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オラクル : ”うららかな太陽”がクラウドを支える

今回のもとネタはこちら
『甲骨文:“艳阳”架云』

【翻訳文】
”クラウドコンピューティングの既に歪曲されており、現在のクラウドコンピューティングには我々がすべきすべてのことが包含されている ーー 甚だしきは自身をクラウドコンピューティングのと言わない企業を探し当てられないことだ。コンピュータ業界は唯一女性向けファッション業界よりも概念や流行りに追従する業界だ...クラウドコンピューティングは我々にとって大部分において広告的概念である。”オラクル会長のラリー・エリソン氏は2008年11月のOracleOpenWorldにおいて、当時人気が沸騰していたクラウドコンピューティングに対し鋭い風刺の言論を発表した。

ほぼ同じ時期に、Sun社共同創設者で、元会長のスコット・マクニーリ氏は北京でインタビューを浮けた際、ほとんど同様に軽視をしていた ーー ”クラウドコンピューティングは単なる馬鹿げた概念である。古典的なサーバーの宣伝文句として、サーバーの名をセクシーにしている。”

そのため、オラクルがSunの買収を発表した後、人々は買収案に対し続々とクラウドコンピューティングの発展に影響を産み出すのは不思議はないのではと疑問を投げかけていた。2つの”No”が合わされば”Yes”と言うプラス効果はより産み辛くなる。

事実、AjaxやHTMLの両技術の誕生は10年後のネットワークの様相の変化を決定づけたが、仮想化,スケーラブルファイルシステム,オープンソースOS及びソフトウェア、クラウドコンピューティングモデルの出現は順を追って一歩一歩進められたが、唯一革新的だったのはその発展の過程の中で名づけられた名称だけだったのかもしれない。この点については、エリソン氏は明確に表現している ーー”私は我々が作っているものと(他のメーカーと比べて)何が違うのかがわからない。”

Sunのすべての仮想化技術を保持しても、オラクルは必ずクラウドコンピューティング関連の新たな研究を立ち上げるだろうが、これはエンタープライズデータベース分野でマイクロソフトにエンタープライズマネジメント分野でIBMに対抗するためには必ず通る道である。オラクルはクラウドコンピューティングを利用してIBMとマイクロソフトを打ち負かさねばならず、自身がエンタープライズ分野での市場地位を奪うためには増強剤として必要である。

現在オラクルとAmazonは主にOracleソフトウェアでのクラウド環境の導入及びデータベースバックアップの方面で協業しており、”クラウドバックアップ”はオラクルのクラウドコンピューティングアプリケーションの1つとして展開中である。SunのOpenCloudは市場投入の初期段階なので、オラクルはSun自身のソフトウェア導入やバックアップサービス、例えばSaaS分野でのソフトウェアサービスの助けとなりえる。Sunのクラウドコンピューティング CTO LewTucker氏は先日、Sunは今年の夏にクラウドサービスを出すと語っていた。”それはある種の仮想化されたデータセンターモデルだ、”と語っており、Tucker氏は、Sunはサーバー,ネットワーク,ストレージなどのハードウェアで構成されるデータセンターを構築したいと思っており、開発者は制御と管理をそのデータセンターからでき、またSunのクラウドサービスの概念はJava,Ruby,PHPなどの言語を含めて関連付けられ、形式上では更なる柔軟性を持っている。このモデルとAmazonのクラウドサービスはある種似ており、将来両製品は競合していく可能性がある。


【書評】
クラウドコンピューティングは定義が曖昧で且つ移行までに時間のかかるものでありユーザーに取ってのリスクが大きい、と言うガートナー社が指摘した記事は先日掲載した(関連記事)。クラウドコンピューティングはビジネスの可能性が先行しているが、確かに”雲”を一つのたとえにしていても、その境界線(どこからがクラウドで、どこまでがクラウドでないのか)ははっきりしない。
筆者自身はクラウドコンピューティングに肯定的でもなく否定的でもなく、一種のマーケティング用語と捉え、流れを静観している。と言うのもASP、Grid、SOA...提供側がバズワードとして喧伝した言葉で浸透しなかったものは以外に少なくない。逆に受け入れられて浸透して、それ自体を語る必要もなくなり、言葉自体の役目が終わっていくものもあるのだとは思う。
クラウドコンピューティングが今後どの方向に発展していくのか、新たな枠組み、ユーザー側に理解可能な定義がでてくるのか、それともバズワードのままか、提供側のメッセージだけでなく利用者側の観点で見ていくことも必要であろう。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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