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Wintel連盟の試練 市場での販売見通しは残酷なほど強烈

今回のもとネタはこちら
『Wintel联盟受挑战 市场销售前景残酷激烈』

【翻訳文】
Wintel連盟にとって、2009年のネットブック分野は普段とは違う業界内の挑戦を受けている。最近、マイクロソフトは初めて、Red Hat,Canonicalに代表されるLinuxディストリビューションは大きな脅威をもたらすということを認めた。以前は、マイクロソフトはRed Hatのマイクロソフトサーバとビジネスツール事業だけが脅威と考えていた。インテルは今年の下半期にネットブック用に新世代のダイナミックプロセッサ及びネットブック専用のチップセットを出すが、この様な”アップグレード”戦略も、x86アーキテクチャやARMアーキテクチャと接近戦になりつつあることを表している。

OEMの反応がさらにこの点を裏付けている。最近、DELLのプロダクトマーケティングシニアマネージャのデビッド・フィンチ(David Finch)氏はインタビューの際に、現在同社が販売しているネットブックのうち、3分の1近くがLinux版であることを明きらかにした。世界トップ5のPCメーカーの話しなので、この情報はマイクロソフトを”動揺”させずにはいられなかった。デビッド・フィンチ氏がさらに明かしたことによると、DELLのLinux版にデフォルトでインストールされているのはUbuntuディストリビューションで、ユーザーインターフェース及びソフトウェアが再定義されている訳ではないが、今後数週間のうちに、DELL社のLinuxネットブックは最新版のUbuntuを採用するであろう。

プロセッサの方面では、DELLもARMベースのスマートブック発売を検討しており、正にARMベースのスマートブックはマイクロソフトの”ライセンス”を受けないので、Linux OsがARMプロセッサの”パートナーとなりそうで、市場の中で新たな販売局面を開くであろう。

フィンチ氏は次のように語った : ”ARMベースのスマートブックの開発が増加し始めているが、これは自然とこの類の製品が発売されるであろうことを想像させる。このようなアプローチも非常に合理的である。”マイクロソフトとARMにとって、この協業は完全に市場占有率とビジネスの価値で決まっていくもので、技術的な問題は言うほどでもない。

OSに比べて、インテルとARMの競争はさらに熾烈であり、低電力の製品と技術について言えば、ARMに明らかに優位性があり、毎年40億台もの出荷量がある。インテルはAtomに期待を寄せており、チップのエネルギー消費低減やサイズを小さくして、メインストリームのスマートフォン市場とネットブックプラットフォームに参入していきたいと考えている。

0821Wintel

したがって現在の市場状況から見て、市場の飽和はOEMを良くない状態にするが、上流メーカーに取っては、競争はさらに激化していく。将来的にネットブック端末で誰が勝利をものにするかは、2010年には手がかりが見えてくるものと考えている。


【書評】
ネットブックの販売は非常に好調であり、米Display Research社の予測では2009年の出荷台数は3,270万台と前年比倍増とされており、ノートブック全体が-1%の成長と落ち込む中でも存在感を日に日に高めていっている。
その好調なネットブックでもLinux搭載マシンの販売も好調で、本文にもあるとおりDELLが出荷しているネットブックの1/3はLinux搭載のものである。Linuxのクライアント利用のシェアは世界的には2%程度と言われているので、ネットブックにおけるLinux躍進は顕著なものと言えるだろう。また、Linux搭載マシンの好調を裏付けるもう1つのデータとしては、2008年Linux開発者の数はカーネル・リリースごとに10%程度の割合で増え続け、その最たる要因はネットブックへの需要増加にあるとも言われている(関連記事)。
もちろん、マイクロソフトもWindows Vistaで取れなかった市場と位置づけ、ネットブックをWindwos 7の重要な戦略な柱とし、攻勢をかけていこうと目論んでいる(関連記事)。そしてインテルも本文にあるとおり、一般的なパソコン及びサーバー分野でのCPUシェアは圧倒的な存在感を示しているが、ことネットブック及びMIDなど小型デバイスになると劣勢を余儀なくされている。ここは、組み込み分野に強い力を持っているWind River社を買収したことによって、今後どのような巻き返しを行なってくるのかにも興味が湧く。
ネットブックは中国ではもちろん、と言うより顕著に好調であり2009年の対前年比成長率は260%と米国の136.9%と言う数値を2倍近くも上回っている(関連記事)。通信キャリア各社も3G推進の鍵ととらえており、3Gカード+ネットブックで積極的なプロモーションを行なっている(関連リンク中国語)。

同分野にはPCベンダーのみならず、NokiaなどもAndroid+ARMの組み合わせで虎視眈々と参入を狙っている(関連記事)。2009年から2010年にかけてPC業界はモバイル業界を巻き込みながらネットブックを中心に活況を呈していきそうである。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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