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Symbian OSのカーネルソースコードEKA2

今回のもとネタはこちら
『Symbian开放操作系统内核源代码EKA2』

【翻訳文】
今年の7月にSymbianファウンデーションは初のオープンソースモバイルOSのセキュリティパッケージをリリースし、その時からSymbianはOS全体のオープンソース化計画が開始され、先週末SymbianファウンデーションはEclipse Public License(EPL)を採用したEKA2(Epoc Kernel Architecture)マイクロコアソースコードをリリースしたが、これがSymbianオープンソース計画の重要な一里塚になると見て取れる。

昨年、ノキア社はSymbianのすべての株式を買収することを発表し、そのすべての技術と権利をSymbianファウンデーションに寄贈し、オープンソースのSymbian OS及びQtを採用した次世代のSymbianユーザーインターフェースの基本部分の開発に尽力していた。

初期段階でSymbianファウンデーションがそのメンバーに向けてオープンにしたのはカーネルコードだけであったが、現在は正式にソースコードをパブリックに開放して、カーネルコードと同時に、ARMコンパイラーツール,QEMUベースのオープンソースシミュレーションツール,OS上で実行するOMAPベースのBeagleBoardを含めた一連の開発コンポーネントもオープンにした。Symbianファウンデーションは、2010年中にはSymbianプラットフォームに関連する完全にオープンソースであるコンテンツをユーザーが参照できるようになると語った。

1027EAK2

1027EAK2-2

Symbianファウンデーション開発スタッフのDaniel Rubio氏は次のように語った:”同ファウンデーションはモバイルOSのオープンソース化プロセスで重要な初期段階を突破したが、我々はSymbianの普及にともなう障壁を最低限のものにし、ハードウェアを革新しつづけ、開発者が同プラットフォームを各種様々なデバイス上で使えるようにしようと試みている。”


【書評】
Symbianファウンデーションは本文にもあるとおり2008年に設立が発表され、翌年の2009年2月に正式に設立された。現在は140強の企業及び団体がメンバーとして名を連ねており、中国からはQQを提供している騰訊(テンセント)や中興通信(ZTE)などが参加しており、今年の9月には中国移動と提携し、中国移動が展開しているTD-SCDMA(3G)における協業を促進していくことを発表している(関連記事)。
Symbian OSにはGoogleがAndroidを発表したころから逆風が吹き始めており、当初はSymbianファウンデーションのメンバーのみにソースコードを公開するというスタイルであったが、オープン化への波にはあがらえず、今後はそのオープン化を進めていくのであろう(関連記事)。
Symbianは世界においても中国においてもモバイルOSとしてトップの座に君臨しているが、市場調査会社が出している今後数年間のシェア推移の予測などでは、AndroidだけでなくiPhoneやBlackBerryなどの台頭が原因で軒並みシェアを低下させるであろうと予想されている。
ノキア自身も巻き返し及び収益拡大を図り、今年の5月から「Ovi Store」を展開しているが日本語化や中国語化がなされていないせいか、あまり目立った動きを聞くことはない。
また、ノキア自身もSymbian以外の選択をMaemo、Androidなどに求めていることもあり(関連記事)、自身が完全に手放すためのオープン化とも見て取れなくもない。今後のSymbianのオープンソース化はノキアの動向とあわせて注視していく必要がある。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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