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Androidはインターネットの遺伝子を伝承し次世代携帯の標準となれるか

今回のもとネタはこちら
『Android传承互联网基因或成下一代手机标杆』

【翻訳文】
2010年が始まり、Googleが発売した自社ブランド携帯Nexus Oneが世界の携帯電話市場に衝撃を与えたが、業界が注目していることはGoogleが携帯電話市場に進出した意図ではなく、Androidと言うこの急速に成長している新興のOSがどれだけ携帯電話業界に価値を与えていくのかと言うことである。

Androidは2007年にGoogleが主導して設立したOHA連盟がリリースしており、定期的にアップグレードされ、だんだの国内外の携帯電話メーカーが採用していき、時にはメーカーの賭けの対象にもなり、通信キャリアなども同様にAndroidを尊重している。Androidは既に携帯電話市場で新たなお気に入りになっており、特にある所では、多くの利点が凝縮されているAndroidは次世代携帯電話の標準になるとも言われている。実際にそのようになるのだろうか?


何をもって次世代携帯か?

モバイルインターネットの時代が到来し、様々なモバイル新ビジネスが派生し、特により多くのインターネットの特性を生かしたモバイルアプリが生まれ、携帯電話に対する要求スペックとデザイン革新はますます要求が高くなっている。

情婦産業部通信研究所副チーフエンジニアの余暁暉氏は次のように語っている:”スマートフォンが増加しつづける機能やアプリケーションを満足させることは、世界の携帯電話市場に共通する傾向である。同時に、モバイルインターネット時代の到来とともに、未来の携帯はインターネットの特性に適応しながら発展していくべきで、インターネット,通信,モバイルなどの特性を融合し、より多くの位置情報アプリケーションのようなモバイル機能、通信機能,Web2.0などを備えたインターネットアプリを搭載していくので、次世代の携帯電話はさらにスマート化,インターネット化されていくであろう。”

テレコム専門家の付亮則氏は、次世代の携帯電話はPCとインターネットをもっと研究し、インターネットサービスの特徴を融合すべきと考えている。更に、キャリアの運営モデルの面では、伝統的な通信ネットワークの運営モデルとインターネットの運営モデルを組み合わせ、まったく新しいモバイルインターネットの運営モデルを構築することが、産業チェーン全体での課題となってくるであろう。

つまり、次世代の携帯電話はモバイルインターネットビジネスにを簡単に実施できると、運営においてキャリア,端末,サービスが緊密に連携できるので、最終的にはユーザーが利益を獲得できると言うことである。


天性の”インターネット遺伝子”

そのような目標の中、Androidはオープン性,モバイルインターネットのアーキテクチャに対する特徴で時代の特性にあわせていける。

オープンなシステムはAndroid最大の優位性である。オープンソースの良いところはより低い敷居で開発者たちを惹きつけられ、より豊富なAndroidアプリが開発されるようになり、更に多くのユーザーを惹きつけることになる。同時に、オープン性はビジネスとインターネットの特性を融合することで更に良いものになる。この点は、情報産業部通信研究所の劉黙氏は次のように考えている:”オープンな特徴のため、その他主要なOSと比べて、Androidは強いカスタマイズ性を持ち、キャリアが受ける競争上の脅威は比較的低いので、興味をもたれるのであろう。”

同時に、Androidのアーキテクチャはモバイルインターネットの特性にも適している。余暁暉氏は次のように語った:”GoogleはAndroidを設計した時点でモバイルインターネットの観点を考慮にいれたため、モバイルインターネット時代のビジネス展開にも適合している。”付亮則氏もAndroidはインターネットの観点で次世代携帯電話の新モデルに非常に近く、現時点その他ライバルたちの前を走っていると考えている。

その上、Androidの産業チェーンは規模も形成されている。2007年にOHA連盟が成立した際は、34社だけの参加であったが、今日では65社にまで発展しており、その中に多くの先進的な企業が数多く含まれている。余暁暉氏は、産業チェーンの主役を集めてくるのは容易ではないが、OHAは産業チェーンに上手く集めさせたのは、Androidが新たなお気に入りとなったことの貢献が大きい。


最新の技術と最高の体験はイコールではない

それでは、”生まれつき美しい”Androidは次世代携帯電話の標準となるのであろうか?主だった観点では、Androidは最終的なユーザーサービスのために、キャリア,携帯メーカー,サービスプロバイダーの間にバランスを与えるので、必ず未来の携帯電話業界の標準となっていくであろう。しかし業界内には尚疑問も残っている。

Androidの技術的な特徴は産業チェーンの循環に新たな機会をもたらすことである。アプリケーションソフトウェア企業或いは個人の技術者は完全に”自身で”利用,改善,革新ができ、Androidはアプリケーションストアでのビジネスチャンスを重視する産業チェーン各方面に最新の技術を提供している。同時に、中国移動研究院の関係者は次のように語っている:”その他主要なOSと比べて、Androidが持ち合わせている特徴は将来の携帯電話業界の発展に確実に適合しており、端末メーカーにとっても、AndroidはiPhoneなどがもたらす衝撃を緩和し、瀕死状態にある携帯メーカーに新たな変革の機会をもたらす。同時に、Androidでは”インターネット企業+キャリア+携帯メーカー+開発者”による共同革新的な新モデルを作りだし、’各自が良い思いをする’ことができるようになる。

しかし業界内のあるAndroidアプリケーション開発者は、Androidは現在携帯プラットフォームとして最良な技術ではあるが、モバイルインターネット時代の携帯電話プラットフォームの標準になるとは限らないと考えている。彼は次のように語った:”もっとも明確な例として、iPhoneはユーザーエクスペリエンスにおいて携帯利用に変革を起こしたが、次々と出てくるAndroid携帯もそれを越えられず、それどころか、同程度になっているとも言えない。”

”技術適用の歴史という観点から見ても、もっとも良い技術がもっとも良い市場の反応を得られたわけでもなく、もっとも良いユーザーエクスペリエンスを与えたものが市場での急速な認識を得られている。技術的な要素を投げ捨て、iPhoneはアップルのユーザーエクスペリエンスの大量な研究成果を、特に端末インターフェースのデザイン,各種機能の細かな動作などにつぎ込み、直接的にユーザーの利用感を決めてきたが、それこそがiPhoneがユーザーから熱狂的に支持される原因である。Androidの技術もずっとアップグレードしていき、消費者にとても良いユーザーエクスペリエンスをもたらせるようにならなくてはいけない。”と同関係者は語った。

付亮氏も同様な観点で、現在先進的なAndroidも先進性を維持できるとは限らず、彼は比喩的に次のように語った:”現在携帯電話プラットフォームの競争は春秋時代の100余りの諸侯が7ヶ国において争っているような状態で、Androidは’秦’のようではあるが、最終的に’大帝国’を築くまでには、尚長い時間がかかる。現在の状況から見ると、’斉’,’楚’、巍’業界を制する機会はあると思える(※春秋戦国時代に例えた比喩)。


【書評】
Androidが次世代のモバイルプラットフォームの標準となれるかと言う論点ではあるが、現在の世界各国の各種携帯電話メーカー、キャリアの採用状況の勢いからも大いに可能性の高い話であると思う。しかし、ユーザーにとってみれば大事なのは本文にもあるとおり利便性や快適さであり、プラットフォームが何であるかは携帯電話やそれに付随するサービスを提供する側以外にはあまり意味を成すものではない。
技術的仕様やデザイン的にどんなに優れていてもエンドユーザーの採用が進まなければ、それは良い製品とは言えない。
Androidがその点で優位に立っているのはモバイルインターネットとの親和性というのも確かに一因ではあるのだが、こと中国においてはやはりそのオープン性の方が最大の魅力となっているように感じる。携帯メーカーもキャリアも自社のサービスと連携したりユーザーインターフェースの部分で差別化を図っていったりと言う必要が当然必要になってくるのだが、ある程度の部分まで基盤となるもの(この場合はOS)があれば自社の開発部分は最小限で済むようになる。また、それがオープンであるからこそ、技術的にもカスタマイズの手を入れやすい。
実際に中国では幾度なく紹介しているように中国移動がOPhoneを展開し、中国聯通がuPhoneを計画中で、中国電信も内部テストを行っている。また、モトローラなどは本文にもあった、Androidに賭けているクチであるが、中国でのAndroid端末投入には非常に積極的である(関連記事)。
もちろん、今後は現在2.33億人にもなったといわれるモバイルインターネットユーザーを支えるプラットフォームという位置づけでも(関連記事)、3G推進の起爆剤として様々に利用されていくであろう。

それだけに現在協議中と言われている、中国政府とGoogleとの話しが良い方向に進み、発展を阻害するものにならないよう願うばかりである(関連記事)。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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