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GNU/Linuxカーネルの価値は10億ユーロ超

今回のもとネタはこちら
『价值10亿欧元的GNU/Linux内核』

【翻訳文】
スペインOviedo大学の研究者の試算によると、Linuxカーネルは欧州内で開発した場合、その開発コストは総額10億ユーロ(約1,207億円)を超え、開発には986人が必要となり、14年間の月日がかかるであろうとのことであった。

0226LUPA

研究者はLinux Kernelの年度別コストもそれぞれ次のように試算した:2005年8千万元、2006年7,300万元、2007年9,500万元、2008年2.28億元。2008年を例に取ると、その研究開発費用はマイクロソフトの研究開発費用の4%、Googleの12%相当であった。開発者の平均給与は31,040ユーロであった。


【書評】
今回の試算はKernelバージョンの2.6.30の時点で計算されているのであるが、986人で14年間というのは実際にLinuxが産声をあげたのは1991年で来年に成人を迎えるわけであるが、初めのうちは開発者が少なく徐々に増え、それとともに開発スピードがあがっていったことを考えると妥当な線かもしれない。Linuxカーネル開発者の多くは職業開発者ではなく個人ベースの貢献者が多いため、実際のコストや資産価値を計算するのは非常に難しいとは思うが、面白い試みではある。
年度別のコスト計算の中で2008年が飛躍的にコストがあがっているのであるが、発表した原文をみてみると、Kernelバージョンごとのコード追加数、修正数、削除数が掲載されており、2008年はバージョン2.6.25から2.6.30が該当するのであるが、2.6.27あたりからコード追加数が各バージョンごと平均の2倍ほどに膨れ上がっており、それがコストに反映されているようである(関連ファイル※6.4MB)。

Linuxはオープンソースであり、基本的には無償で使うことが可能ではあるが、その恩恵を思案する上でも今回のコスト試算には非常に意義があるように思える。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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