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中国ネットユーザーのLinuxインストール率はわずか0.4%

今回のもとネタはこちら
『报告称我国网民PC安装Linux系统率仅0.4%』

【翻訳文】
中国インターネット情報センター(CNNIC)は本日《2009年中国ネットユーザー情報セキュリティ状況調査レポート》をリリースしたが、同報告によると、ネットユーザーが使用している個人用コンピュータの76.3%にはWindows Osがインストールされており、Linuxのインストールはわずか0.4%で、その他22.4%のネットユーザーは個人用コンピュータにインストールされているOSの名称はわからなかったとのことだ。


(一) ネットユーザーが常用するコンピュータ数
個人利用のコンピュータへのニーズ増大とコンピュータハードウェアのコモディティ化に伴い、中国国内のネットユーザーは1人1台以上のコンピュータを持つ人がだんだんと増えてきている(デスクトップとノートコンピュータが対象で、今回の調査にはPDAやスマートフォンは含まれていない)。

調査結果によると、現在中国国内のネットユーザーは、通常1台のコンピュータを使用しているネットユーザーは54.6%おり、2008年から10%下がっているとのことだ。通常2台のコンピュータを使用しているネットユーザー数は全ネットユーザーの3分の1近くにもなっており、コンピュータを3台以上利用するユーザーは12.3%を超えるほどになっている。中国国民の経済的な発展水準および普及速度の観点から見て、将来的に中国国内の個人が所有するコンピュータ数は継続的に増えていくはずである。

0331LUPA-1
中国国内ネットユーザーが日頃利用しているコンピュータ数


(二)ネットユーザーが常用しているOS
調査結果によると、ネットユーザーが利用しているコンピュータの76.3%にWindowsがインストールされており、Linuxはわずか0.4%しかインストールされておらず、その他22.4%のネットユーザーはコンピュータにどんなOSが使われているかわかっていなかったとのことだ。

0331LUPA-3
ネットユーザーが常用するOS


(三)ネットユーザーが常用するネットワークアプリ
今回ネットユーザーに常用しているネットワークアプリについての調査を行ったが、調査対象者が常用しているネットワークアプリケーションは分類別トップ3は以下のとおりである。Webニュースポータルサイトは中国国内のネットユーザーが最も利用するネットワークアプリであり、Webニュースポータルは1番目,2番目,3番目によく利用するネットワークアプリという質問すべてにおいて、トップに位置づけられた。

その次はオンラインエンターテインメント(オンラインゲーム、オンライン音楽など)で、1番使うアプリという項目で第2位にランクされており、利用率は24.5%であった。オンライン通信(ネットワークソーシャル、チャットなど)もネットユーザーがインターネットで行う重要な活動で、1番目,2番目,3番目に利用するアプリランキングでそれぞれ25%程度を示していた。

0331LUPA-2
ネットユーザーが常用するネットワークアプリケーショントップ3


年齢層ごとに一番に選択するネットワークアプリには異なる理由があり、20歳以下のネットユーザーはエンターテインメント性を重視しており、オンラインエンターテインメント(オンラインゲーム、オンライン音楽など)とオンライン通信(ネットワークソーシャル、チャットなど)のアプリケーションがその他の年代と比べ利用選択される率が高かった。30~39歳のネットユーザーはネットオフィス(電子メールなど),電子商取引,ネット株式など仕事に関連するアプリの率が高かった。40歳以上のネットユーザーが最も利用するアプリはWebニュースポータルサイトであった。

ネットユーザーが常用するネットワークアプリは職業ごとでも違いが明確にあった。学生たちが最も利用するネットワークアプリはオンラインエンターテインメント(オンラインゲーム、オンライン音楽など)とオンライン通信(ネットワークソーシャル、チャットなど)であった。フリーランスと自営業者は電子商取引,ネット株式の忠実なユーザーであった。会社員や作業員は仕事上必要なため、最も利用するのはネットオフィス(電子メールなど)などのアプリであった。農村部のネットユーザーが最も利用するのはニュースポータルサイトとオンラインエンターテインメントであった。


【書評】
今回はCNNICからネットユーザーに対する調査が行われ、本文はその一部であるが全文は同団体のホームページから確認ができる(関連リンク中国語)。その他の調査で興味深いのは調査対象者の52%が2009年中に何らかのネットワークセキュリティ上の問題が起こっており、ネットワークゲームやチャットなどでID/パスワードなどを盗まれるなど、実際に金銭的な被害を受けたユーザーが21.2%にものぼっているということである。それに対し、対策として76.2%のユーザーが年払いのセキュリティ対策ソフトウェアを導入しているようであるが、その年間費用は50~100元(≒700~1,400円)となっている。

本文に戻ると、今回の調査結果では利用しているOSの割合でLinuxはわずか0.4%とのことであった。Linuxプレインストールのネットブックやデスクトップパソコンなども上海などの店頭で販売されているため、意外に思える数字であり、世界のLinuxユーザーは2%程度であると言われており平均よりも少ない数になっている。

中国OSS推進連盟の陸主席は最近の講演で「Linuxデスクトップ飛翔の時」という言葉を繰り返し訴えているが、現実としてはまだまだという結果の出た調査レポートであった。ただ、今後は今回の調査に含まれていないスマートフォンやiPadなどに代表されるタブレットパソコンもAndroidなどLinux系OSの利用が多くなってきているので、形こそ違えど”Linuxデスクトップ”の利用自体は増加していきそうではある。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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