スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

モトローラの新たなAndroid中国市場戦略

今回のもとネタはこちら
『摩托罗拉Android默认搜索引在华改用百度』

【翻訳文】
北京時間1月22日のニュース、海外メディアの報道によると、モトローラ社は木曜日に、中国最大の検索エンジン百度と同盟を組み、中国のAndroid携帯では百度をネットワーク検索サービスのデフォルト検索エンジンとして利用するということを発表した。モトローラは同時に、将来的にはさらに多くの検索エンジン企業と同様な協定を結んでいくであろうとも語った。

モトローラは木曜日に、同社は中国にAndroidアプリケーションストア開設を発表したが、同アプリケーションストアは自社ブランド携帯、及びライバルの製品向けにも開放していくとのことであった。モトローラは今年の第1四半期に中国市場でAndroid携帯をリリースする予定である。Google副社長兼主席法律顧問のデビッド・ドラモンド氏には先週の火曜日(1月12日)にオフィシャルブログで、様々な要因があるため、Googleは新たに中国ビジネスの可能性を再評価し、Google中国のサイト及び中国オフィスを閉鎖することを検討していると綴った。市場アナリストは、Googleの中国での行いは、Android OSのパートナーであるモトローラに影響を与えるかもしれないと語っていた。

投資会社Morgan Keeganのアナリストタービス・マコート(Tavis McCourt)氏は、”モトローラのこの様なやり方は、中国での成功のためGoogleに100%依存することは除去しようとしているものである”と語った。マコート氏は、モトローラの中国での市場シェアは、数年前の20%から2%足らずまで下降してしまっていると予測している。

モトローラソフトウェアとサービス副社長のクリスティ・ワイヤット(Christy Wyatt)氏は、同社は検索サービスにおいて消費者に更に多くの選択肢を与えたいと思っているが、モトローラがその検索サービスをユーザーに提供できるようになるには今しばらくの時間がかかると語った。彼女は、”百度は、明らかに同ブランドで中国では非常に突出した存在だと言える”とも語った。ワイヤット氏は同時に、GoogleのAndroid携帯については、モトローラの製品に同様に検索における選択肢を提供していくことになるとも語った。例えば、同社は米国キャリアAmerica Movil向けにはYahooの検索サービスを含めて提供している。

中国市場の不確実性

モトローラのこの行いは、Googleが中国市場から撤退すると言うプレッシャーを緩和するものである。ワイヤット氏は、Androidはオープンソースであり、これは配布や開発がGoogleにコントロールされるものではないということを強調していた。彼女は、”明らかなことは、我々はGoogleがAndroidを開発していくこと及びサービスを提供することを望んでいるということだ。しかしそれと同時に、Androidプラットーフォームはオープンなものであり、我々自身でユーザーに比類のない体験をもたらすことも可能である。我々は依然としてAndroid製品に対しては自身に満ち溢れている”と語った。

Googleは中国での2種類のAndroid携帯電話の発売延期を今週発表したが、その中には中国聯通向けにカスタマイズしたモトローラの携帯電話も含まれていた。ワイヤット氏はこれに関しては、同社の今後の製品についてのコメントを避けた。米国市場調査会社Broadpoint.AmTechアナリストのマーク・マッコクニー(Mark McKechnie)氏は、モトローラの発表には中国聯通のコメントも入っており、Android携帯の発売延期と言う状況はもはや存在しないのではないかと推測している。モトローラの発表の中で、中国聯通は検索サービスとそのサービスに選択肢をあたえることの重要性を強調していた。

マッコクニー氏は、AndroidはオープンソースのOSではあるが、Googleの中国でのポジションが明確になるまでは、同OSの中国での展開は不確実なものであると語った。

モトローラアプリケーションストア

モトローラは同時に、中国のAndroid携帯ユーザー向けにアプリケーションストアを提供していくことを発表した。現在、GoogleのAndroidアプリケーションストアは中国市場向けには開放されていない。モトローラは、同社は将来的にその他市場向けにもアプリケーションストアを開放していくとも語った。ワイヤット氏は、”Androidがなければ成り立たない。現時点は、中国市場だけに機会があるわけではない”と語った。同社は、SHOP4APPSアプリケーションストアは2月14日(中国の旧正月)に正式にユーザーに開放されるとも語った。

モトローラ株は木曜日にニューヨーク証券取引所の取引で1.5%下落し、7.37ドルで終了した。


【書評】
モトローラは今年30機種ほどスマートフォンを出すとのことだが、現時点ではそのすべてにAndroidを搭載してく予定であると表明している。昨年のDroidの例や同社の開発社向けサイトの例を出すまでもなく、現時点Androidに同社スマートフォン事業のすべてをかけている状況であるが、AdMobが発表した2009年第4四半期のデータでもランキング入りするなど その効果は現れ始めている(関連記事英語)。
同社のAndroid攻勢は中国市場を非常に重要視しており、1月13日には北京で”MOTODEV Summit”と言う開発者向けのイベントを行い、その場で中国移動との協業製品MT710、中国電信との協業製品XT800やDroid,Dextなどの製品の他、1月7日行われたCESで発表されたばかりのBackflip中国版なども披露した(関連記事)。
また、中国市場の重視は端末側だけではなく、本文にもあるとおり、Android向けのアプリケーションストア「SHOP4APPS」を準備し、正式な開設は2月14日とのことだが既に事前登録などを受付ており(関連記事)、端末とアプリケーションの両面からのAndroid推進を行っている。

それほどAndroidと中国市場にかけている同社に取って、今回のGoogleが引き起こした中国での騒動は気が気でないものであるはずだが、現時点は、中国聯通(チャイナユニコム)で発売延期になった2機種についても、話し合いが続けられており今月末に改めて発表が行われるなど、好転しつつあるという情報も入ってきている。騒動に関しては両者の出方次第のところもあり余談は許さないが、双方、そして何よりユーザーにとって良い方向に解決していくことを願うばかりである。

モトローラのAndroidと中国市場への注力は、言い古された言葉ではあるが”Think Global,Act Local”の典型でもあり、現時点のAndroid市場における戦略では非常に有効であると考える。今後の大きな動きを注視しながら、モトローラの中国展開を追っていきたい。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

コメント

非公開コメント

記事配信サイト
当ブログの記事は下記サイトにも配信されています。

あなたの中国力をUP


アジアへの扉、サーチナ。"
Twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Translate these articles.
最新記事
Google Translate
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

熊猫

Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

リンク
RSSリンクの表示
人気ランキング
皆さんのクリックがモチベーションです(^^;)
検索フォーム
FC2カウンター
最新コメント
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。