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倪光南氏 : クラウドコンピューティングは中国ソフトウェア企業の新たな機会

今回のもとネタはこちら
『倪光南:云计算是中国软件企业新机会』

【翻訳文】
5月22日のニュース、本日開催されたクラウドコンピューティング大会上で、中国工程院メンバーの倪光南氏はインタビューを受けた際次のように語った : クラウドコンピューティングは中国のソフトウェア企業に取って、新たな機会である。

中国の自主的な知的財産権の布教者として、倪光南氏は政府のサポートとリーダーシップのもと中国ソフトウェアの大いな発展の推進を呼びかけ続けている。しかし中国のソフトウェア企業は、比較的成功していると言える大型企業はずっと出てきておらず、これは遺憾であると言わざるを得ない。

過去10年間、オープンソースは画期的な機会と見られていて、そのためいくつかのオープンソース企業は成長してきて、ある程度の発展もしたが、グローバルな視点で見ると、オープンソースのビジネスモデルは大手ソフトウェア企業から比べると支えるには難しいようで、国産のオープンソースソフトウェア企業にとっても前へ進むことは困難である。受託開発ソフトウェア企業とアプリケーションソフトウェア企業ももちろんある程度の突破はしたが、規模の観点からは、多国籍企業との差は非常に大きい。

クラウドコンピューティングの台頭で、いくつかの小規模ソフトウェア企業はクラウドコンピューティングの波に乗る機会を探し始めている。この点について、倪光南氏は次のように語っている : ”中国ソフトウェア産業の発展は非常に緩やかだが、これは我々の能力不足が原因ではなく、人材不足、市場が小さすぎるためである。”

倪光南氏は次のように語った : 現在のところ、ソフトウェアは、基盤もしくは基本ソフトウェアは海外企業が主導している産業であり、今日さえも、クラウドコンピューティングでも主に海外の巨大ベンダーが主役を演じている ; しかし”クラウドコンピューティングは新たなコンピュータのモデルとアーキテクチャで、大規模な伝統的なソフトウェア企業は変革にある種苦痛を伴うプロセスがあり、これは新興のソフトウェア企業にとって、’身軽に出陣できる’機会である。”


【書評】
倪光南氏は以前の中国国内オープンソース人物紹介で掲載したとおり(関連記事)、国産産業発展のための主導的立場の人間である。氏は現在ネットワークコンピュータに力を入れているということもあり、そのサーバー側においてクラウドコンピューティングを提唱されているのであろう。
クラウドコンピューティングは一般的には設備投資が伴うので大企業が行うものと思われがちである。氏がどのような意図で中国ソフトウェア企業の機会となると言われたかが書かれていないが、筆者自身は、以前のような電話回線の又借りをする通信ビジネス、生産工場をもたないファブレスメーカーのように大企業が持つ設備を又借りすることによって成り立つビジネスが出てきて、中小企業にもチャンスが出てくるのではないかと予測している。ただ、世の中がクラウドコンピューティング一色となるかについては懐疑的ではある。クラウドと自社設備、ファットクライアントの使い分けが現実的であろう。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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