スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

LinuxベースのCRMソフトウェアの時代が来始めている

今回のもとネタはこちら
『基于Linux的CRM软件开始时来运转』

【翻訳文】
数年前、中国の管理ソフトウェアの大多数はWindowsプラットフォームベースで設計されていて、特にB/S構造のソフトウェアは、もしマイクロソフトのWindowsプラットフォームに別れをつげるなら、有能な人間が腕をふるえる場がなくなってしまっただろう。しかし、マイクロソフトが次から次に中国内の海賊版に対し攻撃してきた後は(例えば有名なのは黒デスクトップ事件)、多くの企業がリスクを咲けるために、続々とオープンソースのLinuxを採用するようになった。金融危機の影響を受けて、企業の情報化方面の支出は減少しており、無償のOSを選択することもコストをさげることにつながっている。

Linux OS を採用する際の大きな障壁の一つは、管理ソフトウェアの互換性である。いくつかの小さなソフトウェアに関して、例えば人事考課システムなどなどは、往々にして個人用のもので、価格も安く、再選択をすることはさして企業に損失を与えないだろう。しかしCRM(顧客関係管理システム)プロジェクトは異なり、その実装コストは一般的に高く、一定の資金を投入しなくてはならないだけではなく、大量のリソースと時間を投入する必要があるので、CRMシステムのクロスプラットフォーム化を望む声がだんだんと高くなっている。昨年のマイクロソフトの黒デスクトップ事件の後、多くの企業がCRMの選択時にCRMシステムがクロスプラットフォームで、彼らが必要な時には順調にLinux OS 上に順調に移植できることを望み、且つ多くの企業がLinuxプラットフォームベースのオープンソースCRMに興味を持つようにもなった。

当面の問題は、中国内の多くの企業がマイクロソフトの忠実な支持者であり、開発言語にマイクロソフトのものを採用しているだけでなく、そのデータベースもマイクロソフトのSQL Serverなので、マイクロソフトのOSプラットフォームを支持することしかできない。いくつかの大規模なソフトウェア企業、例えば金蝶(Kindee)の管理ソフトウェアでは、クロスプラットフォーム方面で模範的な作用があった。金蝶は確かにクライアントではLinux OS をサポートしていないが、そのアプリケーションサーバーはLinux上で動作可能であり、特にそのJAVAプラットフォームベースのミドルウェアは、既に完全なクロスプラットフォームを実現しており、WindowsとLinuxなどのOS上で動作が可能である。一部の主要なCRMベンダーは既にクロスプラットフォーム機能の重要性を予見しており、自社製品のモデルチェンジの準備を開始している。

以前から外資系企業の注目を集めているSiebel CRMソフトウェアは、その価格が国内のベンダーよりも高価であるにも化関わらず最近中国内企業の関心も集めている。なぜSiebel CRMはそのような高い関心を集めているのか?機能が完全であること以外に、もう一つの重要な要因はクロスプラットフォームのサポートで、彼らがサポートしているデータベースのOracleもクロスプラットフォームをサポートしている。最近著者がいくつかの企業を訪問した際、多くの企業のプロジェクト責任者がCRM選択時に最初に聞く質問はLinux Osをサポートしているかで、クロスプラットフォームをサポートしていない場合は、即フィルターにかかり落選してしまう。

現在いくつかの中小規模のCRMソフトウェアは、マイクロソフトの海賊版への攻撃の追い風を受け市場シェアを奪っており、例えばSugar CRMソフトウェアは中国での立地を開始しており、中国内のCRMソフトウェア市場のシェア拡大の準備をしている。業界関係者の理解によると、多くの企業が商用ソフトウェアがクロスプラットフォームをサポートする方法がないために、続々とSugar CRMの方に向いて行った。Sugar CRMは完全にLampプラットフォームベースでの開発なので、とても良いクロスプラットフォームの機能を有している。一部の中小企業の中、特に商業貿易の流通企業では、比較的広範に利用している。企業はいつもマイクロソフトの海賊版への攻撃がある日自分の会社にまで来るのではないかと心配しているので、選択の際は、LinuxをサポートできるCRMソフトウェアを選択する。Sugar CRMだけがマイクロソフトのこの追い風に乗っているのではなく、易客CRM社などのようなLAMPベースで開発された商用CRMソフトウェア企業も恩恵を受けている。

明らかに、中国内のCRMソフトウェアベンダー、また国外のオープンソースCRMソフトウェアベンダーは、今年クロスプラットフォームの投入を強化していくことは間違いない。今年マイクロソフトの海賊版への攻撃が強くなっていくに伴い、クロスプラットフォーム技術はCRMソフトウェアに必須な基本機能の一つとなり、これは企業ユーザーにさらに多くの選択肢をもたらせる。


【書評】
オープンソース化の波がCRMにも徐々に押し寄せてきそうな気配である。SugarCRMには様々なエディションがあり無償で提供されているのはCommunityエディションと言うものだ(参照リンク)。Communityエディションでは若干他のアプリとの連携が弱い部分もあるので、ニーズに合わせてProffesional、Enterpriseなど上級バージョンの検討も必要かもしれない。
もちろん、易客CRM社 などのようにLinuxサーバー上で稼働するベンダーも含め活況を呈してきそうである。というのも、中国政府も国内の海賊版対策を本格化してきており(参照記事)、黒デスクトップ事件(関連記事)などもあり、マイクロソフトに良くない感情があるのも事実で、Linuxサーバーの導入、オープンソースミドルウェアの導入は2009年から2010年にかけて本格化していきそうだからである。

テーマ : 中国ビジネス
ジャンル : ビジネス

コメント

非公開コメント

記事配信サイト
当ブログの記事は下記サイトにも配信されています。

あなたの中国力をUP


アジアへの扉、サーチナ。"
Twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Translate these articles.
最新記事
Google Translate
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

熊猫

Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

リンク
RSSリンクの表示
人気ランキング
皆さんのクリックがモチベーションです(^^;)
検索フォーム
FC2カウンター
最新コメント
最新トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。