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ホットトピック : 国産OS と龍芯の研究開発は関連付けをすべき

今回のもとネタはこちら
『热点关注:国产操作系统与龙芯研发应该绑定』

【翻訳文】
”コンピュータのOSは情報化における最も根本的な基礎プラットフォームで、国家が自身のOSプラットフォームをもっていないのは、他の人の地盤の上に家を置くようなもので、もたらされるリスクと制約はとても大きい。”と全国政協委員の黄慶勇氏は指摘をし、現在、中国のOSなど基盤ソフトウェアは完全に外国からの輸入に依存しており、特に国防, 金融などのキーとなる分野に大量な海外のソフトウェアがあるのは、直接国家の安全の脅威となる。

これはマイクロソフト関連に対し”No!”と言う提案で、聞くのは初めてではない。しかし残念なことに、今日にいたるまでまだマイクロソフトの技術にノーと言っていない。実際には中国だけでなく、世界中の多くの国がマイクロソフトにノーと言い、独自のOSを持ちたいと思っており、なぜならそれで他人のコントロールを受けなくなるからだ。しかし世界中のOS市場で90%超を占有するマイクロソフト帝国に直面し、ノーということができるだろうか。

中国にはRed FlagのOSがあり、KYLIN(麒麟)OSもあるが、名前の美しさだけでは技術との距離を誤魔化すことはできない。黒デスクトップ事件は我々にマイクロソフトに対する不平を充満させたが、長い時間もなく、我々は家庭用のプラットフォームに利用している。windowsが無いと、事実多くのことができなくなる。考えてみると、我々のアプリケーションソフトウェア、ゲーム、ほぼ全てがマイクロソフトのプラットフォームを必要としている。中国のRed Flag Linuxは大きな進歩を遂げてはいるが、マイクロソフトと比較して、技術上の差は五十歩百歩というわけではない。これは発展途上国と先進国との差であり、中国のOSはまだ初歩段階にあると言える。

国産OSの開発を優先することは既に電子情報振興計画に盛り込まれており、これは当然良いことである。しかし筆者の観点では、国産OSを振興すること一つの独立した計画ではなく、一つの系統的なプロジェクトになるべきだ。OSは確かに重要だが、ハードウェアサポートと分離してしまったら、OSは単なる砂上の楼閣となる。我々は往々にして視線をマイクロソフトに向けがちだが、その他のOSも忘れてはならず、中国の国産コンピュータには強力な心臓部が欠落している。龍芯の発展には心躍らされているが、インテル,AMDのような巨頭と比べると、中国の心臓部はそれほど強くないように思える。その一方で、国産OSの研究開発は然るべき展望性がある。マイクロソフトのWINDOWS7がまもなく投入されようとしており、マイクロソフトの携帯電話OSも非常に成熟しており、もし中国の研究開発がXPの段階を追いかけていて、先頭に追いつきたいと考えているなら、それは絶対にナンセンスだ。

もし中国が充分に足りる”中国チップ”を有していて、中国のOSがマイクロソフトに匹敵できるものであれば、我々はユーザーに対し、マイクロソフトに対しノーと言い、インテルは根本的に問題にならないと言える。しかし残念ながら、まだ無理である。政府団体が国産ソフトウェアを奨励しており、これは間違ったことではない。しかし奨励は奨励であり、技術上先頭に追いつくのはもっともな道理である。この点を達成するために、筆者の観点では、国産OSと龍芯の研究開発を関連付けると言うことは良い選択である。そうでなければ、我々はたとえ国産OSを持っていても、自身のCPUがなく、他人にコントロールされることになる。


【書評】
自社のCPU, OS開発に注力すべきと言う、一般論ではなく、危機感を持った非常に良い文書と思う。本文で指摘されているとおり、OSは単体では意味をなさず、ハードウェアまたはミドルウェア, アプリケーションと連携した上で意味を成すようになる。例えて言えば、車の話しをした場合、どんなにハンドルの回りが良くても、ドアの開け閉めが軽快もしくは頑丈だったとしても車として完成してなければ、エンドユーザーは買わないと言うことと同じである。そういう意味では、的を得た批評であるし、内部優先となった際の技術向上に対する心の甘えにも言及している非常に良い論文と思った。
なおちなみに、麒麟と言うのは筆者も初耳だったが中国のLinuxディストリビューションのようである(関連リンク)。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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