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大学がリードする中国オープンソース仮想化の道

今回のもとネタはこちら
『中国高校引领中国开源虚拟化之路』

【翻訳文】
先週上海でXenフォーラムが行われ、国家973プロジェクト主席研究員,華中科学技術大学コンピュータサイエンス学院の金海教授が基調講演で、現在中国国内で仮想化を専門的に研究する機関は多くはないが、973プロジェクトの仮想化関連のプロジェクトは8つほどの方向性があり、具体的にはそれぞれのクロスプラットフォーム環境下での仮想化(国防科学技術大学が担当),XenとKVMの同期(北京大学が担当),ノード間の仮想化(清華大学が担当),デスクトップ仮想化(華中科学技術大学が担当),仮想化のセキュリティ(上海交通大学が担当),如何に仮想化の性能を向上させるか(浙江大学が担当),仮想化ベースのHPCハイパフォーマンスコンピューティング(江南コンピュータ技術研究所担当),上述した方向性に基づいた仮想化アプリケーション関連(航天部二院が担当)などがある。

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金海教授

国家973プロジェクトは中国を取り囲む社会,経済,科学技術の発展に非常に重要で、国家の中長期的な発展において直面する主要な問題を解決する基礎的な研究である。


【書評】
国家973プロジェクトは中国政府が直接主導するプロジェクトで、1997年3月に実施が決定したことから”973プロジェクト”と呼ばれている。
同プロジェクトは基礎研究を推進しイノベーション能力と問題解決能力を高め、科学分野における支援となることを目的としている。973プロジェクトがカバーする分野は農業、エネルギー、情報、環境・資源、人口と健康、素材、複合分野、先端科学などの8分野である。
その国家が主導している重要プロジェクトで仮想化が扱われるということは如何に、中国が仮想化環境を重視しているのかがうかがえる。今回のXenフォーラムでXCP(Xen Cloud Platform)の概要が説明されたとのことだが、当然、仮想化の先に見据えているのはクラウドコンピューティングであろう。
現在、国家としては無錫市政府がIBMと共同でクラウドコンピューティングの施設を設置し、各種クラウドサービスを研究開発しているのと、広東省もRed Hatなどと協力してクラウドコンピューティングセンターを設置し中小企業やベンチャー企業などへのサービス提供を予定している(関連技術)。また、中国移動、中国聯通などの通信キャリアも独自のクラウドコンピューティング施設を着々と構築している(関連記事)。
クラウドコンピューティング環境を構築していく上で、仮想化は切り離せない技術である。今回の取中国の大学が主動する仮想化基礎研究が中国の仮想化技術、ひいてはクラウドコンピューティング技術を向上させていくことは間違いなさそうである。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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