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LiMo、Linuxベースのスマートフォンを今年にリリース

今回のもとネタはこちら
『LiMo今年将推出基于Linux平台智能手机』

【翻訳文】
海外メディアの5月20日の報道によると、Linux企業のLiMo社は5月19日に、世界でも有名な3大モバイルキャリアが彼らの研究開発をベースにLiMoプラットフォーム(LinuxスマートフォンOS)ベースのモバイル製品を提供し、Google及びアップルなどの人気が高いスマートフォンに対抗していくと語った。

情報によると、これまでのところ、欧州地域ではボーダフォンがユーザーにLiMo搭載携帯電話を提供しているとのことだ。アジア地域では、韓国と日本で既に60種類ほどのLiMoベースのハンドヘルドデバイスが提供されている。

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LiMoのExecutive Directorモーガン・ギリス(Morgan Gillis)氏は世界科学技術フォーラムの場で次のように語った。”まずボーダフォンは既に我々が研究開発したLiMoプラットフォームを携帯電話に採用しており、その他世界でも著名な3大モバイルキャリアが今年中にそれぞれLiMoベースの製品を発売することになっている。”

ギリス氏が語っていた著名な3大モバイルキャリアとはフランステレコム,スペインテレフォニカ,米国Verizon或いはSKテレコムのことである。現在スマートフォン分野には市場をリードする4つのモバイルOSがあるが、それはノキア,アップル,Google,マイクロソフトが提供するOSである。

同時に、ギリス氏はノキアのSymbian Osは再びモバイルOS市場のリーダーに返り咲くだろうと考えている。ギリス氏は、”個人的にはSymbianには尚巨大な発展余地があると考えている。現在ノキアはSymbian OSの研究開発を行っているが、12から15ヶ月くらい経ったらユーザーは大変優れた次世代のSymbian OSを体験できるようになるであろう。”と語った。

ギリス氏は、モバイルOSの業界においては、リソースの統合が避けられない事態であると考えている。ギリス氏は、”将来において、モバイルOS業界は激しい競争の中で生き残れるのは5社もいないと個人的には考えている。それだけではなく、モバイル業界の中では必ず多くのものを束ねられるOSが現れると思うが、LiMoはそのような統合に適した特性を持ち合わせている。”と語った。


【書評】
LiMoは本文中では企業と紹介されていたが、実際はコンソーシアムであり正式名称はLiMo Foundationである(関連リンク)。

現在、スマートフォンを中心としたモバイルOS業界ではBlackBerry、Symbian、Android、iPhone、Windows Phoneといったところが5大巨頭といえ、そこに先日来紹介しているMeeGoやLiMoなどがどのように肉薄していくのか、というのが図式であると考える。その伝でいくと、ギリス氏が語っていた”将来的には5社もいない”という言葉を借りれば、どれかを駆逐するか、もしくは盛んに口にしていた”統合”を実現するしか方法はないであろう。この本文だけを見ると、後者の可能性が高いように感じ、仕切りにSymbianを持ち上げていたことからLiMoをSymbianと統合させていきたいと考えているのではないかと妄想してしまう。

LiMoとSymbianについてはそれぞれの土台となるプラットフォームが違うので、技術的には難しそうであるが、ビジネス的にはあり得ない話しでもないと感じる。

というのも、Symbianはノキアが今なお中心となって推進してはいるが、ノキア自身はインテルと共同でMeeGoを推進しているし、トップシェアを保っているとはいえ、現在そのシェアは下降の一途をたどっている。

LiMoも現時点、採用するベンダーやキャリアはいても本腰をいれて推進しているかと言われると、必ずしもそのような状況ではない。以前、LiMo Foundationは今年のMobile World Congressの場で主要キャリア24社で結成されたWACにラブコールを送っていたが(関連記事)、同団体のホームページやWebニュースなどを見ていても、その後の進展は無いようである。

モバイルOS業界は今後も競争が激化していくばかりであろうが、LiMoとSymbianの統合というのが実現していくのか、はたまた違った統合などが起こるのか、今後も要注目である。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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