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英国政府 : オープンソースへの関心はオープンソースソフトウェア普及につながる

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『英国政府:关注开源将推动开源软件的普及』

【翻訳文】
英BBCの報道によると、英国政府はオープンソースソフトウェア推進の政策を決め、オープンソースソフトウェアを公共サービス用途に使っている商用ソフトウェアの代わりとして導入することを検討し、政府は”お金を使うに値する”時だけ採用することはできるが、オープンソースソフトウェアの大多数は無償である。

商用ソフトウェアは、政府はまさに契約とライセンスのトラブルに直面しており、かつてはライセンスの期限になった際、政府はソフトウェア費にお金を支払い購入していたが、オープンソースソフトウェアを使うと、これはすべて回避され、金融の緊張を迎えていることもあり、オープンソースソフトウェアは最良の選択肢となる。

政府は現在まだオープンソースソフトウェア導入の具体的な計画は出していないのと、詳細な計画はないので、大手ソフトウェアベンダーのマイクロソフトとSunは特に反対を表明していないどころか、逆に積極的な支持をしており、ビルゲイツ氏はかつてメディアの中でフリーソフトウェアをある種認めてもおり、このようなオープンな態度を持つよう努力すべきであろう。


【書評】
英国もご多分にもれず、景気低迷の波に飲み込まれておりIT関連の見通しは明るくはない(関連記事)。政府にも例外はなくIT予算を削減していかねばならないのであろう。その選択肢としてオープンソース利用、と言うのはもちろん理解するし良い選択とは思うのだが、自国のソフトウェア企業(特に中小)を圧迫しないよう、バランスを保ちながら、まずは推進していくのであろう。
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マイクロソフト : GoogleはWindowsのライバルになる

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『微软:Google将成为Windows对手』

【翻訳文】
マイクロソフトCEOのバルマー氏は本日のウォールストリートジャーナル紙とのインタビューで、低迷する経済はまだ同社の業務に影響を与えているが、マイクロソフトはこの機会を利用してライバルに打撃を与え、更に多くの市場シェアを取っていくと話した。当然PC OS市場の話しとなると、彼はGoogleは”驚き”の存在となる可能性があると考えている。

バルマー氏はGoogleが新しく出したLinux OS Androidについてコメントした際、GoogleはAndroidに携帯電話の分野だけに留まって欲しいと思っておらず、PC市場に進出してくる可能性があることを理解しており、”ライバルとして、我々は注意深くアップルとLinuxを見ているが、Linuxにはいくらかの変化があり、私は、AndroidとLinux携帯電話の他にも、AndroidとLinuxをベースとしたノートパソコンが同社の関心を集めていると認識している。”

同氏は次のように付け加えた : ”GoogleはデスクトップOS分野において我々のライバルとなり、携帯電話OSとデスクトップOS間の垣根は消えつつあり、そのため我々もクライアントOSへの投資を強化する。”

バルマー氏はマイクロソフトが既にWebブラウザ市場で多くのシェアを失っていることを認めたが、IE8がマイクロソフトの失地を回復してくれると考えており、彼は再び、マイクロソフトはヤフーとの検索方面での強力を希望しているが、ヤフーを全面的に買収することはありえないと強調した。

発展著しいスマートフォン市場でマイクロソフトについて言えるのは良い機会であるということで、アップルiPhoneとGoogleのAndroidからのプレッシャーはとても大きいが、バルマー氏はWindows Mobileのユーザー数は増えつづけていくと楽観視し、マイクロソフトが独自の携帯電話を生産することはありえないと改めて表明した。


【書評】
Androidが携帯電話・スマートフォン市場以外もターゲットに、と言うのは本Blogでも取り上げてきたが(関連記事1関連記事2)、当然ではあるがマイクロソフトも警戒をしている。以前は「Linuxはマイクロソフトの知的財産権を侵害している」などと発言し、物議を醸し出したこともあるが、彼でも時代の流れには逆らえないのであろう。マイクロソフト1社独占支配ではなく、LinuxなどがPC市場にも広く普及し、切磋琢磨しながら技術が磨かれユーザーの選択肢が増えていくというのが健全な市場であると強く思う。

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Red Hat 09年の仮想化戦略と将来の主要な計画を発表

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『红帽发布09虚拟化策略和未来主要计划』

【翻訳文】
2月24日、Red Hat社は北京で記者会見を開き、2009年の仮想化戦略と将来の主要な計画を発表した。

仮想化はまさに企業におけるIT資産の導入及び管理の方法を変革しつつあり、これは既に業界の共通認識となっている。しかし注目に値することは、現在仮想化技術の応用は日増しに増加しており、大きな投資へのリターンを生み出してはいるが、多くの顧客は企業および業務のキーとなる環境には仮想化を採用していない -- 第三者の統計によると、仮想マシンは依然としてデータセンターのサーバーの20%未満しか占有しておらず、同時に現在のx86仮想化ソリューションは通常キーではない業務部分かあるいは開発およびテスト環境で導入されている。

IDCの分析によると、これは主に仮想化の推進に多くのボトルネックが存在するのが原因で、その中でも最も主要な原因は多くの人が仮想化とは何かということを理解していないこと、および仮想化ソフトウェアの価格が高価なこともある。

このような状況下での、Red Hat社2009年仮想化戦略の発表はまさにタイムリーであった。本日の発表会でRed Hat中国地域総裁の胡柏林氏は、企業は高性能, 高セキュリティ, 管理性に富んだ基礎フレームワークを提供し、それをデータセンターの内外の間をクラウド環境に跨がせるので、運用範囲の幅広さが企業の負担となっていると認識している。彼は同時に、製品価格はある程度現在の価格より安くなっていくとも語った。

グローバルなオープンソースソリューションのリーダーとして、Red Hatは仮想化分野で優位な立場に位置している。その歴史は2006年4月に正式発表した”仮想化統合”戦略に遡ることができ、2008年9月Red HatはKVM、SolidICE/SPICEと管理技術を含めQumranet社を買収し、これは次世代の仮想化の基礎基盤を提供した。最近Red Hatはライバルであるマイクロソフトと仮想化の相互運用性強化で初の提携を行った。

わかっているのは、その他の仮想化ソリューションと比較して、Red Hatは専門ソフトウェアが提供できない優位性を提供していることだ : オープンスタンダード, 真のマルチベンダーサポート及び導入と運用における高度な柔軟性。今回の発表会でも4つの主要コンポーネントを含んだRed Hatのエンタープライズ仮想化製品群を紹介していた。

Red Hat Enterprise Linux : Red Hatの仮想化製品群の将来の研究開発の方向性はKVMをベースにしており、これはRed HatをLinux Osの一部分として仮想化技術の研究開発を行っている唯一のベンダーにならしめている。現在Xenベースの仮想化はRed Hat Enterprise Linux 5の製品サポート期間内は継続してサポートしている。Red Hatもさまざまなツールやサービス提供し多くのユーザーをRed Hat Enterprise Linux 5のXen技術からKVMに移行させている。

Red Hatエンタープライズサーバー仮想化管理 : 強大な仮想化を管理する新しい機能を持ったソリューションで、それは業界初の完全な仮想サーバーの統合と仮想デスクトップを管理するオープンソースの製品だ。その機能にはライブマイグレーション, 高可用性, システムスケジューリング, 電力管理, 画像管理, スナップショット, 監視, 報告などが含まれる。Red Hatエンタープライズサーバーの仮想化管理ソリューションはRed Hat Enterprise Server 5およびRed Hatエンタープライズ仮想化のHypervisorを管理可能である。

Red Hatエンタープライズデスクトップ仮想化管理 : 新しい仮想デスクトップ管理システムは、QumranetのSolidICEをベースにしSPICEリモート技術はLinuxとWindowsのデスクトップに業界トップクラスの費用対効果の高いVDIを提供している。

Red Hatエンタープライズ仮想化Hypervisor : 新しい独立したhypervisor、その設計理念はRed Hatのパートナーと顧客が仮想マシンで軽量, 高性能な仮想化のフレームワークを作れるかということに基づいている。

Red Hatは次の3~18ヶ月の間に続々とRed Hatエンタープライズ仮想化パッケージ製品を出していく方針で、最初の出荷は2009年半ば頃とのことだ。

Intelの仮想化技術の先進性とRed Hatエンタープライズ仮想化製品群の組み合わせると、IntelとRed Hatはユーザーに卓越した拡張性と俊敏なソリューションを提供可能になる。Intelのソフトウェア&サービスグループ副社長兼システムソフトウェア部門事業部長のDoug Fisher氏は次のように語る : ”ユーザーがまさに望んでいることは容易に導入と管理ができる先進的な仮想化ソリューションで、Intelはハードウェアの性能アップなどの支援のため技術を提供しKVMとXenのようなオープンソース仮想化プロジェクトに貢献している。Intelの仮想化技術により、Intel Xeonチップ搭載サーバをベースにオープンソースの革新とRed Hatエンタープライズ仮想化製品シリーズとの強力な組み合わせは革新的な仮想化ソリューションを提供し業界のニーズを満たしていける。”

Red Hatグローバル副社長兼製品および技術総裁のPaul Cormierは次のように語る : ”本日のRed Hat社の戦略と仮想化ロードマップの発表は、完全な仮想化ソリューションとして、我々の強大なOSを統合し、次世代の仮想化技術と高品質でスケーラブルな管理ツールで、Red Hatはユニークなポジションを占めていく。この仮想化ソリューションのセットで、Red Hatは壁を取り除き、仮想化とクラウドコンピューティングは今日の企業に普及していくであろう。”

IBM Linux戦略ディレクター、Inna Kuznetsova氏は次のように語る : ”Linuxの仮想化は急速にそれがエンタープライズクラスの強大で高い拡張性をもった技術であることを証明しており、Red Hat Enterprise Linuxは既にIBM POWERシステムとSystem Zメインフレームプラットフォームでの仮想化機能の動作をサポートしている。我々はKVM hypervisor及びRed Hat Enterprise Linuxとの統合が我々System Xの顧客がオープンソースソリューションがもたらす経済的で柔軟的な利点を享受できるよう期待している。IBMは顧客のために業界トップクラスの仮想化ソリューションを提供しており、我々はRed Hatに力を借りLinuxの仮想化と我々のSystem X, POWER, System Zプラットフォームとで恩恵と成功体験をもたらしていく”


【書評】
Red Hatは当然XenもサポートしているがLinux Kernelに取り込まれているKVMを仮想化の中心に置いている。KVMの特徴は『KVMによる仮想化環境では、仮想マシンを単なるユーザー・プロセスとして扱えるので、従来のLinux管理ノウハウを生かすことができる』と言うところにある。
仮想化技術はVMwareが先行しXenが追いかけその後をSunのxVM Virtual Boxが2,3歩遅れて追従、と言う感が中国でもあるが、Red Hatが本腰をいれればKVMが一気に台頭、と言うシナリオも出てくるかもしれない。

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LinuxがWindowsよりも良いとされる10個の理由(下編)

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『Linux终将胜过Windows的十个原因(下)』

【翻訳文】
Windows 7はユーザーに熱望されているかもしれないが、本文の作者Jack Wallen氏はWindowsの将来性については良いと思っておらず、彼はLinux がOS 分野で支配的地位を取るのは時間の問題と考えている。彼はブログの中で次のように書いている :

私は、マイクロソフトは間違った道を既に行き着くところまで歩んでしまい、取って代われる製品が出現してしまったと考えているが、それはLinuxだ。 Windows Meのリリース時から悪性の雪だるまのように転がり落ち、しかもその雪だるまはしだいに大きくなっていってしまった。Windows発展の道も起伏に富ん でいる(もちろんXP は良い)が、大部分においては、大衆は”Windowsはコンシューマコンピュータのコア”と言う思いは抱かなくなってしまった。

以下がLinuxがWindowsよりも良いとされる10個の理由だ。

5.Windowsのハードウェア非互換性
Microsoft Vistaのハードウェアの互換性について言及するのはまるで悪夢のようだ。なぜならMicrosoft Vistaと多くの周辺機器との互換性がないだけでなく、このOS を動作させるにはスーパーコンピュータ級の装備が必要となる。当然これはIntelにとっては良いことで、なぜなら彼らはそこから利することが大だからである。Intelはとても多くの人たちが新しいOS をインストールするためには新しいハードウェアを購入せざるを得ないことを知っていて、そのうえVistaをより高速に動作させようとすると新しいハードウェアはより高価なものになってしまう。しかしたとえその他OSを驚くべき速度で実行できる良いハードウェアだとしても依然としてVistaはカタツムリのような遅さであろう。

6.Linuxのハードウェア互換性
本文5番との対比としては、Linuxはハードウェアの互換性においても優位性を保持している。Xorgの例として、最近は多くの開発者がLinuxのグラフィカルインターフェースを利用して、X Windowsサーバーでsans xorg.confを実行しているが、この主な原因はLinuxのハードウェア方面の検知がだんだんと良くなってきているからだ。あなたのモニターとPCの間には安いKVMがないので、XorgはディスプレイとXの正常な動作には最適な選択肢となる。最新のバージョン(例えばFedora 10)では、X configurationは既に過去の選択肢になっている。

7.Windowsの”承諾”
我々は天地を覆い尽くすような予言をよく耳にするがWindows 7はマイクロソフトのOS を復活させるとのことだ。よく見てみるとその発言はRedmondから同様な予言が聞こえて来ているのがわかる。Windows Vistaは一時ユーザーとコンピュータのインターフェースの方式を変革すると言っていたが、事実としてWindows Vistaは我々があまり話題にしたくないOS になっていた。もちろん、この予言は依然として耳にするが、以前のWindows MeはWindows 98を継承し且つ全てのユーザにとってより簡単になったと言われていた。事実だろうか?OS からはほぼ全て真に有用な機能は削除されて、残りはブラウザとe-mailクライアントおよびその他少しとなってしまった。

誰もがWindowsの次のバージョンのリリースはコンシューマ用途のコンピュータの定義を再定義るとよく話しているが、マイクロソフトの長年にわたるそのような表現は皆に疲労と失望を感じさせているいて、ユーザーも何か新しいものが出てくるとは期待していない。メディアは依然としてWindows 7を宣伝しているが、大衆は依然としてWindows XPを継続利用しつづけるだろう、マイクロソフトの新しいOSが何か便利なものがあると感じない限り。もちろん、例によって誰もWindows 7がいつリリースされるのか知らず、マイクロソフト自信も二転三転しているが、我々は既にそれに慣れてしまっている。

8.Linuxの透明度
本文7番との対比としては、Linuxの次バージョンのリリースは全て秘密裏にしたことはない。これもオープンソースの本質の一つで、リリースの各種選択案は全てに対してオープンであり(しかも1つのサイト上のみでなく)、時間の制限もすべて明確にされている。全てのユーザーが度のバージョンがいつどんな機能を持つようになるか適切に知ることができ、全てのLinuxバージョンは完全にオープンな状態にある。まさにこれは、Linuxのリリースは天地を覆い尽くすような広告はとても少なく、なおかつマイクロソフトと違うところは、Linuxでは”コンピュータを変革する”などの類の宣伝文句は永遠に聞くことはないだろう。Fedora ProjectのWikiを見てみると、すべての次バージョンにおける定義と受け入れられた特徴を見ることができる ; また全ての開発工程も見ることができる : 02/03/09 alpha releaseをリリース、03/24/09 beta releaseをリリース、最終版は05/26/09にリリースと、時期がとても明確で且つほとんどの場合において正確である。

9.性能比較
Windows 7とFedora 11の比較を通してWindowsとLinux Osの比較を見てみたいと思う :
Windows 7 : OS Xのdocのような、マルチタッチスクリーン(multi-touch), Google Earthのような地図アプリケーション, Hyper-Visor仮想化, 位置認識(location-aware)アプリケーション, ユーザーアクセスコントロールのアップグレード, Sidebarは削除
Fedora 11 : 20秒の起動時間, btrfsファイルシステム, より良いC++サポート, Cups Policykitの統合, DNS Security (DNS SECurity), ext4デフォルトファイルシステム, 指紋認識の統合, SCIMに取って代わるIBUS文字入力, GNOME 2.26、KDE 4.2、Windowsクロスコンパイラ(Windows cross-compiler)も含まれる。

詳細にそれらの特徴を比較した場合、容易に深く印象に残るものが何一つないことに気づくだろう。ただしFedora 11の特徴で知っておかねばならないのはとても良いOSで機能が増加していることで、Windows 7はあまり良くないOS上で機能が増加している。なおかつマイクロソフトは繰り返し大きなアップグレード(multi-touch)がありOSの改善と言う真の意味では何もなかったと語っている。

10.ハードウェア要件
マイクロソフトは続けて皆に対して次のように言っていて、Windows 7はVistaが動作するいかなるハードウェアでも動作し、ひいてはハードウェア要件はVistaに比べて低いものになるとのことだ。Vistaより更に低い?ずうずうしくないだろうか?Windows 7はnetbook市場には無縁であり、XPが市場から退いて以降は、netbookの市場はLinuxが完全に占有している。netbookはWindowsをサポートする十分なハードウェアと動力がないため(XPの簡易版を除いて)、ユーザーは自分でOSの要求を満たすために様々にハードウェアをアップグレードせざるを得ない。Fedora 10を見てみると、もっとも簡素化されたバージョンのハードウェア要件は、まるで90年代のマシンでも満足に動くような要求レベルである。

以上述べたとおり、公衆の弾劾がマイクロソフトの失敗を認識しているのに、まだWindows 7がVistaの泥沼からマイクロソフトを救出できると思うだろうか?


【書評】
前回の上編の続きであるが、今回の記事はオープンソースよりな筆者が見ても本文は少し偏っているように思える。Windowsの悪いところとLinuxの良いところを比較しているような感じを受けてしまう。ただ、ハードウェア要件と言う観点でVistaはずば抜けて要求を高くしてしまったのはWintelと揶揄されていた名残りが尾を引いていたのだろうか。その中で、今回指摘のあったネットブックを初めに、今後も発展途上国などを中心にリサイクルPCなども展開されていくであろうから、その分野ではやはりLinuxに分があると考える。LinuxもGUIが充実してしまうと、ハードウェア要件がどんどん高くなってしまう嫌いはあるが、Web、Mail、簡単な文書作成と表計算などの基本的な用途に絞れば、軽量・高速なデスクトップ環境を目指しているXfceなどを選択すると言う手もあると思う。
WindowsとLinuxどちらが生き残るかの究極ではなくその他OSS同様に用途用途にあわせた使い分けが(少なくとも現時点の)最良の選択と思う。

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ASUSネットブックにAndroid携帯電話OS 採用の見込み

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『华硕上网本有望采用Android手机操作系统』

【翻訳文】
北京時間2月21日のニュース、海外メディアの報道によると、ASUSは新しいネットブックにGoogleのAndroid OS をプレインストールする可能性があるとのことだ。

ASUSの”簡単なPC”業務部門マネージャのサムソン・フー(Samson Hu)氏は昨日、昨年末の早い段階から、同社はAndroidのネットブック用に開発者を配置しているが、本プロジェクトはまだ開発段階なため、同社はAndroidネットブックを開発, 販売するかの最終決定はまだである、と語った。

AndroidネットブックはPC ソフトウェア市場においてマイクロソフトに挑戦するGoogleの力を増長させる、と言うのも後者のWindows Osは現在90%ものPC市場をおさえているからだ。ネットブックはPC 市場でもっとも急成長している製品で、今年は出荷台数が倍増すると予測されている。大和証券アナリストのカルビン・フアン(Calvin Huang)氏は、Googleの多大なサポートがあるので、Androidはマイクロソフトに挑戦でき、一定の市場シェアをとることができるだろうと語った。Androidのメリットは無償であることと、処理能力の弱い廉価なプロセッサでも利用できることだ。

Googleは2007年にLinuxベースのAndroidをリリースし、HTCはAndroid携帯電話を携帯電話ベンダーとして初めて生産し、サムスン電子とLG電子も今年にAndroid携帯電話を発売する予定である。Freescale社は今週、同社は既に和碩聯合科技公司(もともとのASUSグループの下請け工場)とAndroidネットブックの開発について話し合いを持っており、第二四半期にAndroidネットブック用のチップを量産する予定であると語った。

Google広報担当のキャロライン・ペナー(Carolyn Penner)氏は、同社が初めにAndroidでターゲットにしているのは携帯電話だが、Androidはネットブックおよび関連製品でも使用できる、と語った。

市場調査会社のStrategy Analytics電信のアナリストであるネイル・マウス(Neil Mawston)氏は、マイクロソフトのソフトウェアはまず”大きなデバイス”に使用され、後に”小さなデバイス”へと進出してきたが、Googleは”その道の反対を行く”必要があると語った。

マイクロソフト社Windowsシニアマネージャのベン・ルドルフ(Ben Rudolph)氏は、”我々はユーザーがWindowsを継続購買してくれる自信を持っており、ネットブックに利用されるWindowsのビジネスは非常に強い成長をしている。”と語った。

Gartner社アナリストのレスリー・フィアリン(Leslie Fiering)氏は、もしGoogleのオフィスソフトウェアがマイクロソフトのオフィスソフトウェアに取って代われれば、Androidネットブックは成功の機会が更に大きくなるだろうと語った。

Androidコンピュータの動作速度はWindowsコンピュータより速い可能性がある。エイサー社は、ハードウェア要件が高いため、Windowsネットブックの起動時間はLinuxネットブックの倍もあると語る。フー氏は、Androidは非常にシンプルなオープンプラットフォームであると語る。

【書評】
以前当BlogでAndroidの携帯電話、スマートフォン以外に進出していくかもしれない、と言う記事を扱ったが(関連記事)、現実のものとなってきそうである。Freescale社の発表は中国のネットニュースでも広く取り上げられている(関連リンク ※中国語)。GoogleのAndroidはモバイルデバイスと言う位置づけでの注目が妥当になってきている。早めにキャッチアップをしておくのが得策と言えるかもしれない(関連サイト)。

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LinuxがWindowsよりも良いとされる10個の理由(上編)

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『Linux终将胜过Windows的十个原因(上)』

【翻訳文】
Windows 7はユーザーに待望されているかもしれないが、本文の著者Jack Wallen氏はWindowsの将来性について良く見ておらず、彼はLinux がOS 分野で支配的地位を取るのは時間の問題と考えている。彼はブログの中で次のように書いている :

私は、マイクロソフトは間違った道を既に行き着くところまで歩んでしまい、取って代われる製品が出現してしまったと考えているが、それはLinuxだ。Windows Meのリリース時から悪性の雪だるまのように転がり落ち、しかもその雪だるまはしだいに大きくなっていってしまった。Windows発展の道も起伏に富んでいる(もちろんXP は良い)が、大部分においては、大衆は”Windowsはコンシューマコンピュータのコア”と言う思いは抱かなくなってしまった。

以下がLinuxがWindowsよりも良いとされる10個の理由だ。

1, 様々なWindowsバージョン
マイクロソフトがあなたを信頼させられる唯一のことはその新OS は永遠に信用できないものであるということだ。歴史上の主要なバージョンを見てみよう ;

Windows 95 : コンシューマコンピュータを劇的に変化させた;
Windows 98 : Windows 95をベースにアップグレードを試みたが、痛ましい失敗を遂げた;
Windwos Me : ほとんど何もなかった;
Windows NT : エンタープライズレベルのアプリケーションをOS に取り込もうとしたが、おもちゃを動作させるのと同じように、我々がスティーブンホーキング博士のような知能指数をもっていてやっと操作させられるレベルだ;
Windows XP : 度重なる失敗を繰り返してきたWindows OS。Windows 95以来、OSが2度とこのように簡単になることはない。
Windows Vista : Windows Meと同じ
Windows 7は我々に何をもたらすだろうか?

2, 終始一貫しているLinuxバージョン
本文の”1,”で記載したこと対比してみると、Linuxは更に多くあるだけでなく一つのように安定もしている。もちろん発展の道の中では満足できない作品もあるが(Fedora 9はその中の一つ)、全体的に言って、Linuxの発展は安定して前に向かってきた。時間が経つとともに、ほとんどのLinuxバージョンで進歩が見られ、その進歩はKernelに限ったことではない。現在のデスクトップパソコン, エンドユーザーのソフトウェア, サーバー, セキュリティ性, 管理ツールなどを見ても、すべて時間とともにアップグレードされている。KDE4の4.0から4.3への発展がどれほどだったかをみても、間違いなくアプリケーションまたはシステムも、Linuxの発展すべてが前向きであったことがわかるだろう。

3, 上昇し続けるWindowsの価格
最近、よくマイクロソフトの管理者が私を訪ねてきてExchangeのかわるものがないか聞いてくる。なぜだろうか?マイクロソフトはExchangeの製品ライセンスを変更した -- 各ユーザーに対して、現在はExchangeサーバーにログインする各ユーザー毎に製品ライセンスが必須である。仮に100人のスタッフ(管理者含め)がExchangeにログインする必要があれば、すべての分を購入しないとならない。もっと大きな会社では、500以上の製品ライセンスを購入せざるを得ないときには、状況は更に恐ろしいものになる。現在の経済状態を考えれば、マイクロソフトの製品ライセンスに対するこのような大胆な改変は非常にばかげている ; 世界中で深刻な経済不況に直面している時に、マイクロソフトがこの様な課金の障壁を設けているのは無責任なことであり、非難を受けるべきことであろう。

4, 安定しているLinuxの価格
本記事の第3条と対応していることだが : オープンソースソフトウェア製品の価格は常に一定 -- $0.00である。マイクロソフトの管理者が私にExchangeに取って代わる製品で何を選択すべきか聞いてくるときに、私はeGroupwareとOpen-X-Changeを推薦している。2製品ともとても優れたグループウェアソフトウェアであり、マイクロソフトのExchangeと比較しても機能は更に強力である。EGroupwareとOpen-X-Changeは非常に信頼性があり, スケーラブルで, 安全で且つ無償である。唯一しないといけない支払いはそれらをインストールするハードウェアの分だ。2製品ともにユーザー数の制限はなく、1人でも1,000人でも関係なく、一様に優れたオープンソースソフトウェアだ。


【書評】
Linuxの優位性を示す10ヶ条の前半部分である。Windowsの歴代バージョンが出ているが、筆者としてはWindows 95とWindows XP がマイクロソフトのプラスの面でその他は可もなく不可もなく、もしくはマイナス面と考えている。Windows 95はまさしくコンピュータをより身近なものにしていったし、Windows XP は長らくビジネス用途としても使われてきた。最近のWindows Vistaに至ってはXP からの移行が不完全なまま、次バージョンのWindows 7を迎えようとしている。これはWindows XPがほぼOSとして完成してしまっている、と言うのも一因と思っている。本文ではないがWindows 7はどんなものとして市場に登場するのであろうか?
また、ライセンス課金についてもWindowsには押し並べてサーバー接続ライセンスなるものが付いてまわる。これは当然LinuxなどOSS 系のOSにはない概念であるし、この期に及んでも登録ユーザーすべてに適用という変更(今までは同時接続ライセンス)と言うのは確かに、マイクロソフト、また経済状態などの現状を考えれば、いただけない。今までは、そうは言っても既存データの移行をどうするのか?でマイクロソフト離れが進まなかった感もあるが、現在はそこが重要視されないほど、IT 予算の削減は不可避のものであるし、OSSにも代替となるものは本文中にあげたものだけでなく、様々な用途に適用できるものがでているので、試してみてはいかがだろうか。

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ブラジル世界最大のデスクトップ仮想化プロジェクトを開始

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『巴西启动世界上最大的桌面虚拟化工程』

【翻訳文】
英国メディアの報道によると、ブラジルは5560箇所の行政区の小中学校で、デスクトップ仮想化プロジェクトに入り、全て自国のLinuxソフトウェアとPCが利用された、 35万台の仮想PCデスクトップをセットし、それは小中学生の情報化教育に利用される ; これによってブラジルの小中学校情報化プロジェクトの経費は60%~80%節約されることとなった。このアイデアはまずブラジルの教育部から提出された ; プロジェクトの第一段階で、まず一部の学校に1,850台のコンピュータが設置され、各コンピュータには10個のLinuxワークステーションが並列実行されており、各仮想デスクトップコストは平均約50米ドルほどだったが、これでは教育用経費の削減にはならなかったが、人的,物的な節約にはなった(官報の発表では170万トンにも上る二酸化炭素排出量を削減でき、それは28,000台の自動車の一年分の排出量、4.1万エーカーの樹木分に相当することのことだ)。

報道によると、本プロジェクトが採用したのはRed Hat Gnomeの修正版Useful Desktop OS であり、あわせてThinNetworksが提供している1台のマシンで10個の仮想デスクトップを稼動させられる仮想化ソフトを利用し、さらに採用されたPCはすべて自国のコンピュータベンダーの製品であり、その中にはレノボに買収されたPositivo Informaticaも含まれている。

2003年にルラ氏が大統領になって以来、ブラジル政府は低価格のコンピュータを学校に大規模導入すべく努力してきていたが、保守勢力からの度重なる妨害を受け、ブラジル国内の教育専門家は次々に反対を唱え、ブラジルは必ずしも裕福ではなく、情報技術の学習は子供たちにとって学業や就職の助けにはならず、国内の非識字率を下げることには繋がらないと考えられていた。

反対と妨害は情報化の歩みを止めることはできず、2006年に、ルラ氏は非識字を一層する活動の“Um Computador por Aluno”と名づけられた計画を提唱し、すべての子供に1台ずつコンピュータを配布した。2007年、本プロジェクトはまず5校をモデルケースとし、たが、資金の問題でその後停滞してしまった。先月までに、ブラジル政府は全体計画配分の中で負担する額を事務官のCezar Alvarez氏は、今年は少なくとも15万台分のコンピュータになるだろうと語った。

どのような行うかに関係なく、これは数百万の小中学生に福音をもたらすであろう。


【書評】
今回の文書は後半特に話しが飛び飛びになったりで、意味がつかみづらい部分があったが、今回のプロジェクトは主に仮想化ソリューションを提供しているUseful Corp社およびThinNetworks社の製品が使われたようだ(関連サイト関連発表文)。35万台の仮想化環境とは恐れ入るが、この文書によると1台に10個分の仮想化環境が構築できると言うことは単純計算で物理的なPCは3.5万台の導入で済む。170万トンの二酸化炭素排出削減とともに電力消費の大幅な削減にも繋がるだろう。子供たちの情報化教育の充実とともに環境問題にも配慮できるとても良いプロジェクトと思う。どこにでも反対はいるもので、今後も実行段階で様々な”妨害”が入る可能性もあるが、ぜひやり遂げてもらいたいと切に願う。とともに、日本政府にも同記事を参照していただきたいものだ。

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宝徳(PowerLeader)はNovellと共同でサーバーにSUSEをプレインストール

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『宝服务器联合Novell预装SUSE』

【翻訳文】
最近、Novell社と中国サーバーベンダーの宝徳コンピュータシステム有限公司は共同で、宝徳が生産するいくつかのサーバーにSUSELinuxEnterpriseServerをプレインストールしセット販売するのと同時に、全面的な技術サポートサービスを享受していくと発表した。宝徳はNovellと組んで独自の技術, リソースの優位性を発揮し、共同で中国市場を開拓していく。

近年、Novellと多くの世界的に有名なメーカーが協業を展開しており、その中には多くのOEMベンダーとのLinuxソフトウェアプレインストールでの協業も含まれ、同時に彼らに全面的な技術とサービスのサポートを提供してきた。Novell社は中国において現地メーカーとの緊密な協業を重要視しており、今回の宝徳との提携は、Novellの中国における今後の発展の基礎を築くものである。

同時に、Novellは2009年にSUSELinuxEnterprise11をリリースし、これは顧客により革新的な相互運用性, ビジネスクリティカルなコンピューティング及び物理的, 仮想的コンピューティングをもたらすと発表した。


【書評】
宝徳(PowerLeader)は2007年に年間成長率40%(中国市場全体では13%)をあげている中国内サーバーベンダーでもTOP3に入る会社であり、教育, 公共, 通信分野に強みを持っているベンダーである(関連記事 ※中国語)。中国国内でも日本同様、HP, DELLなど外資系ベンダーも強いので苦戦を強いられているのだろうが、Linuxプレインストール+αの展開で今後を期待してみたい。

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HP のサーバーUbuntu Linuxのサポートを開始

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『惠普服务器开始支持Ubuntu Linux系统』

【翻訳文】
長年にわたりHP のサーバーはLinuxをサポートしてきており、現在のところ、HP のサーバーはRedHatEnterpriseLinux, Novellの SUSELinuxEnterpriseServer,OracleEnterpriseLinux及びDebianLinuxなどをサポートしている。

CanonicalはUbuntuの親会社として、既にUbuntuをエンタープライズレベルのサーバーに応用できるよう尽力しており、UbuntuがサーバーOS に関わり出したのは2006年の中旬で、当時のバージョンはUbuntu6.06LTSであり、長期サポートの提供を取り入れたバージョンである。WikipediaがUbuntuをサーバーシステムとして選択した後、Ubuntuも正式な世界的サーバーOSとなっていった。

最近HPとCanonicalの両社で同意が行われ、HP はproliantサーバー上で全面的にUbuntuの認定を行い、認定後はUbuntuをサポートOSリストに記載され、認定されたサーバーは安定稼働される。認定されるサーバーにはAMDのOpteronプロセッサとインテルXeonプロセッサのブレード, ラック式, タワー式サーバーが含まれている。その中で単体のタワー式サーバーはコストも比較的安く、主に中小企業向けのもので、ハイエンドなOpteron, Xeonプロセッサが使われているものを除き、AMDSemPronおよびインテルCelelon Dプロセッサが使われたものも、価格は400ドル未満である。

現在の世界的な経済後退期の中、各企業はITコストの削減を望んでおり、HPの低価格機とUbuntuLTSLinuxは企業に信頼性が高く且つ低価格なソリューションを提供する。


【書評】
Ubuntuがサーバー側で大手ベンダーに採用されるのは筆者の知る限りでは初のことである。以前の記事で「Linux /オープンソース 2009年10大予測」を寄稿した際、Ubuntuがサーバー分野でも活用されていくのではないか、と言う記事があったが、まさしく体現されたということであろう。HP自身も世界的に見るとIBM、DELLなどとの熾烈な競争が繰り広げられていることと思うが、先日の「Debianをサポート」とあわせた差別化戦略といったところであろうか(関連サイト)。

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携帯電話OSが続々とオープンソースに オープン標準が未来の主流になる

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『手机操作系统陆续开源 开放标准将成未来主流』

【翻訳文】
1)オープン形式OS Android数多くの業界支持を獲得
2008年9月23日、 T-mobileは初のGoogle携帯電話であるT-Mobile G1を発表し、これはGoogleのAndroid OS が市場に参入したことを示していた。

AndroidはGoogleがモバイルデバイス開発のプラットフォームおよびOSとして所有しているもので、OS, ミドルウェア, 使いやすいユーザーインターフェースおよび各種アプリケーションソフトウェアが含まれている。2007年11月5日、Googleが提案したオープンモバイルアライアンス(Open Handset Alliance)が設立され、インテル, モトローラ, クアルコム, HTC, LG, ソニーエリクソン, ARMなど30社以上が参加、Androidのサポートを表明した。

キャリアも続々とAndroidサポートを表明した。日本のNTT Docomoも今後はAndroid携帯電話の開発に重点を置き、あわせて自身のi-modeサービスも適用していくと表明した。台湾のキャリア中華電信も2008年末にAndroid携帯電話を台湾市場に投入することを検討していた。T-Mobile, Sprint Nextel, 中国移動, Vodafoneもオープンモバイルアライアンスに参加している。

携帯電話製造メーカーもGoogle Android携帯電話に大きな期待をしている。08年10月29日、ASUSは来年第一四半期にAndroid携帯電話を出す計画であると発表し、HTCと市場で争っている ; レノボも来年中国移動と連携して中国市場向けのAndroid携帯電話を出していくと発表していた ; 2008年10月、経済危機および経営困難に直面し端末メーカーのモトローラも、携帯電話事業の未来の発展は完全にGoogleのAndroid OS にかかていると表明していた。

2) 競争への対応、ノキアSymbianを買収しオープンソース化を発表
2008年6月24日、ノキアは2.64億ユーロを費やしSymbian社の52%分の株を買い取り、買収後全額出資の会社となった。同時に、ノキアはソニーエリクソン, モトローラ, NTT, AT&T, LG 電子, サムスン電子, STMicroelectronics, テキサスインスツルメンツ, Vodafoneと連携し、Symbianアライアンスの設立を共同発表し、統一ソフトウェアプラットフォームの影響力拡大をねらった。

ノキアはSymbianアライアンスに無償でSymbian OS を公開したが、これはSymbianが非営利団体になる手助けとなり、先進的な携帯電話製造メーカー, キャリア, チップ製造メーカーを団結させ、汎用性あるオープン形式のプラットフォームを作り上げた。

2008年6月以来、合計52ヶ国で同組織に加入する予定であると発表されたが、その中には全て大手携帯電話製造メーカーが含まれていた。英国のチップ製造ベンダーARM, クレジットカードのVisa, 華為など10社がソフトウェアを無償で入手するために非営利組織である”Symbianファウンデーション”に加入する予定である。米国通信キャリアのAT&Tも12月初めに、Javaでの開発を見送り、Symbian OS を利用した端末を出していくと発表した。

その他、ノキアのオープンプラットフォームSymbianも、チップメーカーの歓迎を多く受けており、携帯電話チップメーカーのSTMicroelectronics(ST)は、ノキアがSymbianプラットフォームを統一しオープンソース化した動きは多くの携帯電話製造メーカーがサポートするために有益なものとなったと語った。

コメント :

Googleはモバイル端末分野の後発者として、Androidでオープンソース方式を用い迅速に市場を占有しようと試みており、同キャリアの積極的な協力と同時に、中小ベンダーがAndroid OS を採用することも受け入れている。しかもAndroidは現在中国移動, HTC, インテル, eBay, NTT Docomo, クアルコム, モトローラなどを含むキャリア, 端末メーカー, チップメーカーの大きな支持を得ている。その後NokiaもSymbianをオープンソースにすると発表し競争圧力をかけたので、OS のオープンソース化の傾向は逆戻りできないものになった。

オープンソースOS はスマートフォンの発展を更に一歩推進させた。第一に、OS の公開はチップベンダーにソフトウェアに対するハードウェアの設計を更に合理的にし、ソフトウェアを利用しハードウェアの優位性の発揮に最大の効能があった ; 第二に、OS の公開はサードパーティソフトウェア企業がターゲットとするソフトウェア開発の手助けとなり、さらに多くのサードパーティ製アプリケーションが提供された ; 第三に、OS の公開は携帯電話メーカーの生産コストを削減し、消費者の購買を促進した。このため、まちがいなく端末メーカー, チップメーカー、キャリアもすべて”オープンソース”のOS に目標を定め、これがスマートフォン発展の大きな要因となった。

モバイルインターネットの時代を迎え、オープンソースは携帯電話OS の主流となっているが、キャリアにとっては機会と挑戦が共存しているとも言える : オープンソースは携帯電話のコスト削減をもたらし、キャリアは容易にアプリケーションを開発でき、携帯端末は急速に普及し、これはキャリアにとって良いことである ; しかしもたらされた挑戦も巨大なものであり、キャリアの事業開発モデルとビジネスモデルには劇的な変化が発生する可能性があるのと、ユーザー端末のセキュリティ管理に更に力を入れる必要があるが、これはキャリアが積極的に取り組んでいかねばならないことである。


【書評】
現在、世界最大級のモバイル関連イベント『Mobile World Congress』がスペインで開催されている影響もあってか、携帯電話およびモバイル向けの記事が目立つ。中国市場においては(非公式販売ながら)iPhone、Symbian、Androidがやはり話題の中心である。中でもSymbian、Androidは2009年は中国市場において、旋風を巻き起こすであろうし、関連ビジネスが活況を呈することだろう。ここにLiMo陣営がどのように絡んでくるかも含め、興味は尽きない。

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華為 : 今年Androidプラットフォームの携帯電話を2,3種類販売

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『华为:今年将销售两至三款Android平台手机』

【翻訳文】
中国華為は月曜日に、今年2, 3種類のグーグル(Google)Androidプラットフォームの携帯電話を販売開始する予定で、来年は更に多くの携帯電話を出していくと発表した。

華為デバイス部門マネージャのEdward Chen氏はインタビューの中で記者に向けて、同社はSymbianおよびLinuxのLimoソフトウェアプラットフォームを利用した携帯電話を出すこともまだ検討していると話した。

ノキアのSymbian OS は携帯電話ソフトウェアプラットフォーム市場でトップを走っているが、去年AppleとBlackberryの機器製造ベンダーResearch in Motionは多くのノキアのシェアを奪った。

今まではコンピュータ用OSのLinuxは携帯電話分野では進展がほとんどなかったが、Limoプラットフォームの拡大にともなって日増しに地位が向上しているのと、GoogleのAndroidプラットフォームもLinuxシステムを採用している。

Chen氏は、華為は2009年4,000~4,500万台の携帯電話を販売する計画で、去年は3,300万台であった。華為は携帯電話を主に通信事業者に販売しており、そのメーカーのブランドで市場で販売されている。

Chen氏はまた、華為は今年の末かあるいは来年初めに、”ロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTC)技術を採用した携帯電話を発売するとも語った。


【書評】
中国通信機器, ネットワーク機器ベンダーの雄、華為がAndroid携帯電話を出す予定という。OEM提供とはいえ、4,000~4,500万台の販売数と言うのは、日本の全体市場とほぼ変わらない数字なので、そのインパクトは多大なものになるだろう(関連記事)。日本はノキアが撤退するなど停滞感が見られるが(関連記事)、中国の2009年携帯電話市場はAndroid, LiMO, Symbianのオープンソース関連にiPhoneなどを含め活況を呈していきそうである。

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マイクロソフトとRed Hat一時休戦 仮想化分野で相互運用性を実現

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『微软和红帽搁置争议 虚拟领域实现互操作』

【翻訳文】
2月17日のニュース、数年来、マイクロソフトはずっとオープンソースソフトウェアベンダーに特許を認めてきたのは相互運用性実現の前提条件があった。マイクロソフトは今週仮想ソフトウェアの相互運用性でRed Hatと協力していくことを発表した。

海外メディアの報道によると、双方の協力内容には以下3つの主要なポイントが含まれる : Red Hat Enterpriseの仮想技術がWindows Serverをサポートする ; Windows Server Hyper-VとMicrosoft Hyper-V Server仮想技術はRed Hat Enterprise Linuxサーバーをサポートする ; テスト作業が完了した後、双方は互いの技術を利用し顧客に共同でサポートサービスを提供する。

マイクロソフト仮想戦略部門ゼネラルマネージャのマイク・ネイルは、ユーザーが求めているのはマイクロソフトとRed Hatが仮想技術の相互運用性で協力しあうことが主である。

マイクロソフトとRed Hatの仮想技術の相互運用性での協力と特許の問題には何の関連もない。合意にもとづいて、マイクロソフトとRed Hatは共同で双方の顧客に技術サポートサービスを提供するが、双方の知的財産権を共有する必要はない。以前にも間接的な協力はしていたが、これはマイクロソフトとRed Hatの初めての直接的な協力である。

今回の協力はマイクロソフトはどんなオープンソースソフトウェアベンダーとの付き合い方が更に成熟してきて、Red Hatもいかなる専有ソフトウェアベンダーとの付き合い方が成熟してきたことを表しており、双方の意識が、協業はWin-Winを実現できると言うことに達したのであろう。


【書評】
海外のネタではあるが、非常にインパクトのあるニュースだ。両者の本社ニュースリリースには正式文書は載っていないが、Red Hatの名でBusiness Wireなどには投げ込みが行われている(関連記事)。今回の両者の協業はこの業界に長くいる人間ほど意外なものだったのでははないだろうか。と言うのも、Novellとマイクロソフトが相互運用性などの協業を発表したさい、真っ先に反応したのがRed Hatであった(関連記事)。これも、それぞれの高級管理職などが入れ替わったのと、時代の流れであろう。ただ現在、Linux/Windowsを混在環境で使うユーザーが急激に増えているので、相互運用性が高まって行くのは非常に良いことであり、今回の発表を歓迎したい。

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Linux版Chromeは開発を含めたGTK+ツール開発キットを採用

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『Linux版Chrome将采用GTK+工具包开发』

【翻訳文】
検索エンジン大手のGoogleは去年の9月に最初のWebブラウザChromeをリリースし、そのシンプルな外観、最強のJava Script実行能力および高速なWeb閲覧はユーザーの認識を勝ち取り、ブラウザ市場の戦争もまさしく開始された。現在では、Google Chromeはデスクトップ市場のシェアで既にOperaを越えている。しかし1つ気が滅入るような問題があるが、現在まで、Google ChromeはWindows版しかなく、Mac版とLinux版はまだリリースされていない。

早い段階では、グーグルは両プラットフォーム用のChromeを出すと約束していたが、彼らが想像していたより困難が多く、ChromeのインターフェースマネージャのBen Goodger氏はメールの中でこの点を認めていた。

数日前、Google Chrome for MACの初期段階のスクリーンショットがついに出てきたが、MAC版Chromeは初期段階のUIは既に備えていて、Webページが開けることは証明した。当然MAC版の開発と同時に、Googleの別のグループはLinux版Chromeを開発している。

Ben Goodger氏が明かしたところによると、Linux版のChromeブラウザはGTK+ツールキットを採用するとのことだ。Ben Goodeger氏になぜQtを使わないのかと聞いたとき、彼はQtには各プラットフォームフレームワークで最小の共通サブセットしかサポートしないという制限があるためと説明した。あわせて、Chromeのクロスプラットフォーム環境は簡単なクローンではすまないとも説明した。

Mac版のChromeの場合は、Ben Goodger氏は、直接Windows版のものを移植したのでは絶体に受け入れられず、最下層から全てをMACシステムで開発されたネイティブバージョンとしたと説明した。

聞くところによると、MACとLinux版のChromeは今年の6月にリリースされる予定だ。


【書評】
Google ChromeはWindowsプラットフォームのものを使ったことがあるが、無駄を極限まで省いたシンプルなもので、Firefoxに比べても非常に高速にWeb閲覧が可能だ。ただ、他のプログラムとの連携という意味ではまだ不完全で、テキストなどをオフィスファイルからコピー&ペーストするさいの挙動があまりよろしくない。ただ、そこに目をつぶってもWeb閲覧の快適さは享受できる。
Linux版の登場が楽しみであると同時に、Firefoxとの今後の関係も注目していきたい。と言うのも現在のFirefoxの収入源はほとんどGoogleに依存している(参照記事)。急展開、と言うことはないかもしれなしが、いずれにしても目は離せない。

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中国、欧州、米国の商用オープンソース

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『中国、欧洲、美国的商业开源 』

【翻訳文】
”オープンソースソフトウェア”は商業化し運営していくことができ、”商用ソフトウェア”も同様に”オープンソース”にするという選択が可能だ。”オープンソース”の目的は知識の共有を容易にすることで、商業化し運営すると言うことは即ち”知識”として留まっているソフトウェアコードやドキュメントを社会のニーズに適応する製品”ソフトウェア製品”に変えていくことであるので、知識を現実的な生産力に変えていく必要がある。しかし米国, 欧州, 中国における、オープンソースの商業化は明らかに異なっている。

Larry Augustin氏は彼のBlogで《欧州と米国の商用オープンソースソフトウェアの比較》と言う文章を発表した。倪光南アカデミー会員はIT168が主催した2009年中国IT技術動向と製品の革新大会上で、この文章に内容を追加して、《中国, 欧州, 米国の商用オープンソースソフトウェアの比較》と題し、基調講演を行った。

倪光南アカデミー会員はオープンソースソフトウェアと商用ソフトウェアの対立が起きてからというもの、私有のソフトウェアを商用ソフトウェアとみなし、オープンソースソフトウェアは商用ソフトウェアとしてみなされていないが、これは間違っていると考える。あわせて6つの方面から中国, 欧州, 米国の商用化されたオープンソースの区別を述べて、中国とその他の国を比較してオープンソースを支持, 促進していく多くの理由を指摘した。

以下は倪光南アカデミー会員の講演内容の抜粋である :


一、 オープンソースソフトウェア採用の主原因

米国においては、オープンソースソフトウェア採用の主原因はコストである。

欧州では、コストはやはり重要ではあるが、オープンソースソフトウェアの”オープンソース”であると言う特徴が更に重要で、特に、多くのサプライヤーがいるのと(個別のベンダーにロックインされることを回避できる)発展計画の方向性を支持し影響をもてると言うところだ。

中国では、オープンソースソフトウェアの最大の意義は自身で制御可能なことであり、情報セキュリティを保障でき、その次は多くのサプライヤーを持てることとコストが低いなどなどが考慮される点だ。オープンソースソフトウェアの”オープンソース”である特徴は中国では欧州より更に重視される。


二、 商用オープンソースソフトウェア事業の主要な先駆者を創造

米国は商業的利益である。米国では、ベンチャーキャピタルがオープンソースソフトウェア事業の発展を牽引している。米国には既にとても大きく成功している私有ソフトウェア事業があり、米国の目標は次世代のソフトウェア企業を確立することだ。

しかし、欧州の状況はそうではない。そこにある、自然発生的な願望はローカルのソフトウェア企業を確立したいということで、オープンソースソフトウェアはそのような機会を提供できるので、これが彼らがオープンソースソフトウェアを採用する主要な推進力である。欧州連合としてもサポートしている。

中国では、状況は欧州と比較的似ており、中国もローカルのソフトウェア産業を確立していきたいと考えており、これは経済発展の要求なだけでなく、情報セキュリティの要求でもあり、それゆえに、中国は欧州に比べソフトウェア産業の発展に更に力をいれており、これが中国がオープンソースソフトウェアを採用する主要な推進力である。

最近、《国家中長期科学技術発展計画要綱(2006 - 2020年)》に盛り込まれた”核高基”特別プロジェクトは既に実施されており、その中にOS, データベース管理システム, ミドルウェア, オフィススイートなどの内容が含まれた”基盤ソフトウェア製品”があり、それらはオープンソースソフトウェアと非常に密接な関係がある。例えば : 特別プロジェクトでOS の発展に必要なことはLinux互換のオープンソースソフトウェアでLinuxのオープン標準を遵守していることか、または自主開発で且つオープンソースソフトウェアとの組み合わせか、オープンソースソフトウェアの発展から出てきたものに基づいたものであることだ。重要な” 核高基”特別プロジェクトが支持している基盤ソフトウェアもオープンソースソフトウェアと同様に密接な関係がある。したがって、国家が支持する自主的な基盤ソフトウェアもオープンソースソフトウェアをサポートしている ; オープンソースソフトウェアは中国のソフトウェア人材を組み合わせさせすれば、自主制御可能なソフトウェア(あるいはサービス)を作り出せる。


三、デュアルライセンスのビジネスモデル

米国では、デュアルライセンスに基づいたビジネスモデル(あるいはある商用ライセンスの下にコードをオープンにする許可を再度しているか、オープンソースソフトウェアに基づいた上で商用版を販売しているか)は既に非常に一般的である。

ただし欧州では、このようなモデルは受け入れられていない。米国では、CIOたちは一つのベンダーから商用ライセンスでオープンソースソフトウェアを仕入れたいと思っている。

中国では、関連ベンダーもデュアルライセンスのビジネスモデルを採用しているが、ユーザーは一般的に理解不足で、彼らはベンダーからオープンソースソフトウェアを仕入れる際にそれがどんなライセンスかには関心をあまりもっていない。


四、ソフトウェア販売モデル

米国では、主に直販である。商用オープンソースソフトウェアはソフトウェア販売の中間地点をクリアすることが可能でユーザーに直接リーチできるのが良いところだ。

しかし欧州では、欧州の状況はそうではない。ここでは、ユーザーは主に小売業者やシステムインテグレーターを通してソフトウェアを仕入れ、直販モデルは広く受け入れられておらず、これは欧州の小売業者やシステムインテグレーターがオープンソースの方面でつける付加価値が米国のものより高いためだ。

中国では、ユーザーはオープンソースソフトウェア関連ベンダーあるいはシステムインテグレーターからオープンソースソフトウェアを仕入れる(ダウンロードは販売に属さない)。


五、オープンソースのビジネスモデル

米国の企業はサービスのビジネスモデルには消極的なため、人的資本が非常に高い。彼らは製品を提供することに関心があり、たとえば私有の付加価値製品を提供したりあるいはオープンソースソフトウェア版と同時にエンタープライズ版を提供したりといった具合だ。

欧州では、サービスとサポートを注文することは主要なことであるが、米国では、サービスも出るには拡張性がないと考えられるため、製品モデルなのである。

中国では、オープンソースビジネスモデルはサービスが主要であるが、ベンダーがオープンソースソフトウェアをベースに開発した”自主的な著作権”ソフトウェアの販売もあり、製品モデルも採用している。当然、両者が混在したモデルもある。


六、オープンソースソフトウェア製品への期待

米国は、オープンソースソフトウェアライセンスの下で、製品が利用でき(しかし必ずしも製品の全てが利用できるわけではない)、製品のビジネスライセンスは一般的なものが使われ、製品計画は商用ベンダーによって管理されている。

オープンソースソフトウェア企業としては、欧州では明らかに米国より条件が高い。欧州では、もしある会社が主にオープンソースベンダーだった場合、人々はそれが100%オープンソースのライセンスであることを望み、その上、いくつかコミュニティモデルあるいは相互モデルもあり、ユーザーがソフトウェア発展の方向性を主導できるようになっている。

中国では、国家計画の支持の下、多くの企業あるいは組織にオープンソースの発展に基づいた”自主的知的財産権(自主的な著作権)を許可しており、別々の許可証にもとづいて、これら製品はオープンソースあるいは非オープンソースのものとなる。問題はコミュニティへの参加不足で、コミュニティに対するフィードバックが不足している。

中国の政府調達では、《ソフトウェア政府調達実施方法》(討論段階の原稿)に準じて、中国の提供商がリリースしたソースコードはオープンソフトウェアと同様に中国製ソフトウェアと認定される。ただし、この《方法》は正式には交付されていないが、この原則は認識されている。これからわかるのは、中国のソフトウェアとオープンソースソフトウェアはとても多くの状況下で相通じ合えるものである ; 国産ソフトウェアを支持することとオープンソースを支持することは多くの状況下で同じことである。

要約 : 各国の国の状況は同じではないので、商用オープンソースソフトウェアに対する姿勢も同じではなく、中国と欧州は比較的近いが、米国とは大きな差がある。当然、中国には欧州と比較してもオープンソースを支持,促進していく多くの理由がある。


【書評】
往々にして欧米と言う言葉を使うが、やはり文化も違えばビジネス習慣・考え方なども違う。本文にも出てくるが中国のオープンソースのビジネスモデルは欧州に近い。これは、米国のオープンソース動向をみるより欧州の動向を見たほうが機会も多そうであることを示唆していると思える。かたや、日本はどうだろうか。販売方法は欧州寄り、採用の理由は米国よりと言ったところだろうか。日本発のオープンソースを活用した企業が世界に羽ばたくことを切に願う。

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アウトソーシング企業はオープンソースコミュニティで何が学べるか?

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『外包企业可以向开源社区学什么?』

【翻訳文】
一見すると、アウトソーシングとオープンソース開発の間には何の関係もないように思える。しかし、注意深く観察してみると、発見ができ、アウトソーシングを通じて自身のプログラミングで企業の要求を満たすことについてオープンソースコミュニティの中での管理と工程などの方法から学ぶことができる。

非同期型開発とコミュニケーションの良いところ

Postgre SQLのコアグループメンバー兼Sun社オープンソースデータベースチームメンバーのJosh Berkus氏は、アウトソーシング企業はオープンソース開発コミュニティの中から学べる重要な教訓は、”オープンソースコミュニティは電話,チャット,会議などコミュニケーションによる非同期方式をことさら強調している - Eメール, Bug追跡, フォーラム, VCS(バージョン管理システム)更新, など非同期型方式 -”と指摘する。Berkus氏によると、非同期型開発の利点には次のようなものが含まれるとのことだ : 1.Eメールをコミュニケーション方式に採用した場合、受信者のタイムゾーンを気にしなくても良い。同期型の方法は往々にして人々を朝6時から夜の11時まで電話応対することを余儀なくさせ、これは全体的な作業効率と満足度を減らしてしまう。

2.非同期型方式は自身のインデックス審査を含む。Eメール, Bug追跡, これに類するツールは活動の記録を自動生成できる ; 同期して作業をしていない人も閲覧およびタイムリーに”流れ”をつかむことができる。Berkus氏は次のように言う : ”この種の追跡機能は議論の重複を軽減でき、マネージャーは更にスタッフの作業状況を把握できることになる”

3.効率アップ。Berkus氏は、コミュニケーションの同期型方式は非常に低効率であるが、会議は全ての人が会場にくるのを待ちその後始まるが、これは通常会議の半分の時間を占有してしまう。

4.非同期コミュニケーションはコミュニケーションにおける言語の障壁を解決する。The 451 GroupオープンソースアナリストのJay Layman氏は、開発サイクルの中で言語の違いは世界的に依然として明白な事柄である、と語る。EメールとWeb通信を使えば、英語が話せない人と会員が更に簡単に電子メールやWeb文書を読んだり翻訳したりできる。

しかしながら、Berkus氏の観点からすると、非同期コミュニケーションにも欠点がある : 対話のプロセスは多くの駆け引きを必要とし、往々にして数日もの時間がかかり、数時間だけの短い時間では解決できない。彼は次のように言う : ”これはオープンソースの開発者に電話, 会議など同期式の方法、あるいはある種の作業モデルの制定を必要とさせるようになり、多くのタスクを並行して継続させるようになった。”

どのようにしたら統制と動員がより簡単になるか?

Lyman氏は、オープンソースとアウトソーシングの活動の中で遭遇しているその他の課題は統制であると語る。オープンソースベンダーの幹部が直面している課題は、それらの動員とガイダンスは金銭が個人や団体に取って主要なモチベーションにはならないということだ。

Lyman氏は次のように語る : ”グローバルなアウトソーシング開発コミュニティの中でも似たような課題に遭遇しており、この様な活動のなかで、コミュニティメンバーとの直接的な関係は少ないかもしくはないので、統制することは更に困難だと思う。オープンソースコミュニティでも既に立証されているが、過剰な統制は不満を引き起こす可能性があるのと、あるいは創造性をなくしてしまう。”

GNOME 財団専務理事のStormy Peters氏は、アウトソーシング開発コミュニティのメンバーはオープンソースの中から非常に多くの教訓を学べ、且つそれは自身のチームにも応用可能で、自身の好きなツール集から開始可能だと言う。Peters氏は次のように解説する :”オープンソースソフトウェアプロジェクトは往々にしてEメール, メーリングリスト, IRC(インターネット中継対話)に頼らざるを得ない。”これはオープンソースソフトウェアプロジェクトが多方面から利益を得られるようにする :

1.透明度。全ての決定と討論は公の知るところとなる。誰が責任を負うべきで何に責任を負うべきかが非常に明確である。

2.能力至上主義。各人は全てその他の人が何を作っているかを知っており、同様にどのように作っているかも知っている。

3.権限をあたえる。各人全てに発言権がある。いかなる人でもIRCあるいはメーリングリストに参加できる。

4.歴史。いかなる人でもプロジェクト全体の歴史や状況を理解できる。

もちろん、オープンソースの開発メンバーとアウトソーシングの開発メンバーの重要な区別は基本的にモチベーションである。まさにKusnetzky Groupの総裁兼著名なアナリストであるDan Kusnetzky氏が次に述べているとおりである : ”オープンソースコミュニティは怒りによって駆動しているものだ。人々は特定のコードができることとできないことに対して怒りを覚えるので、問題を解決することに精力を傾けられる。アウトソーシングの開発メンバーは指示にしたがうだけで、彼らが知っていることでも理想としないことでも、彼らはそれに従うであろう。”

フリーソフトウェア, 戦略コンサルティングサービス企業であるNeary Consulting社はGNOME開発ベンダーの中でリーダー的な一社で、同社総裁のDave Neary氏は次のように語る : ”個人的な観点で言うと、私はアウトソーシングとフリーソフトウェアプロジェクトの共通点は多いとは思わない。両者の類似点と言えるところは、あなたが寝ている時間に姿の見えないハッカーたちが問題解決のため努力しているところだ。米国のあるGNOMEコミュニティメンバーはかつて欧州の同業者を”code gnomes”と呼んでいた。しかし、両者の管理方法は明らかに異なっている。コミュニティメンバーのすることなすこと対しての関心、ならびに彼らへの賞賛と作業の認可は彼らが参加するための最大限のキーファクターと成りうる。

この点を鑑みて、Neary氏は如何にアウトソーシング企業を成功させるかと如何に仕事に活力をもたらすかは非常に難しい問題だと考えている。彼は次のように言う : ”多くの優良企業の状況は既に明らかなものになっており、これらの会社にいる従業員は重要な家族のメンバーとされ、人工というよりは時間だ。インドや中国から来た最低賃金の博士などと比較しても彼らは低い賃金しか手にしていないが、これら企業の従業員の貢献はまったく遜色がない。”


【書評】
内容はタイトル負けしている感が否めないが、共通している部分として”非同期”をあげている。オープンソースの開発でもLinuxに代表されるように世界中のハッカーがインターネットを介して、”非同期”に開発を進めているが、米国<=>インドのアウトソーシングなどでも同様であろう。ただ、ここで伝えられているとおり、メールの文面だけだと伝わらないことが往々にしてある。また、文化の違い・言葉の壁などもあるが、これらを埋めていくのが、詳細な仕様書であり、UMLなどの仕様記述言語なのであろう。日本から見たアウトソーシング先は中国・インドなどが現在の主流であろうが、UMLなどは中国でも活発になってきているようである(関連サイト1関連サイト2)。また、アウトソーシングの一分でもあるオフショア開発の問題点・トラブル例などを様々に議論、共有している有用な団体もあるので紹介しておきたいと思う(関連サイト)。

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キューバ 国産LinuxでWindowsに挑戦

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『古巴推国产Linux系统挑战Windows』

【翻訳文】
北京時間2月12日朝のニュースで、海外メディアの報道によると、マイクロソフトのWindows OS に対抗するため、キューバ政府は今週独自のLinux OsであるNovaをリリースしたとのことだ。

現在のところ、キューバのコンピュータは大部分においてWindows OSで運用されている。キューバ政府はこの独占状態を打破したいと考え、今週開催された”技術的主権”の大会上で、キューバはNova OS をリリースした。

Windowsシステムは米国のマイクロソフトによって開発されているため、キューバ政府はWindowsを潜在的脅威ととらえているが、なぜなら米国のセキュリティ部門は容易にWindowsのコードを入手できるからだ。

その他として、米国はキューバに対しずっと貿易封鎖を実施しており、キューバはマイクロソフト製品とアップグレードを合法的に入手するのが困難なためでもある。


【書評】
キューバ政府がLinuxを独自開発しているとのことである。先日投稿したロシアに続いての動きである(関連記事)。国をあげてマイクロソフトを避けLinux/オープンソースに取り組みだす事情はコスト面以外でも様々なようだが、ソースがオープンで改変・(再)配布などに自由が利くオープンソースならではであろう。

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大手ITプロバイダーランキング 中科レッドフラッグ多くの項目で受賞

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『大型IT提供商排行 中科红旗获多项殊荣』

【翻訳文】
最近、83社が名を連ねる超大型中国ITプロバイダー総合指数ランキングの中で、中科レッドフラッグは全ての4項目の調査ランキングの中でトップ10へと躍進した。83社の超大型中国ITプロバイダーコストパフォーマンスの中で、中科レッドフラッグは95.67の指数を出し第1位にランキングされ、各種各業界のビジネスユーザーに広く知られるところとなった。

今回のランキングは国内のある著名サイトで行われ、30年にわたる改革開放を契機に、日進月歩な科学技術の発展と同時に中国の各種企業のなかで応用されてきた。現在の情報化された21世紀において、各中小企業の生存, 成長のために情報化が必要なだけでなく、中国の超大型国営企業にとってもインターネットの勢い, 広大な企業システムを完璧に管理するための情報化が更に必要で、情報化への迅速な転換モデルは企業の現代化にとても意義のあるものだ。

調査は”83社の超大型中国ITプロバイダー総合指数トータルランキング”, ”83社の超大型中国ITプロバイダーコストパフォーマンスランキング”, ”83社の超大型中国ITプロバイダー顧客満足度ランキング”, ”83社の超大型中国ITプロバイダー実行力ランキング”の4つに分類され、IBM, インテル, マイクロソフト, 華為, シスコなど国内外で著名なITプロバイダーが含まれている。

現在のところ、中国の情報化は急速に発展しており、Linuxは国家の情報化の過程の中でますます重要な役割を果たしている。中国政府は”第11次5ヶ年”計画の中、中国はLinux OS およびそのアプリケーションなどオープンソースの研究開発に多大な力をいれてきた。IDCのレポートによると、Linuxの中国における発展は高成長の勢いを維持しているとのことだ。

同時に調査では、2008年の世界的な金融混乱の影響下、中国の大手国有企業は企業経営において更なる費用対効果, 柔軟なアプローチを取るべきであり、経済環境が激しく変動する劣悪な条件の中、柔軟に迅速に対応措置をとらねばならない。

中国Linuxソフトウェア市場でNo.1およびLinuxのブランド認知度がもっとも高いベンダーとして、レッドフラッグLinuxは中国内情報化の選択肢として初めに選ばれる存在である。レッドフラッグソフトウェアのユーザーは政府, 電信, 金融, 保険, 郵政, 交通, 運輸, エネルギー, 物流, メディア, 製造, 教育など各業界に分布されている。レッドフラッグ発展の道を検証してみる : 安定し安全で使いやすい製品をユーザーにもたらし、業務の中に潜むサービスの模索を通して、ユーザーが更に企業価値を高めることを支援する。


【書評】
ランキングの詳細はこちらをご参照いただければと思う(参考資料)。Linux/オープンソース系としてはその他、総合誌数で12位にレッドハット中国が、34位に上海中標軟件がランキングされている。肩を並べている企業は有数な企業ばかりで、その中にLinux/オープンソース系の企業が入ってきている、また上位の企業の中でもLinux/オープンソースに積極的に取り組んでいる企業もいるので、それだけ人々の間で受け入れられていると言う証でもあるだろう。
また、その中でキヤノン(佳能)中国が8位にランキングされていたり、上位に日系企業が散見されるのも喜ばしいことである。

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専門家による2009年Linux十大予測

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『2009年专家笔下的Linux十大预言』

【翻訳文】
報道によると、業界の権威や企業の幹部は2009年の経済見通しについて悲観的な態度であるとのことだ。新しい大統領のオバマ氏も2009年は楽な1年ではないと語っており、我々も2009年を平穏に過ごしたいという過度な望みを持っており、2010年の回復に期待している。しかし、フリー&オープンソースソフトウェア(FOSS)に話しを移したとき、ITの精鋭たちの気持ちはより良いものになる。彼らが関心を持っていることは間違いなくオープンソース企業のチャンスとフリーソフトウェアの発展であり、専門家は皆FOSSが強固な基盤を築き、現在の厳しい経済状況の中でも利益を享受できると考えている。

LinuxファウンデーションのエグゼクティブディレクターJim Zemlin氏は、Linuxとオープンソースの生態系は主要な競争相手のWindowsと比較して、いかなる市場においても克服できない優位点を持っている – 経済の衰退時はこの優位性はさらに強くなると考えている。ノートパソコンで最低価格を求める場合 – 既成のFOSSソフトウェアは一銭も払わないということができる。それらはパッケージングと配備が都度可能だが、Windowsではこの方式はできない。

専門家の予測によると、2009年のLinux市場の予測は以下のとおりとされている。

1.“大魚”が”小魚”を食べる
現在の経済環境下では、小規模企業の業務継続は難しく、これは大企業が革新的な製品やサービスをもつ小規模企業を買収する機会を与える。当然、これらの取引により、多くのオープンソース関連の大富豪が生まれる。

2.オープンソースガジェット(Gadget)
2009年Linuxベースのガジェットは至る所に存在し、電話から家電製品、天気予報ビューワーにいたるまで、その影が見られるであろう。これらは独創的なガジェットで満たされ人々の大きな関心を引き起こし、その価格も大幅に下落する見通しだ。

3.仮想化
2008年仮想化がユーザーに正式に受け入れられたことに伴い、周辺のアプリケーションの普及が始まり、2009年は仮想化が飛躍的な成長を遂げると予測している。VMwareとマイクロソフトをの他、Linuxで動作する仮想化アプリケーションは2009年も大いに受け入れられ、その中には仮想デバイス, 仮想サービス, ホスティングソリューションなどが含まれる。毎週ごとに新製品, 新サービス, 新会社の誕生が見られることだろう。

4.デスクトップLinuxの革新
結局のところ、Linuxがデスクトップで広く受け入れられるのが難しい原因は2つあり、1つは使いやすさで、2つめはグラフィカルインターフェースと操作性の慣れである。2009年、我々はさらに素晴らしいLinuxカーネルのOS の誕生を見ることができ、その華麗さと使いやすさは、Windows 7と比べても遜色ないであろう。

5.Linuxは真のポータブルサーバーの誕生を促す
我々は真のポータブルサーバーとポータブルサービスを見ることができるだろう。オープンソースの中でもLinuxは柔軟性に特徴を持っているので、これにより、ユーザーはいかなる時でもいかなる場所でも誰でもサービスを提供可能になる。

6.Linux組込システム
組込分野には、来年大きな革新が期待できる。既にメーカーはLinux組込システムを電子レンジ,スプリンクラー, 機械の使用人などに応用しようとしており、明らかにLinuxオープンソース標準がこれらの組込ソリューションに更に適用されていくであろう。

7.ゲーム端末
2009年、少なくとも1社の主要ゲーム端末生産メーカーはLinuxをそれらのOS として採用し、ユーザーに向けて革新的なゲーム端末を提供するであろう。

8.ホームオートメーション
新しい住居はグリーンエネルギー, 環境保護材料だけを追求するのではなく、生活を高めるための更に多くの家電機器が必要である ; これらの家電機器と技術は多くの部分でLinuxと関連し、例えば上記のようなLinuxシステムの電子レンジまたは冷蔵庫などがあげられる。

9.自動車業界
経済危機に直面し、自動車会社は予算削減と減給の必要があると同時に、革新的な技術を採用する必要もある。プラグイン可能なプログラム可能なモジュールを備えたLinux車両制御センターが機運に乗じて誕生し、もし思いがけないことが起こらなければ、我々はグリーンエネルギーとLinuxを利用した新しい自動車会社の出現をみることができるだろう。

10.クラウドコンピューティング
400億米ドルのクラウドコンピューティングの市場機会があるなか、クラウドコンピューティングにとって2009年は重要な一年になる。Linuxを採用したクラウドベンダーはその他OS を利用した競争相手を打ち負かし、そのためそれらはコスト面で優位性があるだけでなく、主要な仮想化ベンダーは皆Linuxを利用して彼らの仮想プラットフォームを実現している(VMwareとXen)。クラウドベンダーは安く, 利用しやすく成熟した技術を使っているが、それは言い換えればLinuxのことだ。


【書評】
1,3,4,6,10などは通常多く語られているトピックであるのと同時に先日の記事とかぶる部分でもある(参照記事)が、7, 8などは確かに2009年加速していくであろう。8番の家電へのLinux組込は既に先日紹介したCE Linux Forum(関連リンク)などの取り組みもあり様々な家電に活用されているが、ここでは外出先などからIPv6技術と組み合わせたリモート家電なども指しているのではないかと推測する。筆者は長年、LinuxがLinuxとして意識されないで利用されていくのが本当の普及と言いつづけていたが、2009年はそれが現実化していきそうである。

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スペイン電信5大キャリアと組みLinux携帯電話を販売開始

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『西班牙电信联手五大运营商今年开售Linux手机』

【翻訳文】
海外メディアの報道によると、世界最大手のキャリアの1つであるスペイン電信が今週LinuxファウンデーションのLimoに参加し、あわせて今年5大キャリア共同でLinuxソフトウェアを使用したスマートフォンを販売することで合意した、とのことだ。

ボーダフォン, Orange, 日本のNTT Docomo, 韓国のSKテレコム, 米国のVerisonとの共同声明の中で、でもLimoを採用したスマートフォン携帯電話を出荷することを発表していた。

市場分析機関CCS Insightのジェフ・ブライベイは次のように語る : “多くのキャリアが今年携帯電話を出荷するので、我々は2010年にLimoが実質的な発展を遂げられると予測している”

携帯電話のソフトウェアプラットフォーム市場は長年ノキアのSymbian OS が支配していたが、去年Symbianの市場シェアの多くはアップルとRIMに流れた。

今までのところは、コンピュータOS のLinuxは携帯電話市場においては成功をおさめていないが、LimoプラットフォームとGoogleがLinuxを採用して作ったAndroidプラットフォームの出現によって、Linuxの役目は日に日に重要になっている。

CCSのブライベイは次のように語る : ”Androidプラットフォームはキャリアと生産ベンダーの強力な支持を得た。Limoは独立したサービスを獲得したくプラットフォームに中立的な多くのキャリアにとっては、依然として長期的に大いに注目していく対象である。

ボーダフォンとその他キャリアは皆OSの数はサポートコストが削減するため、少なければ少ないほど良いと思っている。

Linuxはもっとも人気がある無料のオープンソースコンピュータOS で、誰もが利用,改変,共有ができるようにしている。


【書評】
スペインの通信キャリアがLinux携帯、スマートフォンを出すという発表である。注目すべきはAndroidではなくLimoを採用している所だ。Limoは記事にも出ているNTTドコモなど6社によって設立され、現在一般会員含めると30社以上の通信系企業、Linux組み込みベンダーなどが参加している(関連サイト)。Androidプラットフォームに脚光があびるなか、今回のスペイン電信の採用がどう影響し、発展を促していくのか注視していきたい。

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VMware はオープンソース時代に向けてView Open Clientを推進

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『VMware转向开源时代将推View Open Client』

【翻訳文】
VMwareはオープンソースデスクトップ仮想化ソフトウェアVMware ViewOpenClientをリリースし、ビジネスパートナーに個人のデスクトップ仮想化をシンクライアントに最適化させる予定である。

VMware ViewOpenClientは、今週月曜日の晩にGoogle Codeでダウンロード提供され、VMwareにデスクトップ仮想化とオープンソース業界における市場戦略で有利な状況を提供した。VMwareCEOPaulMaritz氏は、VMwareは去年の9月からオープンソースのESXhypervisorに力を入れ始めており、主力製品になっているので、オープンソース仮想化に対するVMware社の重要視の程度が見て取れであろうと語った。

このニュースはデスクトップ仮想化市場の急成長を物語るには足るものだが、Gartnerの調査報告書では、2013年までには、5000万人ものユーザーがデスクトップ仮想化製品を購入するので、市場の見通しは極めて明るいと、指摘していた。

VMWare 副社長兼デスクトップ事業部ゼネラルマネージャのJocelyn Goldfein氏は次のように話す : ”我々はVMware ViewOpenClientのソースコードをオープンソースにすべく尽力し、さらに多くのパートナーが顧客ニーズに基づいて製品を最適化しやすくなり、さらに多くの整備されたデスクトップ仮想化ソリューションが新たに出てくることになる。同時にオープンソースにすることによって最大限の利用促進を図れ、いかなる時もいかなる製品上でも、ユーザーはさらに安全にさらに有効的にこの製品を使用することができる。”オープンソース版のソフトウェアと商用版VMWare Viewは相互補完し、さらに多くのパートナーがシンクライアントと関連製品を最適化できるようになる。

VMware ViewOpenClient はlinuxのシステムデバイスを使用してWindowsシステムとのコンビネーション利用を良いものにするが、公式サイトの説明情報によると、Windowsデスクトップのシステムデバイスに基づいたものもVMware商用版の仮想化管理に基づいたものでなければならないとのことだ。

現在の初期段階ではVMware View Open Client は多くの種類のデスクトップ管理をサポートしておらず、VMware VirtualDesktopManager (VDM) 2.0/2.1とVMware View Manager 3.0を組み合わせて利用しなければならない。


【書評】
VMware ViewOpenClientをオープンソースで提供すると言う。記事に書かれているとおり、Google Codeにてダウンロード可能なようだ(関連サイト)。同サイトを見ている限りはVMware ViewOpenClientリモートデスクトップ仮想化ソフトウェアで、シンクライアントとの利用に強みを持つらしい。もともと、仮想化ソフトウェアはシンクライアントとの愛称が良いが、VMware ViewOpenClientで今後、その流れが一層加速していきそうである。

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中標普華Linuxサーバーはエンタープライズクラスのアプリケーションにフォーカス

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『中标普华Linux服务器专注企业级应用 』

【翻訳文】
オープンソースソフトウェアはソフトウェアのトレンドの一つで、Linuxはオープンソースソフトウェアの重要な一員として、近年多大な発展をとげた。IDCの統計データによると、世界のLinuxビジネスは毎年25.9%の速度で成長している。Linuxのいくつかの主要アプリケーション分野 -- サーバー, デスクトップ, 組み込み式アプリケーション、サーバーアプリケーションは最も成熟していて最も広範な分野である。

現在のサーバーOS市場にはUnix, Linux, Windowsの3つが主であり、その中でLinuxは廉価な価格体系, より良いハードウェア適正, 豊富なサーバーソフトウェア, 入手のしやすさなどで多くのユーザーに受け入れられており、特にローエンドユーザーに広く受け入れられている。しかし、客観的に見て、Linuxのエンタープライズクラスのアプリケーション、特に金融, 電信などのアプリケーションでは、ユーザーのニーズとまだある程度のギャップがある。

まず、情報技術の普及, 豊富になったアプリケーション, 情報量の激増にともなって、エンタープライズクラスのアプリケーションはサーバーの性能に、安定性, セキュリティ, 拡張性, システム効率など含めだんだんと高くなっている。例えば金融業界の証券業務は、リアルタイムシステム, ノンストップの証券取引サービスを提供しており、顧客の取引要求に迅速に対応し、たとえ1分間の中断あるいは遅延でも、何千万もの損失を生み出すかも知れず、そのためにシステムの安定性と処理能力には非常に高い要求が出される。

第二に、エンタープライズクラスのユーザーは往々にして比較的早い時期に情報化を実現しており、既に相当数のソフトウェア, ハードウェアの累積があり、Linuxシステムを採用するときに、どのように現有資産を保持していくかが問題になる。これはLinuxシステムのソフトウェア, ハードウェアにより一層の互換性とデータ整合能力を要求する。

第三に、情報化が深くなるに伴い、大規模, 超大規模なアプリケーションが絶えず出てきて、一方で情報データはだんどんと集中して行き、中心となるサーバーは高い効率と安定した運用が要求される ; その一方で、業務端末はだんだんと分散していき、日々のシステム維持と管理に費やすコストはだんだん高くなり、これはシステムに配置, 管理, 維持の面で自動化と自発的な管理システムを実現し、システムに存在しうる危険性に早期に事前警告と修復を適用し、システム運用の安定性を高め、全体の維持コストは削減することを要求する。

そのため、いかにエンタープライズクラスのアプリケーションに大規模データ, 大規模計算, 大容量通信および安全なやり取りのニーズを適用し、高性能, 高可用性, 容易な管理, セキュリティ性, オープンなコンピューティング環境を提供することは、将来のサーバーOS の主要な研究内容である。

中標普華エンタープライズサーバー3.0は上海中標軟件社が提供している最新のサーバー製品で、それはエンタープライズクラスのキーとなるアプリケーション向けで、中標軟件の以前の製品の多くの優位性を同時に継承しており、全体的にシステムの各種機能を向上させており、且つ多くの実用的な機能が入っており、ユーザーがビジネスクリティカルなアプリケーションを導入するのに理想の選択肢だ。


安全, 安定かつ信頼性の高いシステムプラットフォーム

中標普華エンタープライズサーバーは堅実なシステム拡張機能を備えており、大規模ソフトウェアをインストールするときに必須な各種サポート環境を提供している ; 24×7全天候型の作業をサポートし、性能, 安定性の面ではビジネスクリティカルにおける厳格な要求に充分に適任している ; 更に高いセキュリティを提供し、効果的にハッカーからの攻撃を防げる。

秀逸なソフトウェア互換性 : 市場で主流な商用ソフトウェアがつくる大量な最適化作業に的を絞り、データベースアプリケーションの性能を大幅に向上し、且つSybase, Oracle, IBM, Beaなどのベンダーの認証テストを通っている。

データベースインストール補助ツール : グラフィカルなインストール補助ツールは各主流なデータベースのインストール前の準備作業をステップバイステップでユーザーの助けとなる。

データベース監視・管理ツール : DBASとデータベースソフトウェアの開発者が使用するデータベースのツールを提供する。


仮想化技術

中標普華エンタープライズサーバーはXen仮想化ツールの提供およびサポートをしており、Intel* Vt技術を全面的にサポートしている。仮想化技術を通して、ユーザーは複数の業務を単一のサーバー上に統合、あるいは単一の業務を複数のサーバーに分散でき、アプリケーションの継続運用ならびに故障率の低下を保証し、データセンターシステムの柔軟性とハードウェア利用率を大幅に増加させられることによって、企業投資を節約するのを支援する。

《参照イメージ図》


アクティブ健康管理スイート

中標普華エンタープライズサーバーは強大なシステム性能向上のために信頼性分析, 維持ツールを提供しており、効果的にユーザーがシステムの運用とセキュリティの状況を監視するのに役立ち、システムに問題が発生したとき故障箇所を迅速に特定する。

リアルタイムモニタ : システム管理ツール(system-monitor)はITスタッフがCPU, ディスク, ネットワーク, メモリーリソースのプロセスがどれくらいリソースを使用しているかがリアルタイムで監視できるようにする。それは段階別のパフォーマンスレポートを生成でき、ITスタッフのシステムパフォーマンスの分析に役立ち、信頼性の低下が引き起こすOS クラッシュ, アプリケーションソフトウェアのクラッシュ, 起動失敗, ハードウェアの故障などの状況を識別可能である。

システム健康状態の収集 : このツールを使ってユーザーは定期的に165ヶ所の健康状態のシステム測定情報を収集可能で、健康データのスナップショットを構築できる。ユーザーはこれらのデータを技術サポートチームに送信可能で、システムに潜む問題点を早期発見可能になり、システムの危険性を排除するのに役立つ。

ログ分析 : このツールで、ユーザーは容易にシステムのログを読むことができる ; 必要に応じてシステムログファイルを監視、分析可能である ; ログのなかで異常な情報を速やかに特定できる。

《参照イメージ図 》


高可用性と負荷分散パッケージ

中標普華エンタープライズサーバーは高可用性と負荷分散のパッケージを提供しており、24×7のノンストップサービスを提供可能で、各種高負荷, ハイパフォーマンス, 高可用性が求められる複雑な環境のエンタープライズアプリケーションに適用でき、ユーザーは簡単にエンタープライズレベルのキーアプリケーションを導入でき、且つ効果的なコスト削減を得られる。

今後は、エンタープライズクラスのアプリケーションはLinux発展の重要な方向性になり、いかに高い効率、セキュリティ性をアプリケーションのサーバー製品に提供するかが各Linuxベンダーの重要な研究内容である。中標普華エンタープライズサーバーは積極的な技術革新を通じ、絶え間なくエンタープライズクラスのユーザーニーズに応える新しい機能を創出し、Linuxシステムをエンタープライズクラスのアプリケーション市場で巨大な推進作用になるようにしていく。


【書評】
エンタープライズへのLinux適用は既に始まっている。日本でも多くの銀行でLinuxが使われている(参考記事1参考記事2)。通信系では更に一歩進んで、通信キャリア系で求められる性能をLinuxへ適用すべくCarrier Grade Linux と言う取り組みで実際の通信業界に携わる企業たちが議論をし、企画を行っていっている(参照サイト)。中国においても携帯電話の3Gライセンスが大手3社に発給され、2009年3Gのための設備投資は1,500億元(≒2兆円)の設備投資が行われる予定との事である(参考記事)。Carrier Grade Linuxなどはチャンスかもしれない。

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カナダ政府オープンソースソフトウェアへ投げかけ 大衆にフィードバックを求める

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『加拿大政府投向开源软件 寻求公众反馈』

【翻訳文】
カナダ政府はまさに自己の出費の節約に努力をしており、目をオープンソースソフトウェアに向けている。同政府は数日前オープンソースソフトウェアに関する公式入札情報を発表し、この計画が完成するよう大衆にフィードバックとアドバイスを求めた。この行いでカナダ政府のIT インフラに無料ソフトウェアとオープンソースソフトウェアを導入していくプロローグが幕を開けた。

現在同政府はここ10年来初の財政赤字を穴埋めするため政府の支出を節約し、経済状況を回復させるため努力している。この入札情報の中で明確に、支出の節約は最重要な目標であり、彼らは長期的にフリーソフトウェアとオープンソースソフトウェアを含めた、”費用のかからないソフトウェア”を採用していくことを表明した。

同政府はデスクトップパソコンとサーバーに、OS, オフィススイートと自動化システムを含め無料ソフトウェアを探し求めていくということである。


【書評】
カナダ政府も財政赤字にともないソフトウェアを無償もしくはオープンソースを導入していくということである。カナダはもともとLinux資格の雄、LPIが本部を置く国でLinux, オープンソースとも関わりが深いし、プロプライエタリーなソフトを規制を無視し調達したとしてオープンソース団体が意義を申し立てると言うことなども起きている(関連記事)。
世界的な経済不況が猛威をふるう中でも、IT 投資を中断するわけにもいかない状況もあるだろう。オープンソースは今や数多くのソリューション選択肢を提供しているので、プロプライエタリーなソフトからの移行、優先導入などは今後も増えていくであろう。

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NOVELL SUSE 事例 : サーバーの蔓延を制御

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『Novell SUSE案例:控制服务器的蔓延势头』

【翻訳文】
コストを削減し, 柔軟性を向上させ, 管理を簡素化し且つ信頼性の高い動作を確保できるXen仮想化技術の使用方法を見てみよう。サーバー統合, オンデマンドコンピューティング, 高可用性コンピューティングとリソース・サービス品質の管理(QoS)の分野におけるXenの利用方法を紹介していきたい。


サーバーの蔓延を制御

一般的に普通の企業は複数のサーバーを保有している。全てのサーバーは単一のアプリケーションを実行していて、そのCPU利用率は平均5%から40%程度である。サーバーは安いが、値打ちはない。機器あるいはブレードサーバーは高価なスペースを占有してしまい、それらは電源と冷却を必要とし電気代はだんだんと高くなっていく。

企業の規模の大小によって、大量のIT スタッフを雇用することがこれら全てのサーバーを管理できる唯一の方法だ。もしこれらの状況に頻繁に聞いているのだとしたら、それらは非効率であることを知っておくべきだ。現在、より高いコンピューティング能力が必要だが、さらに多くのサーバーを容認できる方法はない。


ソリューション

SUSE Linux Enterprise Server 10とXen仮想化ソフトウェアは一台のサーバー上で複数の仮想マシンを運用することが可能だ。それぞれの仮想マシンは1つのOS インスタンスとアプリケーションに含められる。この構成だと以前未使用であったコンピューティング能力を充分に活用可能で、CPU利用率を80%以上に高められる。

仮想化にした結果、企業の各サーバーの作業効率は2から8倍にあがる。古いサーバーを廃棄処分にして、サーバーのインストールの数を減らすことができるので、管理者は自分の技術を充分にアピールでき、効率的な作業が可能なので、サーバー数の蔓延を抑制する方法を考えなくて良くなる。その他、電気代を安くできるのと占有面積を減らせるので、企業は大量な資金を節約できる - 且つ重要なビジネスプロセスへの投資も節約できる。


必要なコンポーネント

Xen 3.0をSUSE Linux Enterprise Server 10にインストールする際の重要な説明 - 大量のサーバーの変わりに大量の仮想マシンを利用しないように、ご注意を。SUSE Linux Enterprise Server 10にはYaSTと言うインストール・システム管理ツールが含まれており、こちらで、仮想マシンを構築でき、種類などと同様にそれらをコピーでき、ZENworks Linux Managementを利用してそれらを配布可能だ。Novellと業界パートナーは多くの高パフォーマンスの仮想マシンを監視と管理するツールを提供している。


【書評】
仮想化は現在の中国オープンソース業界でもホットな話題である。Xenはケンブリッジ大学の研究プロジェクトからその関係者が会社としてXenSource Incを興し、Citrix社に買収され現在に至っている。現在、仮想化においてはVMware、Sun xVM Serverなどがあるが、VMwareは2年前に既に中国市場を強化することを表明しており(参考記事)、協業パートナーも多い。仮想化=>電力消費の低減=>環境重視(ECO)というのがマーケティングメッセージであるが、中国でも環境問題への関心が高いため、今後も取り組みが活発化していくだろう。

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Linux/オープンソース 2009年10大予測

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『2009年Linux和开源软件的10大预测』

【翻訳文】
下記にて2009年のLinux OS とオープンソースの発展動向についての予測を書いていきたいと思う。

1.Androidは大いなる異彩を放つ
2009年はAndroidにとってマイルストーンの1年となり、AppleとiPhoneはAndroidの強烈なプレッシャーを感じ、2009年、モバイルシステム分野はAndroidの強烈な勢いの”加盟”によりさらに熾烈になっていくであろう。現在のところは、T-Mobile G1がAndroidを採用しているだけだが。
しかし、Motorola Android phone, Asus Eee Phone, OpenMoko GTA02, LG Android phoneは既に発売を待つばかりであるが、それらはAndroidをOS として採用する。噂では、これらのAndroid携帯電話は2009年に市場に出てくるそうだ。私は、これはiPhoneに対して少なからぬ衝撃を与えると確信しているので、期待して待っていたい。

考えてみると、iPhoneのような携帯電話が採用しているのがオープンソースのOS だとしたら、これはある意味如何なる人も皆その上で開発を行うことができる。あなたはApple Storeのために頭を痛める必要はなくなり、ある人がキラーアプリケーションを開発しているか否かも心配する必要がなくなる。実際、Android OS 自身はオープンなものなので、仮にどんな問題が発生したとしても、どんな問題も迅速に解決されることを意味している。2009年、”iPhoneが唯一のスマートフォン”と言う考えは終わりを迎える。

2.GNOME V.S. KDE
私としては、2009年にGNOME は最終的にKDE を超越し、もっとも良いLinuxデスクトップになると思っている。長い間、KDE 3.xの存在のため、GNOMEはずっと抑圧された存在であった---ことは間違いない。KDE 3.xは確実に良いLinuxデスクトップであった。KDE 3.xはLinuxデスクトップが持つべき秀逸な機能を有している : ユーザーフレンドリーで, 安定性があり, 柔軟性があり, 目にやさしいなどだ。GNOMEはずっとKDEを追いかけてきたが、成功していない。しかし、これはKDE 4の登場により変化している。

これはKDE 4が大変ひどいと言う理由だけではなく、同様にひどかったGNOMEの状況が少し良くなったこともある。実際、GNOME 2.24は非常に良い。現在のGNOMEはKDE 3.xが当時もっていた比類無い安定性を備えていて、既にLinuxデスクトップOS の分野において足場がしっかりしている。KDE 4は明らかにユーザーに受け入れられておらず、だんだんと多くのユーザーがKDEの利用を断念しGNOMEに乗り換え始めている。そういう意味では、2009年は確実に困難な年となるだろう。

3.Linuxプレインストールはますます激化
もともとからのデバイス製造メーカーがLinuxプレインストールを開始してから、このムーブメントは繰り返えされている。しかし、HPが自社のコンシューマー向けパソコンにLinux OS をプレインストールすると発表にともなって、オープンソースに春がやってくることを予兆されていた。さらに日増しに上昇していくNetbookの販売状況は、Linuxプレインストールパソコンの販売状況を改善し始め、その改善は2009年も継続している。今回、ウォールマートで何も知らない消費者にプレインストールマシンが販売されているような線香花火のようなものではなく、消費者はLinuxプレインストールのNetbookを明確な目的と原因を持って購入している。Canonical(Ubuntuの開発者であり支持者)はAMDと手を組んで、ARMプロセッサに最適なUbuntu OSを出していくことを期待している。

4.Brtfsファイルシステムの最初のバージョンがリリースされる
Brtfsは新しいファイルシステムで、フォールトトレラント処理, 修復, 管理に重きがおかれている。このファイルシステムはLinux OS が備えていない機能を提供している : 大規模企業における機能の拡張。Brtfsの最初の正式版は2009年にリリースされる見込みで、これは、今年の末までには配布されているLinuxが大規模, エンタープライズレベルのカーネルを装備可能なことを意味している。これは間違いなくLinux分野における特大のニュースであり、それは企業におけるLinux普及の最大の障害を取り除く。

5.OpenGL が大幅にオープンソース分野に入り込む
2008年、チップメーカーのNVIDIA社はオープンソースのOpenGL 3.0ドライバを発表した。私は、その他チップベンダーも追随していくものと思っている。この動きはOpenGLを最終的に完全にLinuxコミュニティに入り込ませ、プロプライエタリとオープンソースの2種類が含まれる。同時に、私はCompiz-Fusionのような3Dデスクトップのインストールがさらに容易になると類推している。あなたはCompiz-Fusionが箱を明け利用されているのを想像できるだろうか?最も重要なことは、Linuxと最新のビデオ技術OpenGL 3.0は非常に相性が良いということだ。その上、GEM(グラッフィック実行マネージャ)とKMS(カーネルモードの設定)を利用して、OpenGL 3.0ビデオサブシステムをカーネルレベルに移動できる。

6.クラウドコンピューティングはLinux分野で最大の力を発揮
もしこの予測が最終的に実現された場合、Linux分野における2009年の一大イベントとなるだろう。もしクラウドコンピューティング今年最終的に足場を固め実質的な進展を上げられれば、Linuxは極めて重要な先導役となるだろう。間違いないのはサーバーサイドでもクライアントサイドでも、Linuxは既にクラウド環境における安定した必須ツールを備えている。この方面では、常にLinuxはマイクロソフトをリードしてきた。クラウドが真の大いなる発展を遂げ”ハリケーン”となるなら----メディアはそのように予測している、Linuxも同様に多くのメリットを享受する。雲の嵐は既に到来していて、この様な話しをするのは少し躊躇われるのだが、アマゾンが開発したテスト版のLinuxクラウドを見てもらえば私が説明したことを理解いただけると思う。

7.OpenOffice 3はさらに多くの市場シェアを取るだろう
2009年、我々はだんだんと多くのユーザーがオープンソースオフィスソフトウェアのOpenOffice 3を利用しだしているのを見かけ、マイクロソフトOfficeの位置づけは危険極まりないものになった。OpenOffice 3は一連の新機能を提供しており、企業ユーザーに非常に適している。しかし、これは普及した真の原因ではない。世界経済の継続した低迷により、企業ユーザーはコストを低く抑える努力をしている。その中で迅速且つ痛みを伴わずコスト削減できる方法はオフィススイートである。典型的なエンドユーザーはマイクロソフトOfficeとOpenOfficeを特別に区別していないため、OpenOfficeは火のごとく迅速に蔓延していった。OpenOfficeをユーザーが利用するのを妨げている問題点はその知名度である。しかし人々が無料の製品がマイクロソフトOfficeの代替となるとわかった時、OpenOfficeはしだいに佳境に入っていくだろう。

8.Enlightenmentデスクトップの安定版E17まもなく登場
私は、2009年にEnlightenmentデスクトップの安定版E17がまもなく登場すると考えている。もしあなたがEnlightenmentウィンドウマネージャの忠実な追随者なら、きっとE16がずっとデフォルトの役割を担ってきたことをしっているはずで、E17はずっと不安定であった。2009年、我々はE17の安定版が登場すると見込んでいる。しかし、私はそのせいでE16が無くならないことを希望している。E16バージョンのEnlightenmentは最も良いものであった。したがって、私は2009年にE17の安定版が出ても、私は依然としてE16あたりを使いたい。

9.Ubuntuは企業とデスクトップに同時に進軍
2009年、私はUbuntuに2大イベントがあると予測している。第一に、Ubuntuのサーバー版が企業に入り込んで行き、有望なソリューションとして最終的に企業のサーバーニーズを満足させられる。第二に、Ubuntu 9.04(Jaunty Jackalope)が主要なデスクトップ分野に入り込み、ユーザーフレンドリなLinux OS が事実上の標準となる。Ubuntuは現在既に非常に多くのユーザーを有している。Ubuntu 9.0.4はUbuntuを最も良いLinuxデスクトップにし、ならびにハードウェアサポートが最も良いLinuxである。EXA加速技術を採用したため、UbuntuのATIビデオカードに対するサポートは大幅に改善され、無線とBluetooth技術は省電力機能を提供している。Ubuntu 9.0.4はLinuxがデスクトップシステムに進軍していくための巨大な推進作用を提供している。

10.FirefoxはIEを打ち負かし、ブラウザの新たな覇者となる
これは明白なことである。2009年に、Firefoxは最終的にInternet Explorerの手中から成功を奪い取る。Firefoxはこの日を長い間待っており、Internet Explorerが2008年に直面した問題はFirefoxのメリットをはっきりと表した。私はこの一件で、Firefoxの普及率は飛躍的な成長を遂げたと思っている。Firefoxはまもなくマイクロソフトの手中から大部分の市場シェアを奪う。しかし今年の年末までに、Googleは皆が待ち望んでいる最新版のChromeを出すが、その時FirefoxとInternet Explorerの市場シェアはどちらも大きな衝撃を受けるかもしれない。ブラウザ戦争はさらに激しくなる。

全体的に言えば、2009年は、Linuxとオープンソースの前途は明るい。どう思うだろうか?2009年はLinuxにとって輝かしい一年となるだろうか?注視していきましょう。


【書評】
本記事はTechRepublicと言うWebサイトにJack Wallen氏が投稿した文書らしい。(参考サイト)。氏はRed Hat 4.2の頃からのTechRepublicに投稿しているとのことなので、その経験は10年以上に登る。なるほど、目新しさはないが、理にかなっている予測である。文中にいくつか出てきたLinuxデスクトップに関しては2006年頃から”今年はLinuxデスクトップの年”といわれ続けてきたが、Netbookの好調な販売状況, Vistaの不振, コスト削減要求, 充実したアプリの充実などで2009年こそは大躍進を遂げそうである。Androidなどの組込みを含めデスクトップ方面の進化、飛躍は楽しみである。

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“経済の厳冬”の中最もやりくりの旨いIT 会社

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『“经济寒冬”下最会过日子的IT公司 』

【翻訳文】
金融危機の勢いはすさまじく、IT 業界から泣き叫ぶ声が聞こえている。財務報告の燦々たる数字はCEOたちを戦々恐々とさせ、寒さが身にしみている。IT 企業は続々と冬の間に”スロットル”をいれ、賃金引下げ, リストラなどの方法で企業規模の縮小を開始し、この長い厳冬を辛抱してすごすであろう。

金融不安で、キャッシュフローが王となり、キャッシュフローに問題がある会社は煽りをくっている。IT ベンダーが”米のない中で炊く”状況に苦しんでいる中、オープンソースベンダーのRed Hatはなかなか潤っている。現在のRed Hatの財務状況は良好で、既に全ての債務を返済し、なおかつキャッシュフローは8億米ドルにものぼり、現金の最も良い10社の1つと評価された。Red Hatの財務は十分健全であることが証明され、コスト管理, 投資収益の方面も非常に良い。

金融危機の中、現金が満ち溢れているメリットは非常に多く、企業は低価格で問題が発生した企業を買収でき、財務上非常に良い投資利益率が得られ、安定した前提のもとで急速な発展を得られる。Red Hatの市場の流れに逆らった拡張路線はなかなか順調で、08年9月のデスクトップ仮想化ベンダーQumranet買収に続いて、最近Red HatはオープンソースBI ベンダーのJasperSoftにも投資し、その会社の買収に成功した。今回の金融危機で、まさにRed Hatは領域を拡大し、市場開拓の絶好の機会であった。

国際的に著名なIT Webサイト《Channel Insider》は数日前2009年に淘汰あるいは買収される可能性がある12のIT企業を選び出し、その中にはNovell, McAfee, CA, Sunなど著名な技術系企業も含まれている。Channel Insiderは、Novellが買収あるいは売却される可能性は最も高く、マイクロソフトとの協業に関わらず、Red HatなどLinuxベンダーには対抗できないと指摘した。最近《フォーブス誌》はアメリカで成長が最も早い技術企業を25社選出し、結果Googleが第一位の座を獲得し、Red Hatは第11位で、Adobeは25位であった。経済危機の中、著名なIT企業でも日々の荒波は逃れがたい。オープンソースソフトウェアはおよそ2割の成長を遂げたが、すべてのオープンソースベンダーが良い日々を過ごせるわけではなく、Red Hatの実力は一部的であることがわかる。オープンソースベンダーのリーダーとして、Red Hatの良好な日々はちょうど開始される。

IT 企業が冬の道を通っても、オープンソースには、スロットルはない。


【書評】
Red Hatが好調との事である。なるほどRed Hat社が出しているプレスリリースを見てもFY2009Q3の収益は前年同期比22%増の1億6530万ドルであったとのこと(参考記事)。また、取締役会で最大2億5千万ドルを費やし自社の株を買い戻す計画とも言う。一見するとRed Hatが買収される、と言う懸念はなさそうにも見える。ただ、ここのドル箱を放っておけない、または相乗効果を最大限にできるベンダーは数多い。筆者は依然として今年中に動きがあるという考えに変わりはない(参考記事)。

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Androidの見通しは無限 富士通新サービスを推進

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『Android前景无限 富士通将首推新服务 』

【翻訳文】
オープンソースのGoogle Androidシステムが急速に普及し始めているが、製造ベンダーの新たなお気に入りにもなっている。そのため日本人もこのような製品開発の絶好の機会を逃すわけにはいかない。日本富士通は数日前に、このオープンソースシステムプラットフォームを基幹製品にしていきたいという願望を示した。しかし現在この段階では具体的な製品は正式には投入されておらず、Android開発に的を絞ったサービスを立ち上げたが、このプロジェクトがService Build for Androidとなった。

参照 : イメージ図

もちろん、富士通が現在考えているのはAndroidプラットフォームに対する更に一歩踏み込んだサービスプランで、それはコンサルティング, トレーニング, 設計などの支援で、Androidのような無償のプラットフォームを利用して、富士通は(携帯電話だけなく)最終製品を低価格で割安なものにできて、ユーザーもより良いサービスを受けることができるようになる。このような正式な計画から想像できるのは、現在既にマイクロソフトなどのOS にさらに大きなプレッシャーがかかっているということである。


【書評】
日本の富士通(実際には関連会社)が発表したニュースである(参考記事)。中国語化された日本のニュースを翻訳するというのはいささか不思議な感もあるが、日本のニュースが掲載されるというのは知っている限りでは筆者がBlogを始めてからは初つのことである。それだけ、中国でAndroidが注目されている証といえるかもしれない。中国でもすぐにAndroidを軸にしたコンサルティング、カスタマイズサービスなどが立ち上がっていくと思われる。

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インド版OLPCノートパソコン : コストはわずか10米ドル

今回のもとネタはこちら
『印度版OLPC笔记本:成本价仅10美元』

【翻訳文】
多くの人の話しでは、100米ドルのOLPC XO ノートパソコンは十分安いと考えられているが、現在インドの研究開発員が言うには彼らはコストが10米ドルのノートパソコンを研究開発しているとのことで、この10元は大量生産した際のコスト価格で、それだけではなく、来週にはこの10米ドルのノートパソコンがベールを脱ぐ見込みとのことだ。

インドの韋洛爾科学技術大学(Vellore Institute of Technology)の関係者R P Agarwal氏によると、この10米ドルのノートパソコンは2GBのメモリー, 2GBのフラッシュメモリー, Linux OS を装備しているのと、且つWebブラウザと基本的なアプリケーションを動かすことは可能であると語った。

話によると、”この様な要求の場合、このノートパソコンのコストは約20米ドルとなるが、大量生産を行うとコストは10米ドルまで下がる。”とのことだ。しかし現在この開発者たちはいったいどれくらいのサイズの設計になるかを開示しようとしない。その他、インドの韋洛爾科学技術大学の技術者もこの研究プロジェクトがインドの政府関連の財政支援を受けているのか否かを開示しなかった。実際現在は100米ドルのOLPC Xoノートパソコンは世間で知名度があるとは言い難い。そのためこのインドのこの10米ドルノートパソコンの研究プロジェクトは人々をあっと言わせられるか否かはもう少し時間をかけて検証しないといけない。


【書評】
OLPCいわゆる100ドルパソコンの話題である。日本ではあまり馴染みがないが開発途上国の児童などをターゲットにした製品である。100ドルの価格に持っていくまでに紆余曲折している話しは聞いていたが、現在10ドル(少なくとも20ドル)のコストで実現が可能、というのは驚いた。OSを極力最小化し、Web閲覧、メールはWebメール、オフィスなどのデータは共有ファイルサーバーなどと割り切ればフラッシュメモリーが2GB程度であっても実用可能かもしれない。また、ローカルに保存したいというユーザー向けには多少コストをあげてフラッシュメモリーの容量を増やすのも手かもしれない。100ドルパソコンどころか、将来的には50ドルパソコンなどもお目見えするのかもしれない。

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Google Android OS のアプリケーションは既に800個超に

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『谷歌Android操作系统应用程序已超800个』

【翻訳文】
Google AndroidモバイルOS が3ヶ月前にリリースされて以来そのアプリケーション市場は既に成長している。しかし、Appleのアプリケーションストアと比較すると、Google Androidの市場は見劣りしている。

Googleは第4四半期の財務報告電話会議の場で、現在Android市場には800個以上のアプリケーションがあると語った。もしAppleがアップルストアで1.5万個のアプリケーションを有しているというニュースを発表しなかったら、Googleが発表した数字は人々にもっと深い印象を与えたに違いない。この差をつくった主な原因はAppleはアプリケーションに対し手数料を払うのと、iTunes との統合を提供したりiPhone, iPodTouchの流行であろう。

昨年10月にAndroid OS を採用したT-MobileG1携帯電話が登場した際、多くの業界観測筋は開発者がこのプラットフォームに流れていくだろうと予測したが、それはGoogleがこのOS 上でのアプリケーション開発の制限を少なくしたためであった。例えば、AppleはiPhoneの既存の機能をコピーしたようなアプリケーションはは許可しておらず、このためTuneWikiなど音楽プレーヤーのアプリケーションはAppleストアでは許可されていない。Androidは開発者にこのOS に深部までアクセスすることを許可している。Googleは、悪意のあるソフトウェアプログラムはブロックしていると語った。

しかし、Androidアプリケーションの開発は期待通りに早くは立ち上がらなかった。手数料の不足も主要原因であろう。AndroidユーザーはHandangoなどからアプリケーションを購入できるが、Android市場はその他にアプリケーションを販売できる方法が無い。

Appleは既にApple Music Storeを利用して支払いのインフラを確立しており、Appleアプリケーションストアはこのインフラを利用することができる。Googleは、2009年第1四半期にはアプリケーションの販売手数料の方法を提示すると語っている。しかし、現在のところこの方法がクレジットカード, PayPalあるいはその他形式が含まれるのかなどは明らかではない。現在のところ明らかなのはGoogleはアプリケーション販売収入の如何なる費用も受け取らないということだ。AppleはAppleアプリケーションストアでアプリケーション販売の30%の費用を受け取っている。

開発者がAppleに対し関心を持っている原因はAndroid携帯電話の販売量がはるかにiPhoneの販売量に遅れをとっているからだ。Appleは現在既に1500万台以上のiPhone携帯電話を販売しているが、G1携帯電話の販売量はわずか100万台程度だ。iPodTochの販売量が数百万台あることも含めて、Appleストアは現在開発者にとってAndroidと比較して利益がさらに手厚くなる機会を持っている。

しかし、Androidも開発者の関心をすぐに引くことができる、なぜなら各地域の市場ですぐにAndroid OS を採用した携帯電話が出てくるからだ。消費者は少なくともサムスン, モトローラ, ソニーエリクソン, Garminなどから今年にAndroidスマートフォンが出荷されることが期待できる。


【書評】
Google Android向けのアプリケーションが数の上では立ち遅れているらしい。理由は上述の内容含め様々にあるだろうが、未だ未だこの市場は開始されたばかりである、と言うことが一番の原因と思う。本文でもかかれているとおり、Androidは各社に対しオープンスタンスでもあるし搭載携帯、スマートフォンが各社から出荷されるようになれば、その母数も増えるので自然とアプリケーションの数、開発者自身の数も増えていくであろう。@ITなどでも「Google Android用携帯アプリ作成のための基礎知識」という記事を初め、特集が組まれている(参考サイト)ので参照されたい。

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インテルLinuxプラットフォームベースでOS 市場に進軍

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『Intel进军操作系统市场基于linux平台 』

【翻訳】
最近、Intelも自社のOS を出してきた。これはLinuxプラットフォームとコア開発に基づいたNetbookとMIDデバイスなどの小型システム向けで、Moblin 2と呼ばれている。

《 参考リンク : スクリーンショット

現在はアルファ版がリリースされており、それはAtomプラットフォーム上で完璧に動作し、最大の特徴は起動が速く、完璧な機能だが、ハードウェアは限られ、たとえば大規模ゲームのような動作は完全でなく、MoblinはKDE やGNOME の代わりに軽量なXfceを採用しており、インストールにはわずか280MBのスペースで十分で、USBメモリーにもインストールでき、それはまたAcer社のAspire One、Asus社Eee PC、DELL社Inspiron Mini 9などのモデルをサポートする。


【書評】
Intel社がLinuxベースの独自OS を作っているというのは関係者間で囁かれていたことだが、Web上のニュースなどでは初めて発見した。Intelは以前もホワイトボックスハードウェアなどを自社ブランド、OEMなどで出荷していたが、既に撤退している(関連記事1関連記事2)。探した限りではIntelからの正式な上述の発表はないため、独自OS を出す真意はわからないが今後注目していきたい。

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マイクロソフトが初めてApache Licenseを採用しソースコードを公開

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『微软首次采用Apache license发布源代码 』

【翻訳文】
マイクロソフトは先ごろWeb Sandboxのランタイムソースコードを公開したが、これはマイクロソフトが初めてApache 2.0のソース公開ライセンスを採用しているものだ。

このソースコードは主にWebコンテンツの暗号化作業を仮想化するために利用され、最初の公開は2008年10月で、ソフトウェア自身は人々の関心を集めなかったかもしれないが、マイクロソフトが初めてオープンソースライセンスを採用したことに大変意義があり、これはマイクロソフトとオープンソースコミュニティの距離がだんだんと近くなっているという代表例でもあり、相互運用性の促進に力を注ぎだしたのは技術的な相互協力でさえもある。

マイクロソフトはオープンソースライセンスの前は軒並み自己のライセンスを採用していた : マイクロソフトはApache Foundationに対しコードを提供し、新たなプロジェクトを立ち上げてる前は、マイクロソフトパブリックライセンスとマイクロソフトクロスライセンスであった。


【書評】
マイクロソフトがオープンソースライセンスの一部であるApache Licenseを利用して製品を提供し始めたという。これは、4,5年前であれば非常に驚きのニュースであるが、現在の上はGoogle横はオープンソース(Linux)との競争激化を考えれば、時代の流れと取れる。Sunも時代にあわせ、Java、Solarisなどをオープンソース化してきた。今後、マイクロソフトの同様な取り組みも増えていくことであろう。

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Author:熊猫
日本のIT業界に16年の経験、Linuxに代表されるオープンソースの業界には10年の経験を有する。特に日本のオープンソース業界では、その黎明期である2000年前後から、マーケティング,アライアンス職として、ビジネス企画・推進からパートナーとの協業モデルの構築などに従事。
2008年3月からは中国に渡り、オープンソース関連企業上海支社設立に従事。2009年7月からは独立し、中国安徽省馬鞍山市において、オープンソース専門企業の安徽開源軟件有限公司を設立。
現在も中国でLinux/OSS業界における日中の架け橋となるべく公私に渡り奮闘中。

Twitter => http://twitter.com/osschina

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