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IngresとRed Hatオープンソーススタックを共同開発

今回のもとネタはこちら
『Ingres与Red Hat共同开发开源堆栈』

【翻訳文】
Red HatとIngresはLinux, JBossミドルウェアとIngresオープンソースデータベースを統合して、全世界のアプリケーション開発者たちに新しいオープンソーススタックを提供する。

これはLAMP(Linux, Apache, MySQLとPHPの統合)のコピーではなく、LAMPの代替でもないのは、LAMPは既にアプリケーション開発者たちの広範な支持を得ているためだ。相反して、両社はトランザクション処理で利用できるエンタープライズレベルのスタックを探し求めている。

11月のドイツフランクフルトのMesseturm会議上での共同声明によると、両社は既にBBG AP 社での連携で経験を得ており、BBG AP 社はIngress, LinuxとJBossを利用して銀行間コンプライアンスフィルタリングアプリケーションを構築し、これらのアプリケーションは200ヶ所もの金融機関で採用された。

BBP AG社CEOのPer Trifunovic氏は共同声明の中で、Red HatとIngresは長期的なパートナーであり、両社は自社のソフトウェアプラットフォームに100%の安定性と信頼性を求める、と語った。Trifunovic氏はまた自社の全ての事業所のサービスをオープンソーススタックのソフトウェアに移行するつもりであるとも述べた。彼らのアプリケーションプログラムは年間で50億件ものトランザクションを処理しなければならない。

その他製品として、JBossエンタープライズミドルウェアにはJBossアプリケーションサーバー, Hibernateオブジェクト/リレーショナルマッピングとJBoss Enterprise Portalが含まれている。Ingresはカリフォルニアバークレー校の研究成果のリレーショナルデータベースシステムであり、最初はRelational Technology社に買収され、その後、1994年にはAsk Computer社に買収され、2年後にCA社がASKグループを買収した。CAは2004年8月にオープンソース製品としてのデータベースコードをリリースし、1年後、CAとある企業は共同でIngresを設立し、Ingresはオープンソースコードをサポートする独立した会社になった。

Ingres 9.2は最近SAP社の認証を取得して、SAP NetWeaverアプリケーションと統合可能になり、Ingressがエンタープライズアプリケーションとデータベースのトランザクション処理になれることを保証した。NetWeaverはSAP社のアプリケーション開発実行環境であり、カスタムアプリケーションの開発にも利用可能だ。IngresデータベースのデータはNetWeaverビジネスインテリジェンスモジュールの中に移動でき、あわせて直接アプリケーションプログラムが使用される。

Ingres 9.2は11月18日にリリースされ、Unicodeサポートと多数の国の言語がサポートされるなど改善され、ODBC, Javaデータベース接続, マイクロソフト .Net Data Provider, その他データベースインターフェースなどを含めサポートされる。

数々の小売業がIngresを採用しており、インドのTechnology-Delhi 研究所はIngresを利用して2,000名の従業員と10,000名の学生の仕事と学習をサポートしており、オープンソースコンテンツ管理システムのAlfrescoとオープンソースビジネスインテリジェンスシステムのJaspersoftはともにそれらのデータベースシステムとしてIngresを利用している。

【書評】
Ingresとは懐かしい名前を聞いた、と言うのが最初の所感であるが最近もRed Hatとの連携により息を吹き返しつつあるようだ。Ingresはリレーショナルデータベースの父とも呼べる存在で、後にSybaseの元となりそれがマイクロソフトのSQL Serverの元となったり、PostgreSQLは元々Postgresと呼ばれていたがそれは”Post Ingres”に由来する。
Red Hatにとってもこの提携の意義は大きいはずだ。今やJBossと言う強力なミドルウェアを武器に持っているので、次にはやはり自社で強みを持つDBまわりが必要となってくる。Red Hatは以前PostgreSQLをベースにした”Red Hat Database 7.1”を展開していたが(参考記事)、現在では同社製品群にはラインナップされていない(参考サイト)。こちらの取り組みは時期尚早だったのかもしれないが、オープンソースデータベースが注目される現在は、同取り組みも注目されていくことであろう。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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