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2009年のオープンソースブラウザ勢力、IE打倒に進撃中

今回のもとネタはこちら
『09年开源浏览器势力强IE酝酿反扑中』

【翻訳文】
2009年は多くのオープンソースブラウザが勝利した1年であった。マイクロソフト社はライバルのオープンソースを抑制する力が弱まりつつある。事情調査会社のStatCounterがリリースした最新の統計によると、世界で利用されているブラウザのうち、Firefox 3.5が最大シェアのブラウザとなり、IE7を超えたとのことであった。Windows 7のリリースに伴い、IE8の市場シェアは急速に成長したが、過去数ヶ月のFirefoxの世界での市場シェアはそれを上回る成長であった。

もちろん、このデータは世界市場と言う観点での話であり、米国では、IE8は以前Firefox 3.5をリードしているが、ヨーロッパでは、Firefox 3.5は夏には早くも最も人気の高いブラウザになっていた。Firefoxの全世界でのユーザー激増はIE6が消滅の道を歩いていく原動力にもなっているが、多くの国や地域ではIE6が依然としてブラウザ市場を支配しているのも事実である。IE6の全世界での市場シェアは14%で、米国とヨーロッパではそれぞれ5%から7%であるが、韓国や中国などでは数値がとても高く、60%を超えている。

マイクロソフトのブラウザ市場でのシェアは最近大幅に下降しているのにも関わらず、圧力は依然としてあり、マイクロソフト社は欧州連盟と、ヨーロッパで、マイクロソフトはWindows XP,Windows Vista及びWindows 7の製品中にブラウザの選択肢を提供し、消費者が自身でインストールするブラウザを選択できるようにすると言う協定を結んだ。

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これはオープンソースコミュニティにとっては重要な勝利である。Net Applicationsが最近行った調査によると、マイクロソフト社Internet Explorerの市場シェアは2009年1月から5%以上下降しているとのことであった。年初は、Internet Explorerの市場シェアは70%程度であったが、2008年は、そのシェアは75%以上であった。

Internet Explorer市場シェア下降の主要原因は2大オープンソースブラウザのMozilla FirefoxとGoogle Chromeにある。Google Chromeの市場シェアは2009年年初の1.5%から4%程度に上昇している。Google Chromeはリリースされてからまだ14ヶ月程度である。GoogleのネットワークOSがリリースされれば、Chromeブラウザの市場シェアは更に上昇していくであろう。

同時に、オープンソースブラウザのリーダーMozilla Firefoxは、その市場シェアは1年で3%上昇し、最近の調査では25%を超えているとのことであった。2009年年初は、その市場シェアは22%前後であった。

Net Applicationsの調査によると、Operaブラウザ(非オープンソース)の市場シェアは基本的には変わらず2%程度であるとのことだった。

今となっては、Internet Explorerの市場での地位は弱まりつつあるように思える。当然、マイクロソフト社のWindows OSは依然として市場を独占しているが、GoogleネットワークOSの概念が出てきてから、この独占しているという現状が変わらないものであるかはわからなくなってきている。マイクロソフト社がブラウザ市場で日増しに衰退していくことはライバルであるオープンソースにとっては機会でもある。2010年のブラウザ市場が誰に軍配があがるかを楽しみにしたい。


【書評】
StatCounter社がリリースした統計データは12月21日に発表したデータでFirefox 3.5がInternet Explorerを抜いて第一位の座についたことは日本でも報道されているため、多くの方もご存知とは思う(関連記事)。

ただ、Net Applications社のデータではFirefoxは全体で24.72%であり、Internet Explorerは全体として63.62%のシェアがある。市場調査会社の調査基準、手法による違いだろうが、StatCounter社のデータだけで世界一のブラウザになったというのは早計な気がする。しかし、そのNet Applications社の2009年4月時点でのInternet Explorerの市場シェアは66.10%でFirefoxが22.48%であることから(関連記事)、Internet Explorerの下降、Firefoxの上昇という傾向には間違いはない。

また、本文でも触れられていたとおり、StatCounter社のデータにしてもNet Applications社のデータにしても公開されているのは全世界という基準で平たく集計した結果であり、中国のブラウザ市場を見てみると事情は異なってくる。
現在、中国のブラウザ市場は大きく”Internet Explorer”、”国産”、”その他国外”と分けられ、依然トップシェアをとっているブラウザはInternet Explorer 6でありその市場シェアは63.67%であることが国内市場調査会社のCNZZの調査で明らかになっている。それに対しFirefoxの中国での市場シェアはわずか1.50%であり、Google Chromeは0.52%、SafariとOperaがそれぞれ0.34%程度と奮っていない。代わりにInternet Explorerに続いているのはMaxthon、360、騰訊TTなど国産ブラウザであり、その合計シェアは17.04%にも登る(関連記事中国語)。

世界市場はオープンソース化の流れ、そして中国市場はそこに国産ブラウザが加わった流れで市場が推移して行きそうである。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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