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中国政府、オープンソース推進に6大援助策を発表

今回のもとネタはこちら
『中国政府出台六大举措助推开源产业』

【翻訳文】
最近開催された”2010年オープンソース中国 オープンソース世界サミット”上で、ENI経済と情報化の記者は工信部ソフトウェアとサービス局副局長の陳英氏が謝辞の中で述べていた声明で、中国政府が一連の作業を通して、積極的にオープンソース産業の発展を促進していくということに耳を傾けていた。彼は、工業と情報化部は従来よりオープンソースソフトウェアの発展を大変重要視してきたが、オープンソース産業の協力と発展を現在の自主的ソフトウェア発展の重要戦略の1つと捉えている”と語った。陳英副局長は、過去十数年の普及と推進は、ある種新たなものが生まれるように、オープンソースソフトウェアはだんだんとユーザーに受け入れられ、クラウドコンピューティング,モバイルインターネットなどの新しい技術,新産業,新モデルの台頭に伴い、オープンソースのモデルも日増しに多くの企業が最初に選ぶビジネスモデルや推進モデルになっていったので、オープンソースソフトウェアは世界のソフトウェア産業が発展するための活力となると当時に、中国ソフトウェア産業の発展に重要な機会と先進的な理念をもたらすようになったと考えている。

陳英氏は更に組織でオープンソース戦略を研究する上での説明を行ったが、工業と情報化部は一連の作業を開始し、効果的にオープンソース産業の発展を促進していくとのことであった。

第一に、政府のプロジェクトとしてオープンソースソフトウェアの研究開発と産業化を積極的にサポートする。

第二に、中国オープンソースソフトウェア推進連盟の設立を提唱し、中国オープンソースソフトウェア推進連盟の役割を十分に発揮し、オープンソースコミュニティの促進と公共サービスプラットフォームの構築をサポートし、業界全体発展のための公共サービスサポートを提供していく。

第三に、オープンソースソフトウェアの電子政府などの重点産業や分野での実験的な導入をサポートし適用を促進していく。

第四に、Linux互換性テストの認証と標準化作業の研究を促進し、完全なるオープンソースソフトウェアの標準体系を確立していく。

第五に、オープンソースソフトウェアのコンテストを実施し全国規模で普及やプロモーションなどの活動を行い、オープンソースソフトウェアの人材育成を強化していく。

第六に、オープンソースソフトウェアの協力度合いを高めつづけ、中日韓3ヶ国のIT局長会議及び中日韓オープンソースソフトウェアサミットの組織を起点に、全世界のオープンソースの力を結集し、国際交流,国内での協業の機会を作りだし、オープンソースソフトウェアの発展を促進し、五回続いているオープンソースサミットや8回開催された北東アジアOSS推進サミットを成功させられたのは、中国が既にオープンソース業界発展に重要な力となっていることを表しており、北東アジアOSS推進サミットも既に国家間のオープンソース協業のモデルとなっている。

そして、陳英氏は、”政府のリードと企業の積極参加があれば、中国のオープンソースソフトウェア業界は新たな急速な発展の段階に入っていける”と指摘した。

2009年は中国オープンソースソフトウェア発展のキーとなる1年で、金融危機でオープンソースソフトウェアが更に多くの市場機会を得ることができた。中国オープンソースソフトウェア推進連盟,オープンソースソフトウェア提供商及び開発者は、業界の人間と共同で努力し、Linuxなどのオープンソースソフトウェアは大きく発展し、市場シェアは拡大しつづけ、適用分野は広がりつづけ、適用レベルも深くなりつづけ、金融,電信,鉄道,電力,石油,公安,航空など重要分野やキーとなる場所で数多くの適用が進んだ。

クラウドコンピューティング,物聯网などの新技術や新業態が浮上してきて、中国移動などの大型通信キャリアもオープンソースソフトウェア技術の研究開発や適用に積極的で、良い結果をだしているので、今後も中国のオープンソースソフトウェアチームが更に拡大していくことが期待できる。

彼は、今まさにモバイルインターネットが台頭しており、端末でいうと、多くのスマートフォンがオープンソースソフトウェアをベースに研究開発されており、同時に、騰訊,アリババ,百度など、
国内のいくつかな著名,もしくは国際的にも著名なインターネット企業も、運営などに数多くのオープンソースソフトウェアやオープンソース技術をベースに活用しているが、彼らは良く実践できており、非常に良いチームであると言える。

陳英氏は、これらの企業が自社の業務をより良く行っていくと同時に、自身のオープンソース方面での実践を社会全体に貢献し、積極的にオープンソース事業に関わって欲しいと思っていると語った。

同時に、陳英氏は、”我々も、中国オープンソースソフトウェアの発展と欧米など先進諸国の差がどれくらいあるかを把握する必要があり、中国オープンソースソフトウェアの市場規模は依然として小さいので、産業発展の環境をより一歩完全なものにしていく必要がある”とも指摘した。

陳英氏は、”2010年オープンソース中国 オープンソース世界サミット”の謝辞の中で、同サミットがオープンソースソフトウェアの発展で直面する主要な問題に取り組み、モバイルインターネット,スマートモバイルデバイス,クラウドコンピューティングなどホットな話題に焦点を当て、オープンソース団体及び国際的な企業と、国内の企業,学校,研究団体や業界関係者と討議をし、オープンソースソフトウェア産業の協力と発展に貢献,提案を行っていることを賞賛していた。

陳英氏は中国のオープンソース産業発展の方向と目標は次のとおりであると指摘した。”今後我々は継続して関連部門と更にオープンソースソフトウェア産業の発展環境の最適化を進め、クラウドコンピューティング,物聯网など新たな動向にフォーカスし、中国オープンソース連盟を強化し、オープンソースソフトウェア力を巨大にし、オープンソースのチームやコミュニティの形成を急ぎ、オープンソースソフトウェア産業及び国際的な交流や協力を推奨し、オープンソースソフトウェアの広範な適用を促進し、中国のオープンソースソフトウェア事業をより大きくより強いものとし、中国ソフトウェア企業全体を発展させていく。”


【書評】
昨日と同様に6月29日、30日の日程で行われた「オープンソース中国 オープンソース世界サミット」における中国工信部ソフトウェアとサービス局副局長の陳英氏の謝辞である(関連記事)。中国政府がオープンソース推進を強めていることは何度かお伝えしたが(関連リンク)、今回改めて発表された形である。

今回の話の中に出てきた、クラウドコンピューティングと物聯网及びモバイルOSは現在の中国オープンソース業界のホットトピックであり、クラウドコンピューティングは中国移動など通信キャリアがオープンソースを利用して積極推進しているのと(関連記事)、物聯网に関しては政府主導のもとワーキンググループが編成され標準化を進めており(関連記事)、モバイルOSに関してはAndroidが人材育成含め活発化しているのと(関連記事)、Linux Foundationの中国支部が4月に設立されMeeGoの推進が始まっている(関連記事)。
また、その他としてもオープンソース活用に成功した企業としてあがっていた百度は既にオープンソース開発プラットフォームの提供を開始している(関連リンク)。

官が支援策などをこうじ、産と学が連携して推進される形で今後も中国のオープンソース業界は展開されていきそうである。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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