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中国移動OMSシステムベンダー播思(BORQS)社が千万米ドルのベンチャー資金を獲得

今回のもとネタはこちら
『中移动OMS系统厂商播思获千万美元风投』

【翻訳文】
7月10日、播思(BORQS)社からの情報によると、同社は同日1,740万米ドルのベンチャー資金調達を完了したのことで、この投資はNVP社が主導しているが、主な投資者には金沙江投資基金(五月田中国附属投資資金)及びkeystone投資ファンドが含まれ、Mohan Kumar氏がNVPを代表し播思社の役員会に参加した。

その後の、播思社役員会からの情報によると、実際は、今ラウンドの1,740万米ドルを含めて、同社は既に計2,500万米ドルの投資を受けているとのことだ。

播思社は2007年9月に設立され、ワイヤレスサービスプロバイダ向けにモバイルソフトウェア製品の研究開発に従事しており、その主な技術チームとスタッフはかつてモトローラ社サービス部門で、モトローラが製品ラインをスリム化し、Linuxプラットフォームを削減したのち、当時の部門責任者とスタッフがモトローラを離れ海外投資者と一緒に播思社を設立し、同社はLinuxオープンプラットフォームベースの携帯OSアプリケーションの研究開発に重点をおき、GoogleがAndroidをリリースしたのち、同社はAndroid陣営に参加し中国移動のOMSの開発を開始した。

先日、搜狐ITの内部関係者によると、播思社はかつてOMSのパートナー不足もあり困難に陥り、加えて金融危機の影響で、同社は去年の年末に全員の賃金カットを行った。今年、中国移動と端末ベンダーが共同で6.5億米ドルの研究開発ファンドをだし、9社の携帯ベンダーと3社のチップベンダーが同陣営に参加したが、これがOMS市場の需要を大きく促進し、これまでのところ、同社のOMSは既にサムスン,モトローラ,LG,レノボなどの重要な携帯ベンダーがパートナーになっている。

播思社は、同製品は携帯端末ベンダーとキャリアが6ヶ月以内にリリースとAndroidベースの3G携帯あるいはサービスを配備することができ、現在のサイクルと比較しても1年以上の節約ができると考えている。その他、播思社はキャリアに簡単にブランド化されたアプリケーションストアを構築し、ユーザーにはAndroidアプリケーション市場及び既存のJAVA携帯アプリケーションにある大規模な携帯アプリケーションの選択肢を提供できると考えている。

NVP代表のMohan Kumar氏は、携帯電話の業界は長年にわたり継続的に発展し且つ現代の情報とエンターテイメントの最も重要なソースとなっているので、ワイヤレス通信事業者は彼らのユーザーにより良いアプリケーションとモバイルサービスの選択肢を提供する必要があると語った。Androidベースのソフトウェアプラットフォームの研究開発をとおして、播思社はキャリアに上述したニーズを満たすソリューションを提供し、ユーザーには独自,連続的なブランド化を体験させる。経験豊富な播思社のチーム,優れた製品とサービス,検証済みの実績及び世界最大のキャリアである中国移動やその他キャリアとの重要なパートナー関係、その全てがNVPが投資した重要な要素である。

播思社CEO 兼 総裁のPat Chan(陈锡源)氏は、NVPが主導する今回の投資は非常に喜ばしく、NVPは播思社に携帯電話業界への高度な融合をもたらし、豊富な関連するマネジメント経験と協力なビジネスネットワークが播思社の急成長に役立つグローバルカンパニーであると語った。NVPとの協業で更に多くのユーザーの嗜好を満たし、成長を加速し、播思社が更なる高みに発展していけることを希望している。

播思社について

播思インターナショナル社は2007年に設立され、ワイヤレスサービスプロバイダーと端末ベンダーに携帯電話業界で端末ごとのソリューションソフトウェアを提供することに尽力してきたハイテク企業である。播思社の主要製品はモバイルインターネットスマートフォン向けOSとサービスプラットフォームである。その他として、播思社はAndroid OHA連盟のビジネスパートナーでもある。

NVP社について

NVPはグローバルな投資会社で、カリフォルニアのパラアルトに位置し、インドのムンバイ,バンガロール及びイスラエルのナハリヤに事務所をもち、合計で25億米ドル以上の資金を管理している。NVPは各業界の米国とグローバルな企業に全段階のベンチャー投資及び成長型株式投資に尽力しており、進出している業界にはコンサルティング技術,ビジネスサービス,金融サービス及び消費者サービスなどが含まれている。48年来NVPは創業者たちと積極的に連携し数多くの大型投資を成功させ、資金提供は450社を超えている。

著名な投資には次のものがある : ATER,Airespace (シスコが買収),塞伦特(シスコが買収),クレオール(IBMが買収),クレイトン研究所,Documentum、香港商极进网络社,Forteソフトウェア(Sun Microsystemsが買収),Onmobile(ナスダック:OnMobile),Open Silicon(ドイツユニコーン投資銀行が買収),PeopleSoft,Qumranet(レッドハットが買収),SideStep(Kayakが買収),スピンネーカーネットワーク(Network Applianceが買収),チボリシステムズ(IBMが買収),トレーディングシステムアーキテクチャ(ナスダック:ACIW),Verio(NTTが買収),Winphoriaネットワーク(モトローラが買収),Yipes(Reliance/Flag Telecomが買収)。


【書評】
播思(BORQS)社はAndroidをベースにOphone OS(OMS)を開発・提供しているベンダーであり、中国移動との連系の深さなどは同社の会社概要でも見て取れる(関連リンク中国語)。Ophoneとは中国移動が提供している同OSベースの携帯電話であり、レノボなどが既に端末を出してきており(関連記事)、本文にもあるとおり、LGなども採用を予定しているのと(関連記事)、DELLなどもその出荷が噂されている(関連記事中国語)。また、まだまだコンテンツは少ないがOMSの専門サイトなども出てきている(関連記事1関連記事2)。
設立からわずか2年足らずで、中国移動にも大々的にそのOSが採用され、展開しているのには驚かされるばかりだが、技術スタッフが同社のうち90%を占め、そのうち70%が5年以上の経験を持つという技術に裏打ちされた会社だからかもしれない。
こうした研究・開発には資金がかかるものであり、そのための今回の投資だが、NVP社は本文を見ても積極的に筋の良い投資を行っており、その応募もオープンに行っている(関連記事)。
そういった点では強力なパートナーを得られたと言うことではないだろうか。今後の展開が楽しみである。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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