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15万台の夢蘭社龍芯コンピュータを5,000箇所の小中学校に納入

今回のもとネタはこちら
『15万台梦兰龙芯电脑将进入5000所中小学』

【翻訳文】
12月9日、2009年中国南京政府調達製品展示会が南京で開催された。記者はインタビューを通じて、展示会では自主的革新をした製品に重きが置かれ、それが政府調達の新たなお気に入りになっていることを発見した。

今回の展示会の展示面積は2万平方メートルほどで、100以上のブランドが展示され、展示品には車,省エネ環境製品,教育設備,特殊機器などがあった。前回の展示会とは異なり、今回の政府調達展示会には自主革新ブースが設けられ、40社ほどの省や市に自主革新と認定された製品が共同展示されており、その中には名爵自動車,龍芯コンピュータなど大手企業がいたのと、名も知れぬ中小企業なども展示を行っていた。

展示会では、完全な自主的知的財産権を有する夢蘭社龍芯コンピュータ江蘇省のサポートを得た自主的革新性のある新製品が政府調達の第1番目にリストされていた。記者は現場で、龍芯の展示品は大きく2種類あることを発見した:本体とディスプレイを集積した一体型シリーズとネットブックシリーズで、全て自己で研究開発をしたCPUと国産Linuxが採用されており、主な部品とデザインは中国国内で作られており、1台3,000元以下の価格で、学校教育,一部のオフィス利用に適している。省のサポートを得て政府調達として納入されるので、同社は3年以内に全省5,000箇所の農村部の小中学校に15万台の龍芯コンピュータが促進していくことを計画している。

政府調達の模範的な指導下で、自主的な革新製品は人々の消費対象に素早く入り込んでいる。情報によると、江蘇省には200以上の自主的な革新の称号を得た製品があり、主には公用車,電子情報,光集積化,生物医薬,新素材,新エネルギー,省エネ環境製品などの産業のものがあるとのことだ。展示会で記者はが見たのは、初参加の九龍ビジネス車が警備,医療救護,一般ビジネス,ハイエンドビジネスなど4種類の車を展示しており、シャーシやボディなどは自己の研究開発のもので、各車両ともに20万元前後の価格のものであった。出展者は、彼らの車は価格性能比,省エネで快適なところに優位性があり、キロあたり11リットルの燃料消費で、これは一般の車両と比べて3,4リットル少ないとのことであった。現在、同社の輸出生産は来年3月までは注文が入ってはいるが、政府調達リストに入るために、本土での知名度を高めたいと考えている。彼は次のように語った:”我々は短期間で南京での販売量を300台以上,全省での販売量を1,500台以上にしたいと考えている。”ある米国シリコンバレーのタッチパネル専門メーカーは、今年の4月に南京に進出し、地元政府の調達に適合する新製品を研究開発してきた。

江蘇省財政庁政府調達部部長の呉小明氏は、今年の前3四半期の、江蘇省政府調達額は600億元で、年間では800億元に達する予定で、江蘇省の調達総額は7年連続全国第2位で、自主的な革新製品が政府調達にリストされる確率はしだいに高くなってきている。省の財政,科学技術,金融など多くの部門のサポート下、関連する政策は日増しに完全なものになってきている。例えば、さらに多くの中小企業に政府調達と言う大きな”ケーキ”を分け与え、民生銀行が意図的に自主的な革新製品のために”政府調達融資枠”と言う金融製品を作りだしが、これは政府調達リストに入っている企業だけ、契約を獲得でき、即時融資を受けられ、最高で4,000万元の信用貸しを獲得できる。


【書評】
龍芯は中国科学院コンピュータセンターが中心になり研究開発を行い、販売は夢蘭社が中心に行っている国産CPUである。その龍芯CPUが搭載されているパソコンは今年の1月に専売店が北京に開設されコンシューマへの浸透も図られている(関連記事)。
しかし現在は政府調達がやはりメインで江蘇省政府が中国国産のCPU龍芯を使ったコンピュータを大量購入していくことは既に3月の時点で決まっていた(関連記事)。その購入費用は3億元(≒40億円)とも言われているので1台あたり2,000元(≒26,000円)程度の価格での購入ということになる。導入は常熱や蘇州といった市レベルから行われ江蘇省全体に徐々に行き渡らせて行くと言う計画のようである。
今回の展示会は政府調達のための展示会、と言うよりはむしろ品評会であり、江蘇省だけでなく中国各地で行われている。今回の記事にも再三出てきたとおり、現在中国はITの例で言えばプラットフォーム部分、ハードウェアで言えばCPU、ソフトウェアで言えばOSなどが”自主的”な研究開発に非常に力を入れていく対象になっている。また、ここで言う自主的とは国内企業もしくは外資系企業でも中国向けに研究開発した製品を主に意味し、政府調達などでは優遇されている。
過度な国産優遇主義は技術の進歩を送らせてしまう恐れもあるが、外資のものを無差別に導入してしまえば国内産業が衰退してしまう。今後より一層その難しい舵取りが重要となってくるであろう

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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