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オープンソースモバイルOSがGoogleモバイルインターネット戦略の要

今回のもとネタはこちら
『开源手机OS是谷歌移动互联网关键战略』

【翻訳文】
易観国際が展開するEnfodesk産業データベースで最近リリースされた《企業のモバイルインターネット戦略研究-Google》によると、Googleのモバイルインターネット戦略は主に4つの方面に分けられるとのことだ。

1. 既存のインターネットアプリケーションはモバイルインターネットへと移行しており、急速にモバイルインターネット市場での主導権を獲得している。

2. 業界参加者と共同でモバイルインターネットアプリケーション或いはサービスを推進している。

3. プラットフォーム化,オープンソースモデルでモバイルOSを構築し、オープンなモバイル連盟を通して業界における上流,下流の参加者を募っている。

4. 独自のモバイル端末を開発し、モバイルインターネットを全面的に展開している。

易観国際(Analysys International)のアナリストは、オープンソースモバイルOSモデルの構築がGoogleのモバイルインターネット戦略のキーの1つとなると考えている。

まず、Googleのモバイルアプリケーションのバリューチェーンの位置づけがAndroid OSリリースの必要性を決定づけている。その主要戦略はOSの利用コスト低減を通して、モバイル端末メーカーの利用を促進することだが、無償提供の条件としては端末メーカーのシステムにGoogleのモバイルインターネット関連のアプリケーションサービスをプレインストールしてもらう必要があり、これによってGoogleアプリケーションサービスのモバイルユーザーに対するカバレッジが上がってくるようになる。その一方で、全面的なオープンソースの方式でOSが展開されるので、ベンダーや個人開発者のサードパーティアプリケーションが積極的に出てきて、急速にAndroidのアプリケーションが豊富になっていき、モバイルインターネットにこれから参加する人達にとってアプリケーションが少ないという欠点を補っていける。

2番目としては、OSをベースし、モバイルアプリケーションの方面で長期的な戦略を作り上げることである。Googleがモバイルインターネット市場で展開する中で、重点的に各々独立したインターネットアプリケーション業務をモバイルプラットフォーム上への移行を開始し、AndroidモバイルOSを戦略的にリリースし、そのOSが端末上に適用されるよう働きかけ、そのプラットフォームがカバーするユーザー群を広げ、モバイルアプリケーションストアを開き、ライバルたちと比べ強力なモバイルインターネットプリケーションユーザーのベースを作っていっている。

3番目として、強力なライバルに応対するのに有利な武器ということがある。Symbian,マイクロソフトのWindows Mobileなど現在のモバイルOSとの競争局面の中では、Googleのモバイルインターネットアプリケーションの促進はOSベンダーの制約を受けることになるが、モバイルOSのAndroidをリリースすることで、そのアプリケーションサービスが異なる種類の端末やOSに対応する必要性をなくし、重複した開発から逃れられるようになる。その他、自社のOSがモバイル端末市場で大々的に浸透することは、Googleがユーザーとより多く接触でき、急速にユーザー群を拡大していく手助けとなる。ユーザー数が主要な価値であるインターネットアプリケーションベンダーにとって、この展開が利益をもたらしてくれるものであることは明白である。

2010年3月16日に開催される2010易観モバイルインターネット年次会上海大会は、モバイルインターネット業界のリーダー企業が共同発展計画,共同イノベーション,新たなビジネスモデルなどを探求し、参加者には啓発と協業の機会をもたらし、モバイルインターネット業界の各参加者が業界が持つ潜在力を発見することを手助けするとともに、モバイルインターネットを更に急速で健全な発展を促していくものである。


【書評】
易観国際社はIT特にインターネット業界に強みを持つ中国の北京に本社を置く市場調査会社である。今回は同社が展開するEnfodeskサービスにおいて発表されたGoogleのモバイルインターネット戦略に関するレポートである。
先日、バルセロナで開催されたMWCにおいてもGoogle CEOのエリックシュミット氏が”Mobile First”と語ったように同社はモバイル端末重視を鮮明にしており、その基盤とも言えるAndroidに対して非常に力を注いでいる。
中国市場でもモバイル業界は非常に活況を呈しており、携帯電話の総ユーザー数は2009年末の時点で7.3億人にものぼり(関連記事)、その中でもモバイル端末を利用したインターネットユーザー数は2.33億人にもなっている(関連記事)。Googleにとってはその規模からして非常に魅力的な市場であることは間違いないが、1月中旬に端を発した中国政府との確執が現在も完全に取り払われたわけではなく、一部端末の発売延期、(関連記事)、Google Nexus Oneの大陸でのイベントの見送り(関連記事)、GmailやGoogle Mapなどのアプリケーションの更新を遅らせるなど、いくつか良くない動きもある。

Androidに関しては情報産業部が開発者の育成、技術交流などを戦略的に取り組んでいくことを表明しているし(関連記事)、モトローラなどの大手端末ベンダー(関連記事)、及び山寨ベンダーなども中国でのAndroid戦略を強化している(関連記事)。

自身の都合だけではなく、Android関連でビジネスをしているパートナー企業、及びユーザーにも配慮し、安心して戦略を実行していける全面的な解決を強く望みたい。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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