スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

陸首群氏:Linuxの父がWin7の前で親指を立てていた件について

今回のもとネタはこちら
『也谈“Linux之父对Win7竖大拇指”』

【翻訳文】
Linus Torvalds氏が10月23日東京のWin7売り場において親指を立てていた写真について、多くの意見が乱れ飛んでごたごたしている。

10月21日に私(筆者注:陸首群氏をさす)は東京で行われた《Linuxサミット》で、Linus Torvalds氏に会い、会場での講演を聞いたが、会の前後にも別に2回ほど話すことができた。

1029Linus

私はLinus Torvalds氏にWindows 7の評価、及び彼のLinuxとWindowsの相互関係に関する見解を聞いてみたいと思っていた。

Win7への見解について。私は以前次のような話しをした:Win7は互換性の面で大幅な改善と向上がなされ、ユーザーエクスペリエンスの面に置いてもマイクロソフトはじっくり時間をかけてきたと言える。しかしWin7で期待されていた”スリム化”は不十分で、価格についてもVistaと比較してもまだ下がる余地がある。Torvalds氏はwin7の全面的な見解については話さなかったが、ハードウェアの互換性だけいくつか意見をあげ、次のように語った:”Linuxのやり方とマイクロソフトのものは少々異なり、我々は自身でドライバを書いている;企業と共同で、ドライバを書いてもいる;コミュニティで連絡を取り合い、サードパーティに書いてもらえるよう実現を目指している;我々は皆に参加と、ネット上での提供を呼びかけている。”

私はLinus Torvalds氏に次のように言った:”私はあなたの’Linuxの発展はユーザーに多くの選択肢を与えることになる’と言う意見には賛成だ。同時に私は、オープンソースとマイクロソフト、LinuxとWindowsには、相互に課題と競争の関係があり、また競争と協調または連系の関係性もあり得て、私は双方の理性的な論争を提唱しているが、実際のところ、あなたの意見を聞きたいと思っている。”するとLinus Torvalds氏は次のように答えた:”私はこのことについてはあまり意識しておらず、一般的には軽視している。”続けて彼は次のように語った:”オープンソースは自由であることを愛している、オープンソースは良い方法であり、オープンソースは企業の参加が容易で、ビジネスモデルはオープンソースに成功をもたらすが、技術革新にもオープンソースが必要である;私は18年毎日地下室で10数時間を作業に費やしてきたが、ソフトウェアのプログラミングとメンテナンスを行い、各地への出張は非常に少ないものであった;Linuxカーネルの開発者はわずか数千人だけで、私が対面しているソフトウェア開発者やメンテナーはわずか15~20人で、彼らが提出してきた”パッチ”を処理している。Linux開発は非常に面白いプロセスで、この様な作業で私は幸せを感じるし、私は自分の作業が好きであるし、良い社会貢献を与えたとしても、私は超人ではない。”

私はいくらか見当違いの答えはあったが実直で飾り気のなさを話しの中で感じた:Linus Torvalds氏の写真に対して過度の推測や喧伝などすべきでなく、これは一種のユーモアで、特別な意味などないであろう!

【書評】
本文にあったLinus Torvalds氏の写真は、先日のLinuxカーネルサミットで秋葉原を訪れた際、ヨドバシカメラのWindows 7コーナーで笑顔で親指を立てたポーズをしていたもののことである(関連記事)。筆者自身は陸主席と同様に”自由人”と呼ばれるTorvalds氏のことだから特段の意味はなくシャレのつもりだろうと考えていたが、写真自体は世界中を駆け巡り様々に賛否両論や憶測、邪推が出ていたらしい。”Just for Fun”な人なので本当に特別な意味はないのであろう。
ところで、陸主席がTorvalds氏に同意していた「Linuxはユーザーに選択肢を与えるもの」と言うのは筆者自身の持論でもあり強く同意できるところである(関連記事)。最近はクロスプラットフォーム環境も多くなり、相互運用性や仮想化環境も多く見受けられるようになってきて、さすがに「オープンソース V.S. マイクロソフト」や「Windows V.S. Linux」と言う対決の構図で語る人は少なくなってきたが、やはりLinuxもオープンソースもユーザーへの選択肢の提供という意味合いであり、ユーザーのニーズ、利用法にあわせ適材適所で導入していくことが懸命である。
ますます今後はWindows、LinuxなどのOSの混在環境、オープンソース、商用製品のミドルウェアやアプリケーションが様々な組み合わせで使われていくであろうから、”連携”、”共存”、”互換性”はますます重要なキーワードとなってくるであろう。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

コメント

非公開コメント

記事配信サイト
当ブログの記事は下記サイトにも配信されています。

あなたの中国力をUP


アジアへの扉、サーチナ。"
Twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Translate these articles.
最新記事
Google Translate
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

熊猫

Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

リンク
RSSリンクの表示
人気ランキング
皆さんのクリックがモチベーションです(^^;)
検索フォーム
FC2カウンター
最新コメント
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。