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中国国内アナリスト : OracleのSun買収がサーバーの業界構造に与える影響

今回のもとネタはこちら
『国内分析师:Oracle收购Sun影响服务器格局』

【翻訳文】
OracleがSunを74億米ドルで買収したことに対し、CCWコンサルティング総経理の曲暁東氏, IDC中国副総裁の万寧氏, CCIDコンサルティングCEOの李峻氏など国内アナリストはインタビューを受け続々と自己の見解を表明したが、下記はサーバー事業に関する評論をピックアップしたものだ :

CCWコンサルティング総経理 曲暁東氏 : OracleはトータルITソリューションベンダーに変身

CCWコンサルティング総経理の曲暁東氏は、OracleがSunを買収し、Oracle社の戦略に重要な変化が発生することが予見され、その変化とはトータルITソリューションベンダーになるということで、以前のソフトウェアプロバイダではなくなり、さらにIBMとの競争に有利となると分析している。曲暁東氏は、Oracleは世界最大のソフトウェアプロバイダで、以前はずっとソフトウェアが事業のコアであったが、Sun買収のあとは、Oracleはサーバー, ストレージ、プロセッサなど多くのハードウェア事業を保有することになり、これは今後Oracleがハイエンドな位置づけのトータルITソリューションベンダーに変化することを意味している、と分析する。

IDC中国副総裁 万寧氏 : サーバ事業の計画を待たねばならないが、世界的な構造に影響をもたらす可能性がある

IDC中国副総裁の万寧氏はインタビューの際、Oracleは今回の買収をとおし、SunのJavaとSolarisと言う主要な両業務を手に入れ、これでOracleが将来的にマイクロソフトと同分野で競争を展開していくことが可能にもなると語った。彼は、Oracleの今回の買収も上述した2つの事業にフォーカスしており、Sunのハードウェア事業の計画は経過観察を待たねばならないと考えている。”現時点ではIT業界に対する影響を話すには早すぎる。世界経済が不景気な中、この買収はOracleの特徴に適合しており、不景気が過ぎ去れば買収を通して製品ラインナップ拡大の道筋が完成する。”万寧氏は、OracleはSunのサーバ事業に対する計画しだいで世界のサーバ市場構造に影響を与える可能性があると考えている。

CCIDコンサルティングCEO 李峻氏 : 買収合併はSunのサーバ事業に役立つ

CCIDコンサルティングCEOの李峻氏はインタビューの際、IBMと比べて、OracleがSunを買収することには更にビジョンを有しており、Oracleには統合に関し大きな経験をもっており、将来全体的なクロスプラットフォームのソリューションを更に提供していけると確信していると語った。李峻氏は、Oracleの売却,買収は完全にビジネスモデルと製品ラインナップのポイントを考慮しており、Oracleは常に高度な買収合併の戦略を取っているので、この買収はSunのサーバ事業にとって役立つものとなると語った。とても多くの企業が統合に失敗した問題に話しが及ぶと、李峻氏は以前の買収案件の例をあげて、Oracleの統合能力は非常に強く、迅速に統合できていると語った。彼は、OracleがSunを買収した後にもたらされる想像は更に大きくなり、オープンソースの方面でも統合の力が更に強くなり、サーバシリーズで新たなプラットフォームが出てくるであろうと考えている。


【書評】
OracleのSun買収に関するニュースである。日本だけでなく世界でも多くの記事が掲載され注目を集めているが、中国でも例外ではない。参照元のLUPAの記事には同件の記事だけで20件以上登録されている。そんな中、中国の代表的な調査会社アナリストの見解をお届けしたが、3氏ともに現時点は概要のみの見解となっている。筆者自身の考えでは、今回Oracleは買収でDB(MySQL)、OS(Solaris)、仮想化(xVM)、Java、ハードウェア、顧客・パートナー資産を手に入れた。以前から、Oracleは仮想化ではVirtual Iron社(関連記事)、OSではRedHat社(関連記事)が噂されていたが、それらを一挙に手に入れプラスアルファもあるのだから74億ドルはお買い得だったのではないだろうか。と言うのもRedHat社の時価総額は31億ドル程度で、Virtual Iron社は推定だが10億ドル前後と思われる。SunのMySQL買収は10億ドルであった(関連記事)ことから、そこに20数億ドルちょっと付け足してJava、ハードウェア事業および顧客・パートナー資産を手に入れたのであるから。様々な見解が出ているが今後、OracleがMySQLをどう扱っていくのかが、オープンソース業界の一番の関心ごとである。日経IT Proの高橋信頼氏が寄稿されている記事も参照されたい(関連記事)。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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