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龍芯ブレードサーバコンポーネントが登場

今回のもとネタはこちら
『揭秘曙光龙芯刀片服务器主要组件』

【翻訳文】
2010年4月23日、中国製サーバは完全内製化への長い旅路において新たな段階に到達した。中国製サーバトップブランドの曙光は北京で”自主的な革新が未来をリードする”というテーマのもと曙光ブレードサーバ及びクラウドコンピューティング関連製品の発表会を盛大に行い、完全に自家製なサーバ製品である曙光ブレードサーバ及びクラウドコンピューティング関連製品を披露した。これは中国サーバ業界に新たな時代が訪れたことを意味するものである。中国国産サーバ全ラインナップの自主化と国産化という目標はついに実現したのである。

曙光龍芯ブレードサーバ製品の発売は、海外ベンダーによるサーバーのコア技術長期独占を打破するだけでなく、革新と突破のためのアーキテクチャで、完全に自主的な適用を実現した。この意義の高い発表は同会において、曙光社によりはじめて来賓及び社会に対し中国製フルラインナップ自主的革新のブレードサーバ製品という形で披露された。

0426LUPA-1
ブレード筐体

0426LUPA-2
SMP龍芯ブレード

0426LUPA-3
Path-Throughモジュール

0426LUPA-4
Infinibandモジュール

今回発表された曙光龍芯ブレードサーバ製品は完全な自主的知的財産権を持っており、セキュリティ,ECO,エネルギー効率などの優位性を持っているだけでなく、汎用的なCPUとOSによって曙光龍芯ブレードサーバのx86 CPU Linux OS上でのアプリケーションは安定運用が可能となっている。中でも、曙光龍芯ブレードサーバのマザーボードは曙光社が設計しており、CPUには中国が独自で研究開発を行ったLoongSon3A CPUが採用されており、BIOSには曙光のPMONをベースに二次開発された曙光龍芯BIOSが採用され、OSにはレッドフラッグ社のRedflag Linuxが採用されている。

エネルギー効率の面では、曙光龍芯ブレードサーバ製品は、龍芯3A単体での最大消費は15Wで、理論上のピーク値は16Gflopsなので、各CPU単体でのエネルギー効率は1.06Gflops/Wとなり、これは現在のx86 CPUの2倍以上である。SMP龍芯ブレードコンピュータ単体の最大消費は110Wを越えないくらいなので、単体のx86 CPUのエネルギー効率よりも低くなる場合も出てくる。

しかしながら、今回の曙光龍芯ブレードサーバ及びクラウドコンピューティング製品の発表で最も注目に値するのは性能ではなく、価格でもなく、独自のセキュリティ機能である。曙光社龍芯サーバ製品と曙光クラウドコンピューティング製品の誕生は、同分野の情報セキュリティが海外大手のコントロールを受けなくなり、中国人自らの手でコントロールでき、情報セキュリティの分野で受身な局面を変えていけるということを意味している。

0426LUPA-5
Gigabit (Ethernet) Switch Module

0426LUPA-6
管理モジュール

0426LUPA-7
電源モジュール

0426LUPA-8
龍芯ファイヤーウォール

サーバ設計の観点からは、曙光龍芯ブレードサーバのセキュリティはネットワークセキュリティの適用において国際的な競走でもイニシアチブを持てるほどで、強固な技術サポートと安全保障を提供できるものである。同時に、曙光龍芯ブレードサーバ製品の研究開発の成功は”核高基”プロジェクトの各方面に迅速に統合され、龍芯CPU産業化プロセスを促進し、レッドフラッグのLinux OS,人大金倉のデータベース,天融信のネットワークセキュリティシステム,織女星(Vega Grid)のクラウドコンピューティングソフトウェアなど関連する産業チェーンにも発展をもたらし、中国IT産業チェーン全体の発展の推進作用となり得るものである。


【書評】
龍芯は中国が独自に研究開発を進めているCPUで、それを採用した高性能コンピュータや(関連記事)ネットブックなどが発売されており(関連記事)、北京には専売店なども展開している(関連記事)。また、国家プロジェクトなどでも採用が進んでおり、江蘇省などでは全省の小中学校5,000箇所に15万台の龍芯コンピュータを納入していくプロジェクトが遂行されている(関連記事)。
今回はクラウドコンピューティングをテーマに様々な製品が発売されたわけだが、サーバを大量に利用して実現するクラウドコンピューティングの環境ではブレードサーバというのは利にかなった製品であり、そのためか今回のテーマは各方面で記事として取り上げられている。
中国においては今回の本文において採算出てきた「自主的知的財産権」の確立が非常に重視されており、ITの分野では今回のCPUやOS、データベース、オフィス製品などが重点分野となっている。以前は、龍芯のプロジェクトはハードウェア独立で進められていた感もあるが、専門家も指摘していたとおり(関連記事)、ソフトウェアと一体化したプロジェクトに変わりつつあるのが本文からも窺える。

高性能コンピュータ、サーバ、ネットブックなどで製品を展開してきている龍芯であるが、今後はネットブックからタブレットに主流が変わりつつある市場背景からも、国産LinuxベンダーのOS、例えばレッドフラッグの”InMini(関連記事)”などを搭載した製品を展開してきても何ら不思議はない。今後の動向にも要注目である。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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