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WAC連盟とLiMoファウンデーション、共同でアップル,Googleに挑戦

今回のもとネタはこちら
『WAC联盟与LiMo基金会合作挑战苹果谷歌』

【翻訳文】
北京時間3月2日午後のニュース、海外メディアの報道によると、通信キャリアがサポートする2つのモバイルソフトウェア団体は火曜日に協業関係を構築し、共同でGoogleやアップルと競争していくことになるとのことであった。

この2大モバイルソフトウェア団体とはそれぞれモバイルLinuxにフォーカスして開発されたLiMoファウンデーションと24社のキャリアが共同で成立した”大規模アプリケーション開発連盟、以下WAC”のことである。両団体はキャリアにアップル,Google,ノキアを以外のソフトウェアとサービスの選択肢を提供し、OEMやカスタマイズができるようにしていく。

市場調査会社CCS InsightのアナリストGeoff Blader氏は次のように語った:”これらのプロジェクトはキャリアに独立且つ中立なソフトウェアを提供し、自身のアプリケーションやサービスを開発させ、インターネット企業や携帯電話メーカーとの競争に対応していけるものになる。”

LiMoは、既にWACの主要メンバーと接触しており、双方は今後緊密に連携していくと語った。LiMoファウンデーション主席執行官のMorgan Gillis氏は次のように語った:”最初の反応は非常に強烈であった。業界全体である種の独自方式を切り開こうとしていて、平等な協業モデルで新たな挑戦に望んでいく。”

今年の2月、24社の主要通信キャリアが共同でWAC連盟を創設し、オープンなプラットフォームを開発し、すべてのモバイルユーザーに提供していくことを目標としていた。Blaber氏は、アナリストたちはこれほど多くのキャリアがうまく協業を展開していけるかには疑問を投げかけているが、LiMoの参加は大きな助けとなるであろうと語った。

Blaber氏は、”LiMoは一般的な標準を構築していくうえでの課題を認識している。20社以上の利益の衝突が存在するキャリアが同一標準を作っていくことは簡単なことではない。”

米国AT&T,インドBharti Airtel,中国移動,南アフリカMTNグループ,日本NTT DoCoMo,仏Orange,エジプトOrascom Telecom,スペインTelefonica,英国VodafoneなどがWACの創設メンバーである。同連盟はLG,サムスン,ソニーエリクソンの3つの主要携帯電話メーカーからの支援をこぎつけている。

現在のところLinuxシステムはモバイル分野でまだ大きな成功はおさめていないが、GoogleはLinuxをベースにAndroidを開発し、LiMoファウンデーションに参加しているメーカーも続々と新製品を発売しており、市場シェアも徐々に増えてきている。

Linuxは現在最も人気が高いオープンソースのコンピュータ用OSで、すべての人が利用,改変,配布できるようになっている。


【書評】
LiMoファウンデーションは2007年1月にモトローラ、NTTドコモ、NEC、パナソニック、サムスン、ボーダフォンによって結成された業界団体で、LinuxベースのモバイルOS、LiMoを提供している(関連リンク)。現時点の参加企業は42社おり、最近ではFlashやAirのモバイル対応で賑やかしいAdobeなども同団体に参画を果たしている(関連記事)。

一方WACは今年のMobile World Congressの場で、その結成が発表されメンバーには本文で紹介した企業以外に、Verizon Wirelessや中国聯通、SKテレコム、そしてソフトバンクなども名を連ねている。24社の名だたる通信キャリアが名を連ねているわけであるが、これは当然iPhoneやGoogleへの対抗措置であり、彼らによってキャリア中心で動いていた業界を打破していこうという目論みがあってのことであろう。24社も集まってしまうと「船頭多くして船山に登る」の状態にならないかと言うのに一抹の不安が残るが今回LiMoと協業していくことでバランスも取られていくのかもしれない。

今後はオープンソースモバイルOSだけでもAndroidの他に、インテル、ノキア、Linux Foundationが推進するMeeGo、完全オープンソース化を目指すSymbian、そして今回のLiMoとAndroidが抜けた存在とはいえ群雄割拠な状態になってくる。また、今回LiMoや提携したWACのメーカーたちの中にも、それぞれAndroid、MeeGo、Symbianを提供しているベンダーが多い。今後しばらくは様々に入り組んだバトルロイヤルな状態が続きそうである。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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