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ノキアの新携帯は完全なGNU/Linuxディストリビューションで動作

今回のもとネタはこちら
『诺基亚新手机将运行完整GNU/Linux发行版』

【翻訳文】
ノキア最新の旗艦携帯電話Nokia N900はS60システムを採用せず、代わりにGNU/LinuxディストリビューションのMaemoを選択したが、ノキアとGoogleが作り出す新たなLinuxアプローチはやや異なり、より互換性を持たせようとは試みていないようだ。

Nokia N900のソフトとハードは十分注目に値する : MAP3 CPU/GPU、3.5インチ800×480のタッチスクリーン、下滑り型キーボード(※筆者注:QWERTYキーボード)、Wi-Fi、HSPA、GPS、500万画素のカメラ、CZレンズ、32GB内蔵メモリー、SDカードスロット、TV出力、X11、VT100 terminal emulator、APTパッケージマネージャ、Linuxカーネル2.6。

0825N900

N900の価格は約780米ドルである(参考比較:N.5800は$390、32GB iPhone 3GSは$750)。ユーザーはノキアのサイトからソフトウェアとソースコードをダウンロードできる。


【書評】
Maemoはもともとノキアのタブレット用に設計されたOSで、Maemoをスマートフォンに適用していくことは以前から表明していたが、N900はその第1段と言ったところであろう。MaemoはLinuxをベースとしているためか、アプリケーションの動作にそれほど移植性をともわないらしく現時点でもAdobe Flash、Skype、Mplayerなど、そこそこのアプリケーションが動作確認されているようである。
しかしここで、疑問が出てくるのがSymbianの扱いである。Symbianは衆知のとおり現在シェアが下降し続けているとはいえ2008年末現在で49%のシェアを持つ(関連記事)。中国でも”Nokia(諾基亜)”のブランドは根強く、Symbian OSを搭載した携帯電話は累計販売台数で2億台を越えている。また、最近はマイクロソフトとも提携し、Symbian+モバイルOfficeでBlackBerryに対抗していくことも発表されている(関連記事)。
当然、この疑問は海外でも”Symbianを手放すのではないか?”ということで様々なところで話題になっている(関連記事)。ノキア自身は今後もSymbianにコミットしていくと語っているようだが、2つの異なるOSを管理していくと言うのは、どんな大企業にとってもタフであるとともに、自社のOS同士で市場の取り合いを行ってしまうと言うこともあり得る(GoogleのChrome OSとAndroidにも同様なことは言えるのだが)。
Maemo 5の登場で今後どういった戦略をノキアが見せていくのかには要注目である。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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