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中国国産Android携帯電話はなぜ海外市場に偏って発売するのか?

今回のもとネタはこちら
『国产Android手机为何偏爱国外上市?』

【翻訳文】
最初のGoogle Androidベースの携帯電話G1が登場して以来、AndroidはSymbian,Windows Mobile,iPhoneなどのスマートフォンとの競争を繰り広げてきた。最近、ニュースでは中国国内の多くの携帯電話企業が続々とAndroidベースの携帯電話製品を出荷する計画を出しており、まずヨーロッパ市場での発売されると報道されているが、これは携帯電話市場にどのような影響をもたらすのであろうか?彼らはなぜ最初に国外で発売することを選択したのだろうか?

Androidは中国国産スマートフォンの最高の突破口である

ご存知のとおり、GoogleのAndroidスマートフォンプラットフォームは無償のプラットフォームであり、いかなる携帯電話企業も無償で利用できる。Windows Mobileは多くのライセンス費を必要とし、マイクロソフトもPCのOSを販売するのと同様に携帯電話企業にスマートフォンプラットフォームを販売している ; Symbianはメンバー企業のみにオープンにし、且つノキアが2008年にSymbianの全株式を購入している ; アップルのiPhoneプラットフォームはアップル社の伝家の宝刀であり、アップルが独占的に利用している。

0625Android

マイクロソフトの高額なライセンス費に直面し、中国の携帯電話企業は同システムベースのスマートフォン製品を大きく推進してはこなかった。Androidの登場は間違いなく中国の携帯電話企業にスマートフォンに進軍する最良の機会であることを気づかせた。中国の携帯電話企業は、華為,レノボ,ハイアールが続々とAndroidベースのスマートフォン製品を出しており、最近ではシンガポールのアジアテレコム展示会にて、ハイアールが同システムベースのスマートフォン製品H7を出展し、ハイアールのスマートフォンは業界の高い関心を惹いていた。

著者の知る限り、Androidプラットフォームは携帯電話企業が無料で利用できるにもかかわらず、LinuxベースのAndroidとは異なるWindows Mobile/Symbianが同様に成熟しているのは、アプリケーションソフトウェアが不足しているのに加えて、同プラットフォーム製品の生産には長期的な研究開発を投入しなくてはならないのとソフトウェアの強力な技術力が必要である。

しかし海外ブランドのスマートフォンは高利潤を獲得していることを頼りに、スマートフォン市場を独占している今、ハイアールの携帯電話など中国ブランドの参加は間違いなくスマートフォン市場に更なる競争をもたらし、効果的にスマートフォンの平均的な価格を引き下げ、膨大な数のユーザーを獲得するようになる。

なぜまずは海外での発売なのか?

ニュースでの情報によると、ハイアールのAndorid携帯電話H7は2009年9月にまずフランスで発売され、販売価格は150ドルで、人民元では1,000元相当とのことだ ; および華為のAndroid携帯電話は第3四半期にヨーロッパで発売される。なぜ国産のAndroid製品がまず国内での発売を選択せず、ヨーロッパを選択するのか?

0625ハイアール

著者はその主な原因は中国国内で未だWIFIが未解禁であり、最近のニュースによると国産のワイヤレス標準WAPIが国際的な標準ライセンスを獲得し、WIFI端末の規制が緩和されたにも関わらず、WAPI互換に対応する必要があることだと分析している。ハイアールの携帯電話H7などのAndroidプラットフォームの携帯電話は等しくWIFIワイヤレスネットワークをサポートしているので、国内で直接販売する方法がなく、国内で発売したい場合はWIFI機能を割愛した製品にする必要があるかもしれない。

これらの携帯電話がWIFI機能を割愛された場合、それはこれらスマートフォンが巨大なモニター,タッチデザイン,インテリジェントOS,豊富なアプリケーションはモバイル用わいやれ留守ネットワークのために設計されているので、最大の価値を失ってしまうことを意味する。例えばiPhoneが現在中国国内に入ってきているのと同様に、WIFIネットワークに入る方法がなければ、単なる通話とショーとメールができるだけの携帯電話になってしまう。

先に海外で発売することは利点が多い

実際、ハイアールのH7などAndroid携帯電話がまず海外で発売することは非常に有益なことでもあり、あまねく分布しているヨーロッパのWIFIネットワークはAndroidの機能を最大限に発揮させ、且つこれら製品の機能をテストする方法としては最善でもある。同時に、ハイアールの携帯電話など中国ブランドは海外のキャリアとの協業を通し、豊富な経験を蓄積することも可能になる。

中国国内の3G市場も徐々に熱を帯びてきており、携帯電話企業とキャリアの協業は将来の携帯電話販売モデルのメインとなる。中国ブランドはAndroid携帯電話での海外キャリアとの協業を通じて、豊富な経験を蓄積し、これらの経験を国内市場に再投入すれば、中国国内のキャリアとの良好な協業モデルを迅速に構築する手助けとなるので、3G携帯電話の中国での普及が加速するであろう。

中国国内のWIFIの市場解禁は遅かれ早かれの事でもあるし、Android携帯電話にWAPIのモジュールを追加することもそれほど複雑ではないし、いったん国内の無線ネットワークが成熟してしまえば、ハイアールの携帯,華為の携帯も必ず海外市場でテストしたAndroid製品を国内市場に投入され、中国の消費者もより成熟したAndroidスマートフォンを手に入れられるようになるであろう。

そのため、中国のAndroid携帯電話を海外で発売するのはやむを得ない行動で、また却って利点も多いのである。

【書評】
なぜ初めての出荷が、国内ではなく国外であるか?は以前のハイアールH7の記事の際、筆者自身もなぜ国内でなくフランスであるかに疑問を持った(関連記事)。その際も、WIFIの件は頭をよぎったが、本記事中にあるとおりWIFIからWAPIへのチップ変更は数がまとまれば、それほど難しいことではないと感じ書かなかったが、ハイアールにとっては今回が初のAndroid携帯であり、変更が容易に許容されるほどのロットを生産していないのかもしれない。
ただ、WIFI対応に関してはモトローラ社が中国初としてWIFIとWAPI両方に対応したモデルA3100を6/18に発表しているのと(関連記事中国語)、今後はユーザーが自主的にWAPI或いはWIFIを選択できるようにはなったので(関連記事中国語)、狙いとしては本記事内にある海外でのテストマーケティング及び前回の書評に書いたとおりグローバル戦略の一貫なのかもしれない。今後の展開に注目である。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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