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三網融合は新たな段階に突入:モバイル端末を中心とした融合が加速

今回のもとネタはこちら
『三網融合步入新阶段:广电系率先推出跨界平台』

【翻訳文】
1月19日に、深セン広電グループが華々しく独立系Webサイト”中国時刻(s1979.com)”をリリースしたことで、広電は”三網融合”の急先鋒なグループとなった。

”三網融合”とはいわゆる、通信ネットワーク,コンピュータネットワーク,ケーブルテレビを物理的に融合することを意味しているのではなく、主に高いレベルでのビジネスアプリケーションの融合を意味している。深セン広電は”三網融合”後の”中国時刻”サイトを”全情報のクロスメディアによるプラットフォーム”とうたっており、”全情報”とはつまり、インターネット(hi.s1979.com, bbs.s1979.com),携帯電話(wap.1979.com),デジタルテレビ”漾TV”など各ビジネスが集まったプラットフォームを指している。

深セン広電グループのある関係者は”中国時刻は深セン広電のユーザーに真の融合,今までにない新たな媒体及びインタラクティブな体験をもたらすものである”と語った。彼は例をあげて、”ユーザーは携帯電話,コンピュータあるいはテレビを通じて広電グループの如何なるプログラムもオンデマンドで見られるようになる”と説明した。

深セン広電グループ副編集長の李也平氏は、”インターネットテレビ,デジタルテレビ,モバイルテレビ,IPTVなど各種新メディアはS1979.COMのもとで統合されていく”と語った。現在、深セン広電はプログラム体系構築とプロセスの制作に着手しており、将来的な伝搬方式の特徴のリファクタリングに入っており、主に伝統的なプログラム生産方式の打破を目指し、インターネット,携帯,テレビのユーザーが参加できるコンテンツを制作中である。

中国時刻のサイトは人気の高いフォーラムコミュニティアプリケーションのDiscuz!を利用して自社のフォーラムを構築しており、ソーシャルネットワークアプリケーションのUCenter Homeを利用してSNSの”媒事児”を構築した。現時点、ユーザーは時刻フォーラムと”媒事児”SNSコミュニティにテレビプログラムを鑑賞できるだけでなく、携帯電話,コンピュータなどでコミュニティに参加してコンテンツを登録することもできるようになっている。国家広電総局スポークスマンの朱虹氏は、”制限があるラジオ,テレビなどはすべてネットワークテレビを普及させ、伝統的なプログラム生産方式を打破し、国民の力や知恵を広く集めるための努力をしている”と語った。

CNNICはレポートで、2009年の中国ネットユーザーは3.84億人を超え、モバイルインターネットユーザーは2.33億人で、三網融合後のテレビ放送会社はユーザーの大量増加に直面しているだけでなく、”融合”後の巨大な発展機会と各種ビジネスチャンス(例えばUGC,ユーザーが作成するコンテンツ)や、そのビジネスは新たな付加価値通信業務,一部の基礎的な電信業務,インターネット業務、つまり”全ビジネスキャリア”となっていくことにも直面している。

易観国際総裁の於揚氏はメディアインタビューの際に、”インターネット企業が’三網融合’のもとで成果をあげるには、政策に関連する問題を解決していく必要がある”と語った。あるインターネットテレビ会社の責任者は次のように語った:現在の状況下で、広電,電信はWeb 2.0コミュニティ(フォーラム,SNS)の力を借りてインターネットに大きく進出しているが、インターネット企業の優位性はユーザー規模が比較的安定していて、インターネットアプリケーション(例えばネット音楽,コミュニティ,SNSなど)の把握は比較的成熟しておりユーザーのニーズにも精通しているというところにある。如何に持っている優位性を更に一歩進ませ、広電,電信と”三網一体”の将来的な協業,発展させることがインターネット企業に取ってもっとも関心の高いことである。

実際、このような”三網融合”の推進,プログラム生産方式の再構築を行っているのは広電だけではない。国家テレビ局,湖南衛星テレビの芒果TVは正式な放送を開始しており、浙江広電の新藍網と江蘇衛星テレビの江蘇ネットワークテレビは既にテスト中であり、上海放送,云南テレビ局など光テレビの企業も続々と自身のネットワークテレビを出していこうとしている。1月13日、中国の温家宝首相がホストとなって開催した国務院常務会議で電信網,テレビ放送網,インターネットの3つのネットワーク融合を急速に推進していくことを決定したため、各関連キャリア,企業が即座に”三網融合”に動きだしたが、”融合”の完成は6年後とされている。

6年後には、”三網融合”の成果が現れはじめ、農村部にも恩恵を施し、広電企業,電信企業,インターネット企業の展開も新たな段階に入り、もっとも楽観的な予測では、未来のインターネットは多くのネットワークが一体化され、統合ビジネスのスマート化されたプラットフォームとなり、インターネットが情報時代をリードするものとなっているだろう。


【書評】
三網融合は本文にもあるとおり、電信網・ラジオを含めたテレビ網・インターネット網を融合させていく試みで、1月13日に温家宝首相の演説でも明確に今後の推進が表明された(関連記事)。2010年から段階的に開始しされ、6年後の2015年を目処に融合を図っていくが、その中でもやはり主役を担っていくのはインターネットであり、三網融合と言うよりは電信網、ラジオやテレビ網をインターネットに融合させていくというところではないだろうか。
現在、中国はインターネット特にスマートフォンをはじめとした携帯電話、MIDやタブレットなどのモバイルインターネットユーザーが急速に増加しており、インターネット総ユーザー内の比率でも実に60%超となっているのと、その2010年の成長率も50%を超えることが予測されている(関連記事)。
ここに中国3大キャリアの3Gユーザーの増大と言う思惑が重ねられるので、モバイル端末とインターネットが今後の”三網融合”の主役的な立場となっていくことは間違いなさそうである。
ユーザー側のモバイル端末でのテレビ視聴や非常に高まっており、先日のデジタル通信社の読者アンケートでも3G携帯電話での期待されるサービスの上位に、モバイルTVや音楽が上位にランクされていた(関連記事)。
今回は一例として深セン広電グループが立ち上げた「中国時刻」が紹介されていたが、その他にも既存のテレビ局のCCTVなどがモバイル端末へのコンテンツ提供に積極的であり、Android端末向けのクライアントを提供しているのと、中国移動が中心となりCMMBを展開し、モバイル端末向けに動画などコンテンツを提供していっている。

今後もキャリアとテレビ・ラジオ局が一体となったモバイル端末をメインターゲットにしたインターネットとの融合サービスが拡大していきそうである。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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