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Symbianモバイルシステムまもなく無償提供に

今回のもとネタはこちら
『Symbian手机系统即将免费提供』

【翻訳文】
海外メディアの報道によると、Symbianファウンデーションは現地時間の木曜日にSymbianモバイルOSのソースコードを無償提供すると発表したが、これはSymbianが営利ソフトから完全にオープンソースソフトウェアに切り変わることを意味している。

SymbianファウンデーショングローバルアライアンスディレクターのLarry Berkin氏は、現在全世界でSymbianが使われている携帯電話は3.3億台にもなり、主にノキア,サムスン,ソニーエリクソン,富士通,シャープなどに提供されていると語った。

Google主導で開発しているAndroidがオープンプラットフォームとしてスマートフォン競争の中に参加してきたため、無償であることが徐々に携帯メーカーの人気を集めてきて、特にモトローラやHTCは大きく恩恵を得ているメーカーで、これがSymbianやWindows Mobileのような営利ソフトウェアの脅威にもなっている。

去年からSymbianファウンデーションはカーネルコードを公開したが、現在はカーネル,ミドルウェア,一部アプリケーションの開発コードを公開しているので、携帯電話メーカーやソフトウェア開発企業は無償でダウンロードでき、オープンソースライセンスに基づいた上で改変などを行うことができる。Symbianのオープンソース化は携帯電話のコストを低減できるのと、携帯電話メーカーが差別化された製品を発売できるようにもなるので、これはSymbian携帯の革新とノキア社発展の手助けとなるであろう。

順調にいった場合、全体のオープンソース化作業は今年の夏には完了する見込みである。


【書評】
Symbian OSの完全オープンソース化がSymbianファウンデーションから正式に発表された。Symbianが完全にオープンソース化されるということは以前から噂はあったのと、本文にもあるとおり昨年からカーネル部分のEKA2を公開するなど、部分的に、段階的にコードをオープン化する動きも見せていた(関連記事)。2009年の年初にはAndroidのオープン化に真っ向から攻撃を加えていたSymbianであるが、時代の流れには逆らえなかったということであろう(関連記事)。

現在、Symbianは携帯電話OSの市場でトップの座に君臨しており、中国でも根強い人気を誇ってはいるが(関連記事)、AndroidやBlackBerry、iPhoneなどに押され年々シェアを落とすなど明らかに下降ぎみである。では、このオープンソース化がその流れを変えられるかというと決定的な要因にはなり得ないと考える。1年半前、少なくとも1年前に完全オープン化ができていれば、それだけで話題を呼び大手携帯メーカや開発者たちの関心を買えたかもしれないが、現在はAndroidがオープンなシステムとして一定のポジションを得ており、モトローラやHTCそしてその他大手携帯電話メーカー、米国、中国、韓国などの大手キャリアもAndroid注力を表明もしくは推進を開始している。
パートナーとしてあがったノキアにもMaemoが、サムスンにはBadaやAndroidといった代替システムを推進、注力していく動きもあり、オープン化だけでは現在の流れを変えられないであろう。

今後、オープン化することによる新たな展開、施策がキーとなってくる。その動きについて今後は注視していきたい。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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