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オープンソースのリーダーApache

今回のもとネタはこちら
『领跑的开源软件Apache』


【翻訳文】
本日、Apacheコミュニティは北京で招待した国外、国内のコア開発者、またボランティア開発者、ユーザーがセミナーに参加したが、Justin Erenkrantz主席も同セミナーに出席したので、Apacheがこのセミナーを重要視しているのは明白だ。この会議の目的はオープンソースソフトウェアApacheを発展させることであり、特に中国での開発と応用を促進することである。この点は私は全力で支持している。

私はApacheには5つの特徴があると思っている;

1.Apacheのコミュニティはオープンソース世界の優れたコミュニティで、そこはオープンソースソフトウェアのミドルウェアを開発しており、通常Webサーバーとアプリケーションサーバーに利用される。Apacheはオープンソースの潮流、インターネットの基幹をもリードしている。私は各オープンソースソフトウェアの技術発展段階を(最成熟、成熟、成長中、当確を現す、芽が出る時期などの段階)に分類しているが、Apacheは最成熟に分類されるオープンソースソフトウェア(の1つ)だ。

2.Apacheコミュニティは公募で資金を集めApache Foundationを創設し、Google、マイクロソフト、Yahoo、HPなどは全てApacheのスポンサーだが、他の財団と違うのは、これらの企業は”お金は出すが関与はせず”なところだ。意志決定組織としてのApacheコミュニティ理事会は、300名のコア開発者(スポンサーの人間も可)から自由選挙で選ばれ、それぞれの理事は独立的であり、誰かもしくは企業もしくはFoundationを通しての間接的な制御も干渉も受けることはなく、これはApache Foundationがその他コミュニティ財団と違うところだ。

3.Apacheは非営利のオープンソース団体であり、ApacheのオープンソースライセンスはBSD、またはMITとも類似しており、フリーソフトウェアのGPL使用許諾よりも緩やかである。

4.インターネット上にあるLinux、Apacheなどのオープンソースソフトウェアには大きな利点がある。2005~2006年、Apacheはインターネット上のWebサーバーで70%のシェアがあり、ここ数年は下落しているが、まだ50%前後を維持している;マイクロソフトのIISサーバーは35%まで上昇しており、Apacheに迫りつつある。この現象に対して、私はApache理事のJ.Aaron Farr氏に教えてもらったのだが、彼はマイクロソフトは併合したインターネットサイトをその一部が停止していても統計に入れていると言った;その後、マイクロソフトの専門家は、これらの現象は一般的なもので、Apacheも同様だ、と私に言った。ApacheとIISの差は最小で15%までになり、現在はまた少しずつ開いているが、これは将来どのような傾向になり、Apacheがどんな対策を取っていくのか、優勢を継続可能か否かなど、高いレベルの話しを私は聞いてみたい。

5.Apacheの中国での応用について、私の手元に統計がある;
2005年、Apacheアプリケーションは中国内Webサーバー市場の17.65%を占めており、これは世界の175の国と地域のうち、後ろから数えて2番目だった ; 2007年9月の統計では中国市場のApacheアプリケーションの占有率は24.22%まで上昇しており、中国の世界的な地位も大幅に向上している。


下記では私の希望を少しお話ししたいと思う:

現在中国にはどれくらいのApacheの愛好者、ボランティア開発者、ユーザーがいるか我々は正確な統計数字ではなく、Apacheが提示している70のプロジェクトにどれくらいの中国人が参加しているかも定かではない。私はこの中国が主催するApacheセミナーを通じて、中国オープンソース推進連盟とApacheコミュニティは共同で、人材を結集し始め、育成トレーニングを立ち上げ、中国のApacheコミュニティを設立し、中国人がApacheに多く貢献することを希望する。


【書評】
今回のネタは、中国OSS推進連盟主席 陆首群氏が12/5に開催されたApache Meet up Beijing 2008上で演説したものをBlog化したもの。
陆主席はこの文にも見られるが、Apacheコミュニティの活動を高く評価しており、今年3月に広州でお会いした際も熱く語られていた。確かに、”お金は出すが、干渉せず”と言う関係を築けているのは驚異的でもある。日本でも多くのコミュニティ(と言うより団体かな、日本の場合は)が見受けられるが、事務局側はスポンサーの個々の意向を聞くこと、その間の調整をすることが大半の仕事になっているところも多く見受けられる。なかなか、その実現は難しいしハードルも高いだろうが、世界中に求められる成果物、製品、サービスなどを提供するコミュニティ、団体であれば実現できる、ということをApache Foundationは示してくれているのだろう。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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