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中国OLPC連盟が設立の下準備をしマイクロソフト・インテル連合の脅威に

今回のもとネタはこちら
『中国OLPC联盟酝酿成立威胁微软英特尔联盟』

【翻訳文】
インテルはモバイル分野に強力なライバルがいる ーー 英国ARM社中国地域総裁の谭军氏は、この2日間非常に満足していた。なぜなら、少し前に、彼は米国マサチューセッツ工科大学のネグロポンテ氏にE-mailを出したが、ネグロポンテ氏は彼に返信を来れたからだ。ネグロポンテ氏は世界のインターネットにおける理論変革推進者で、”子供1人1人にコンピュータを”(つまりOLPC, one laptop per child)連盟の創始者でもある。彼の目標は、世界の各子供たちに自分のノートパソコンを持たせることで、それは特に発展途上国に向けてである。

”彼は非常に喜んでおり、中国にすぐ来ることができないだけだ。しかし、彼はOLPC連盟のアジアパシフィック地域の責任者を向かわせるとのことだ。”と谭军氏はCBN記者にネグロポンテ氏のメールを披露した。

連盟は中国の地で下準備

しかし、谭军氏が本当にうれしいのは、決してネグロポンテ氏の回答ではなく、OLPCが、次のノートパソコンには、初めてAMDやインテルではなく、ARMプロセッサの利用検討を決定したことにある。

谭军氏は、同連盟はずっとOLPCの”中国化”を評価しており、中国市場のニーズの実状にあわせ、連盟の産業化計画を再定義していくと明らかにした。

驚くべき偶然の一致があった。一昨日、記者は情報プロバイダ「大参考」が主催した”銭進中国 : 3G,ネットブック,家電を地方へトップフォーラム”の中でOLPC連盟アジアパシフィック総裁の王锡基氏を見かけた。彼はCBNに対し、連盟のアジアパシフィックオフィスを去年の11月に設立し、あわせて正式に運用を開始したと強調していた。

王锡基氏は、以前連盟はかつてAMD,インテルをパートナーとして選択したが、次の世代は、初めてARMプロセッサの利用を検討していると語った。”当然、検討の最中ではあるが”と彼は語った。

李易氏も中国版OLPC連盟の推進者の1人である。彼は、何社かのノートパソコン会社およびソフトウェア会社は、谭军氏を初代連盟輪番制主席として招待していると語った。

しかし、谭军氏は、OLPC連盟は非営利団体に属しているが、参加している企業はお金を稼ぐ必要があり、このため、中国においても、同様に問題を解決する必要性に直面すると明らかにした。例えばそれは産業チェーンを改善するとか、製品の品質を維持していく状況の中、如何にコストを効率よく制御するかの方法などだ。

王锡基氏は、連盟はパートナーに最大限オープンにしているが、その他の地域と比べ、中国市場で求められる利点をセットに考えねばならず、まさしくその下準備中であると語った。

Wintelは脅威を受ける

OLPC連盟のこの動きは、まるで自身の以前の産業化構造の転換のようである。

以前、連盟はずっとインテル,AMDと緊密に協業してきた。しかし、インテルはその他に独自の”School Computer”計画を展開している。この計画も低価格ノートパソコン戦略に属し、インテルは各コンピュータの販売額を230米ドルから300米ドルにしようとしている。OLPC連盟が定めている100米ドルという価格よりも抜きん出て高いにもかかわらず、競争関係が存在し、そのため、連盟はインテルが独自にこの計画を継続することを禁じたので、インテルが去年の年初に連盟からの脱退を選択する結果となった。

以前、インテルはずっと連盟を嘲笑していた。それは、背後でAMDが立ち回っていたことも分かっている。最初の発起企業の1社として、AMDは確実に連盟の独占的なプロセッササプライやーになりたいと確実に考えていた。しかしAMDはATI社を買収した後、負債でどうにもならなくなり、やむを得ず製造部門を売りに出し、ノートパソコン事業の方向性を調整し、低価格には力を入れなくなり、低価格市場から去って行ったので、これは連盟のリーダー的存在を放棄したのに等しい。

これはARM社にチャンスを与えることになった。同社は現在下流プロセッサーベンダー,Linux Osベンダーと手を組み、中国市場を独占しようと試みている。これはインテル,マイクロソフトのwintel連合に衝撃を与えた。

しかしARMのOLPCへの旅は楽なものではないように思われる。それはインテルの強大な財政的資源がないためだ。さらに、OLPCの概念のもと出荷されている量は世界でも少ない。

王锡基氏は、今までのところ連盟の出荷は80台のみで、主に中南米市場に集中していると明らかにした。”最近も出荷を開始した”、と彼は言い、来月は、四川の被災地にも1000台を寄付するとのことだ。

しかし明らかにインテルの出荷量とは比べ物にならない。しかし、谭军氏は、OLPCのターゲットは世界の教育市場であり、中国の地は非常に有望であると語った。その上現在のネットブック市場は、インテルの技術的な優位性がなく、電力消費の問題も解決方法がないので、OLPCの領域での推進は難しいものになっている。

彼は少し挑発的に、ARM社はモバイルインターネット市場に進軍し、将来インテルとで”90%のシェア”を占め、その他の10%については、VIAとAMDなどの企業が分け合う形になるだろうと語った。


【書評】
OLPCの出荷が全世界で80台のみとかと早合点をし、驚いたがどうやら中国国内のことのようだ。OLPCは2005年の11月に世界情報社会サミットの場で発表し、2008年8月に中国・インドへもその活動範囲を広げている(関連記事)。以前の記事でインド版OLPCを紹介したが(関連記事)、現時点では100ドルPCを作ること自体既にそう難しいことではないのかもしれない。しかし、その組織自体の運営はあくまでも非営利組織なのであるから、本文でも何点かあげられている各社の利益の衝突が心配である。コンピュータの世界に閉じずスポンサーを手広く厚めるモデルに転換し、プロジェクト自身で利益をあげるというモデルからは脱却しないと、形骸化してしまう恐れもある。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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