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Mediatekのスマートフォン戦略はAndroidを中心に

今回のもとネタはこちら
『微软平台成“鸡肋”MTK智能机战略转投Android』

【翻訳文】
日増しに激化していくスマートフォン市場に直面して、世界的な大手モバイルチップメーカーのMTKも判断ミスをしてしまうときもある。

数日前、MTK社CFOの喻銘鈬氏は、一年以上に渡るシーソーゲームの後に、MTKは最近マイクロソフトと共同でWindows Mobile 6.5のモバイルソリューションをリリースしたが、市場のフィードバックは、同ソリューションへの市場の歓迎度合いから見ても、がっかりさせられるものであったと語った。

”ユーザーはWindows Mobileを好んでおらず、Android携帯(Google携帯)の先行きが良好なようで、当初の判断に問題があったように見受けられる。”最近遭遇したユーザーからのフィードバックで、喻銘鈬氏は、MTKの当時の選択は誤りであったと感じるようになった。

”Android周りは非常に賑やかで、プラットフォームの適用も容易で、MTKは多くのアプリも開発でき、ユーザーにサービス一式を提供可能になる。” 喻銘鈬氏は、MTKのAndroidソリューションは今年の中頃にリリースすると明かした。

記者がMTK(中国)内部から得た情報では、MTKの当初Windows Mobileを選択したが、これは主にWindows Mobile陣営の中で主力のHTCのためでもあり、HTCはWindows Mobile携帯が売れ行き好調なため台湾株式市場の王にもなっていたためでもある。2点目は、去年の初めごろは、Windows Mobileの技術がAndroidよりも遥かに上であったためである。

しかしながら、一年が経ち、サムスン,HTC,LG,モトローラの動きもあり、Android携帯は未来のスマートフォンが向かう代表的な存在と言えるまでになった。

”今年モトローラは少なくとも20種類のAndroid携帯を発売し、Android携帯の価格を2,000元以下にするつもりである。”モトローラ中国のモバイル端末R&Dディレクターは記者に対し、Windows Mobile 6.5とAndroidを比べても、技術的な優位性の差はないが、Androidアプリケーションの増加速度はアップルApp Storeを凌ぐほどであると明かした。そのため、Windows 7発売の前に、モトローラはミッド/ハイレンジの携帯はすべてAndroidを採用していく予定になっている。

現在Androidアプリの数は2万以上になったが、この数字は去年の9月時点では1万件超であったため、毎月4,000以上増加していることを意味している。

実際、MTKスマートフォンはAndroidに鞍替えし、顧客を喜ばせられるだけでなく、さらにはMTKはAndroidを使ってiPhoneのビジネスモデルをコピーすることも可能になってくる。

”実際にはAndroidも成熟しておらず、普通の携帯メーカーでは製造は無理である。”と喻銘鈬氏は指摘し、Windows Mobileと比べ、Androidはライセンス費用を支払わなくて良い以外にも、簡単にネット上にショッピングモールを構築することもできる。

”携帯電話のハードウェア,ソフトウェアとオンラインアプリケーションがMTKの新たなバリューチェーンを構成し、Mediatekと携帯メーカーはハードウェア製品販売で儲けを得るだけでなく、オンラインアプリケーションでも儲けを得られるようになっていくであろう。”と楽派通信総経理の劉文権氏は指摘し、Android携帯開発の難易度が高いため、MTKはその中で”セッター”としてのさらに重要な役割を大いに果たすであろうと語った。

その他、2010年は中国3Gユーザーが急速に拡大する一年となり、キャリアのカスタマイズは必ずモバイル市場の主流となるはずで、Androidは既に中国移動,中国聯通,中国電信の興味を得ており、積極的に推進されている。MTKスマートフォンのAndroidへの転向は、そのパートナーがキャリアのカスタマイズに入り込む手助けとなるであろう。

これに基づき、MTKは積極的に携帯電話研究開発のリソースを拡大している。 喻銘鈬氏は、今年1,000名超の研究スタッフを増員するが、それは主に携帯電話向けの研究スタッフであると明かした。


【書評】
Mediatek社は1997年に創立された台湾に本部を置く携帯電話向けICチップから液晶テレビ、DVDなどまで生産しており、米国、英国、インド、韓国、シンガポール、日本など幅広く支社を展開している大手企業である。
特に携帯電話向けのチップや基盤などはモトローラをはじめとした世界有数の携帯電話メーカーに採用されているほか、中国国内で数多くの山寨メーカーに採用されており、中国国内では”山寨の父”とも呼ばれている。その中国国内の山寨メーカーは市場での人気上昇とWindows Mobile OSのライセンス費用負担からAndroid採用にシフトしており(関連記事)、Mediatekの今回の動きも自然の流れであるといえる。
また、山寨に限らず大手キャリアでも中国移動はAndroidベースのOPhoneを提供しており、3Gユーザー獲得の中心に位置づけているのと、中国電信もモトローラと組んで中国国内向けAndroid端末のXT800やME600で街中でも大きな看板を掲げるなどプロモーションに非常に力を入れている。中国聯通のAndroidをベースとしたuPhoneの動きは若干停滞気味であるようであるが、新たなブランドで展開するアプリケーションストア”Unistore”ではAndroid端末向けクライアントを用意するなど推進を図っている(関連記事)。
以前にもお伝えしたとおり、Androidに関しては情報産業部から技術者育成及び技術交流などを重要施策としていくことが発表されてもいる(関連記事)。Androidが2010年中国でのモバイル業界の主役的な役割を担っていくのは間違いなさそうである。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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