。EメールとWeb通信を使えば、英語が話せない人と会員が更に簡単に電子メールやWeb文書を読んだり翻訳したりできる。

しかしながら、Berkus氏の観点からすると、非同期コミュニケーションにも欠点がある : 対話のプロセスは多くの駆け引きを必要とし、往々にして数日もの時間がかかり、数時間だけの短い時間では解決できない。彼は次のように言う : ”これはオープンソースの開発者に電話, 会議など同期式の方法、あるいはある種の作業モデルの制定を必要とさせるようになり、多くのタスクを並行して継続させるようになった。”

どのようにしたら統制と動員がより簡単になるか?

Lyman氏は、オープンソースとアウトソーシングの活動の中で遭遇しているその他の課題は統制であると語る。オープンソースベンダーの幹部が直面している課題は、それらの動員とガイダンスは金銭が個人や団体に取って主要なモチベーションにはならないということだ。

Lyman氏は次のように語る : ”グローバルなアウトソーシング開発コミュニティの中でも似たような課題に遭遇しており、この様な活動のなかで、コミュニティメンバーとの直接的な関係は少ないかもしくはないので、統制することは更に困難だと思う。オープンソースコミュニティでも既に立証されているが、過剰な統制は不満を引き起こす可能性があるのと、あるいは創造性をなくしてしまう。”

GNOME 財団専務理事のStormy Peters氏は、アウトソーシング開発コミュニティのメンバーはオープンソースの中から非常に多くの教訓を学べ、且つそれは自身のチームにも応用可能で、自身の好きなツール集から開始可能だと言う。Peters氏は次のように解説する :”オープンソースソフトウェアプロジェクトは往々にしてEメール, メーリングリスト, IRC(インターネット中継対話)に頼らざるを得ない。”これはオープンソースソフトウェアプロジェクトが多方面から利益を得られるようにする :

1.透明度。全ての決定と討論は公の知るところとなる。誰が責任を負うべきで何に責任を負うべきかが非常に明確である。

2.能力至上主義。各人は全てその他の人が何を作っているかを知っており、同様にどのように作っているかも知っている。

3.権限をあたえる。各人全てに発言権がある。いかなる人でもIRCあるいはメーリングリストに参加できる。

4.歴史。いかなる人でもプロジェクト全体の歴史や状況を理解できる。

もちろん、オープンソースの開発メンバーとアウトソーシングの開発メンバーの重要な区別は基本的にモチベーションである。まさにKusnetzky Groupの総裁兼著名なアナリストであるDan Kusnetzky氏が次に述べているとおりである : ”オープンソースコミュニティは怒りによって駆動しているものだ。人々は特定のコードができることとできないことに対して怒りを覚えるので、問題を解決することに精力を傾けられる。アウトソーシングの開発メンバーは指示にしたがうだけで、彼らが知っていることでも理想としないことでも、彼らはそれに従うであろう。”

フリーソフトウェア, 戦略コンサルティングサービス企業であるNeary Consulting社はGNOME開発ベンダーの中でリーダー的な一社で、同社総裁のDave Neary氏は次のように語る : ”個人的な観点で言うと、私はアウトソーシングとフリーソフトウェアプロジェクトの共通点は多いとは思わない。両者の類似点と言えるところは、あなたが寝ている時間に姿の見えないハッカーたちが問題解決のため努力しているところだ。米国のあるGNOMEコミュニティメンバーはかつて欧州の同業者を”code gnomes”と呼んでいた。しかし、両者の管理方法は明らかに異なっている。コミュニティメンバーのすることなすこと対しての関心、ならびに彼らへの賞賛と作業の認可は彼らが参加するための最大限のキーファクターと成りうる。

この点を鑑みて、Neary氏は如何にアウトソーシング企業を成功させるかと如何に仕事に活力をもたらすかは非常に難しい問題だと考えている。彼は次のように言う : ”多くの優良企業の状況は既に明らかなものになっており、これらの会社にいる従業員は重要な家族のメンバーとされ、人工というよりは時間だ。インドや中国から来た最低賃金の博士などと比較しても彼らは低い賃金しか手にしていないが、これら企業の従業員の貢献はまったく遜色がない。”


【書評】
内容はタイトル負けしている感が否めないが、共通している部分として”非同期”をあげている。オープンソースの開発でもLinuxに代表されるように世界中のハッカーがインターネットを介して、”非同期”に開発を進めているが、米国<=>インドのアウトソーシングなどでも同様であろう。ただ、ここで伝えられているとおり、メールの文面だけだと伝わらないことが往々にしてある。また、文化の違い・言葉の壁などもあるが、これらを埋めていくのが、詳細な仕様書であり、UMLなどの仕様記述言語なのであろう。日本から見たアウトソーシング先は中国・インドなどが現在の主流であろうが、UMLなどは中国でも活発になってきているようである(関連サイト1関連サイト2)。また、アウトソーシングの一分でもあるオフショア開発の問題点・トラブル例などを様々に議論、共有している有用な団体もあるので紹介しておきたいと思う(関連サイト)。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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