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中央企業がオフィスソフトを集中購買:金山ソフトがビックオーダーを獲得するもマイクロソフトはリスト入りできず

今回のもとネタはこちら
『央企集中采购办公软件:金山获大单微软没入围』

【翻訳文】
中央企業がオフィスソフトを集中購買:金山は国家電網社など26の企業が購買を行った後も、数日前に金山WPSオフィスソフトは再度中央企業のビックオーダーを獲得したが、これは中央企業がオフィスソフトを集中統一購買する始めの一歩でもある。

中鋼集団,航天科工集団,鞍鋼集団,普天集団,長江三峡集団,中海油集団,中国出国人員服務総公司,中国国際技術智力合作公司,楽凱集団などを含めた十数社の中国大型中央企業が、数日前に北京金山ソフトと契約を締結し、金山WPS Officeソフトを統一購買した。特に注目されるのは、今回の中央企業集中購買の契約は、マイクロソフトの製品がリストに入っていなかったことだ。

率先して中国国内ソフトウェアと契約することは、中央企業が正規版ソフトウェアで作業を行うことを重視し自主的知的財産権を持つソフトウェア製品を高く意識しているということを体現している。業界の観点で見ても、中央企業の購買と一般的な適用を通して、国産ソフトウェアが海外オフィスソフトとの競争局面を変え、将来の競争で有利な地位を占めることになる。

金山ソフトグループ上級副社長,金山オフィスソフトCEOの葛珂氏は、国内初の中国人が自主研究開発した中国語処理ソフトとして、7世代に渡る金山WPSは完全に現在の日常的なオフィスでのニーズを満足させ続けているのと、中央企業による集中購買の成功は間違いなく国内ソフトウェア企業に大きな自信と勢いをもたらすものである。


【書評】
中国での集中購買は今回だけでなく、幾度か行われており、その目的の1つは集中購買することによる費用の削減にある。中国移動などの大企業になるとその集中購買により5年分で662億元(≒8,950億元)の節約を行っている(関連記事中国語)。また、この集中購買は企業に限った話ではなく中央政府や(関連リンク中国語)、地方政府などもその実施を事前告知している(関連リンク中国語)。
今回はオフィスソフトウェアの集中購買であり、WPSオフィスを提供する金山ソフトが選ばれたわけであるが、本文に書かれている通りマイクロソフトがエントリーすらされないなど国産優遇策が色濃く出た結果となっている。
幾度となく取り上げてきたが、中国の違法コピー率はオフィスソフトが群を抜いて高く、65%にも上っている(関連リンク)。また、調査は主に企業を中心に行われており、個人で利用しているPCの違法コピー率はもう少し高いのではないかと感じている。
オフィスソフトウェアをはじめ違法コピー版を利用するのはもちろん許されることではなく、裁判などではっきりと罰していく必要があるが、それだけではイタチごっこを抜けられない部分もあり、政府や企業などの様々な策、取り組みなどが必要であり今回の集中購買なども一定の効果は得られそうである。
ただ、この集中購買の効能がコスト削減と違法コピー利用低減に役立つのであれば中小企業、SOHOなどにより効力を発揮するものと思う。事例になるのは大企業だけで実際には行われているのかもしれないが、今後の中小企業IT化の推進策としてSaaSとともに注目されていくべきと思う。


【最後に】
本年最後の記事となりました。1年間のご購読、ご愛顧誠にありがとうございました。1月1日から3日は執筆をお休みさせていただきます。また、1月4日から更に充実した内容でお届けしたいと考えておりますので、今後も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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