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射手プレーヤープロジェクト騰訊のGPL協議違反を公に非難

今回のもとネタはこちら
『射手播放器项目公开谴责腾讯违反开源协议』

【翻訳文】
”騰訊よ、大企業としての社会的責任から逃げないでください、2度とオープンソースコミュニティに危害を加えないでください。”

騰訊は上場企業として、影響力をもつ大企業で、中国インターネット業界のリーダー的地位にあり、若者たちの模範となるべき立場にある。しかしQQプレーヤーのリリース以来、騰訊は繰り返しライセンス協議を無視し、オープンソースコミュニティの知的財産権を踏みにじりつづけているので、実際には同意し辛くなっている。今年の11月、国際的に著名なffmpegの恥ずべきリストに列挙されたが、国際的に影響力をもつ中国企業として、これは本当に情けないことである。

オープンソースコミュニティは人々がもっとも効率的な方式で各自の知恵,能力,時間を結集して、世界のものや思考方法を変えていくものを作り出す場所である。すべての開発者の価値の実現が結集されている。騰訊は巨大企業という身分にありながら、オープンソースコミュニティの恩恵を受けているにも関わらず、オープンソースコミュニティの規則を違反し続けている。この行為は単なる言葉のゲームではなく、実際にナイフをかかげ、中国の若年層開発者の活力と創造力を血が流れるようにそぎ落としているようなものである。

オープンソースコミュニティのルールは非常に簡単で、多くを語る必要はなく、オープンソースコミュニティのリソースを活用した後に、自身のブランドを冠することもできる。唯一の要求は、オープン性を持続させオープンソースコミュニティにお返しをする必要があるだけだ。数億件の年収が見込まれる企業として、こんな簡単な要求を遵守できないのは、非常に良くない例になってしまっている。同社の行為は、人々は他人の創造と貢献を尊重する必要はなく、完全にもらうだけでお返しもせず、面の皮を引き裂いて、後ろ足で砂をかけ、暴利を貪っているだけと言える。

騰訊に喚起を促したいのは、いわゆる”自分のしたことの報いは、必ず自分に返ってくる(※孟子、故事成語)”ということだ。規則を思うがままに踏みにじり、最終的には人を傷つけるような環境は作らないことだ。国際的な上場企業として、大企業における社会的責任を認識し、GPL協議に反する行為は慎むべきである。中国開発者の恥を晒さないで欲しい。


【書評】
射手プレーヤー(S Player)は中国人開発者が創設したメディアプレーヤー開発のプロジェクトである。本文はその射手プレーヤー開発者が騰訊(Tencent)がリリースしているQQプレーヤー(中国語名は”QQ影音”)がFFmpegのコードを引用しながらライセンスを遵守していないことに対する非難声明文である。
FFmpegのページをみると確かに、”Hall of Shame”と言う名のもとにライセンス違反をしているソフトウェアが列挙されており(関連リンク)、QQプレーヤーもそこにリストされている。QQプレーヤーのリンクをたどるとやはりFFmpegのGPL/LGPLライセンスのコンテンツを引用しておきながら、そのソースコードが開示されていないと記されている。
騰訊はQQと言うブランドで様々なソフトウェアを提供しており、中でも一番有名なのはインスタントメッセンジャーで中国においては数多くのユーザーに利用されている(関連リンク)。また、騰訊は本文でも繰り返し指摘されているとおり、上海万博のネットサービス高級スポンサーになるほどの大企業でもある(関連記事)。
騰訊からの本件に関する公式見解がないので、結論を出すにはいたらないが、オープンソースは基本的に無償であり、再利用、再配布が可能である。ただ、オープンソースにはGPL,LGPL,Apacheなど様々なライセンス形態があり、再利用、再配布にはそのライセンスを遵守する必要がある。昨日も指摘したとおり、オープンソースの再利用には”秩序と(成果物の)尊重”が必要である。

どういう意図でこのような事になったかの、経緯説明と善後策が騰訊から発表される事を強く願う。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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